白鳥沙羅のたわごと(自然に沿って生きていきたい) | ||||||
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1. ┃解毒されない毒 何かをプラスすることで、病気を解決出来ると信じていた私は、思いつく様々なことを試してみました。たとえば、痛みがあれば鎮痛剤。眠れなければ、睡眠剤。湿疹ができれば、ヒスタミン剤やステロイド剤…といった具合に。しかし、症状は悪化することはあっても、よくなることはありませんでした。 もし、今ある症状の原因が、毒だとしたら…その毒を出すことが一番の治療であるはずだったわけですが…。なかなかそれに気づけませんでした。もし、もっと早くに毒が原因だと気づけていたら…
有吉佐和子さんが書いた「複合汚染」という本があります。その本には、複合汚染についてこう書いてあります。
水に溶けにくい性質の毒(原料の石油は水に溶けにくい)は、どんなに微量でも…解毒できずにどんどん体に溜まっていく。なんて恐ろしいことでしょう。時間が経つごとに体調不良になっていくってことじゃないですか!! 「直ちに体に影響がない」という言葉は、原発事故直後に耳にタコができるほど聞かされたセリフ。今どうもなくても後で体調不良になるんだったら、やっぱり危険なんじゃないのとツッコミたくなります…。
最近、周りの人を見て気になるのが、異常に広いおでこです。ある日、道路を歩いていてすれ違った自転車。乗っていた人のおでこが頭頂部まで‥。女性の人が風きってさっそうと通り過ぎて行ったのですが‥おでこの広さに驚いて‥ある記事を思い出したのです。それは‥シャボン玉石けん株式会社社長のことばで‥枠の中の文章がそれです。
文章内の「育毛剤や養毛剤のメーカーのほとんどは、合成シャンプーも併売しているのだ。そんなメーカーの養毛剤に、効き目があると思いますか。厚かましいマッチポンプ商法である。」ということば‥今では納得がいくことばです。 合成洗剤と同じ成分と言われるシャンプーを止め石けんにするのは簡単。
解毒されにくい毒が普通に食べ物や空気に含まれているとは、誰が考えるでしょう。わたしは、この世の研究者や企業や国を信じていたし、この世界を牛耳る支配者なんかいないと思っていました…。大体の人はそうだと思います。 ところが、15〜20年前でしょうか。気がついたら、肋間の筋肉や神経、肩の筋肉や神経が異常に硬くなって…思うように息が吐けないのです。みんな普通に呼吸ができているのに…どうして自分はできないのだろうって不思議でした。そのうち…手や足もしびれた感じが出てきて…。瞼もよくぴくぴく痙攣していました。また、突然心臓が「ドキドキ」して、止まりそうになったり…。その後、限界がきて、死にそうになり…。「難病」じゃないかってことになっていたのですが…。 病院へ行ってもわからない。こんな症状ってありますよね。でも、これがまさか、解毒されにくい毒の蓄積されたものだったとは!!!
こんなにたくさんの症状を抱えるようになって…、いろいろと昔のことが思い出されてきました。 髪の毛をシャンプーやリンスで洗っていたこと。 合成洗剤で衣類を洗っていたこと。 母がナフタリンが好きでタンスに一杯ナフタリンを入れていたこと。 母がトイレに多量の殺虫剤をまいていたこと。(水洗トイレ出なかった頃) パーマを結婚するまで当てていたこと。 レトルト商品を子供の頃よく食べていたこと。 それから、5・6歳のころのことを思い出したのですが。友達と畑のあぜ道で遊んでいたときのことを。時間が経つのも忘れるほど楽しかった‥。お昼になって、家に帰るため友達と別れた。その10分後…急に頭が割れるような痛みに襲われ…途中、何度も何度も嘔吐して…。やっとのことで家について、そこでも何度も何度も吐いて…。 今思うと…農薬だったと、(確信に近いものを)感じています。食中毒とは違った、凄まじいい苦しみで、症状が治まっても、いつまでもスッキリしない体調不良が何年も続きました。特に、中学生になった頃から始まった松くい虫の防除のためのヘリによる農薬散布。その時期に必ず体調不良を起こし、欝になるのでした。その後就職し、農薬散布のない都会生活をしているあいだに、体調は良くなり元気に過ごしていましたが…。結婚で、農薬の空中散布が激しいところへ。それで、どんどん体調は悪化し上記のような症状に。 しかし現在、汗をかいてデトックスすることで、その症状の80%ぐらいはなくなってしまったのです。ただ、デトックス開始二年後…。農薬の空中散布のとき「アナフィラキシー」のようなきつい症状が出て…やむなく避難生活をすることになりました。その他いろんな化学物質に反応するのですが。一番ひどいのが、やはり農薬系(殺菌剤・殺虫剤など)です。とても元気になったのに…。あちこちに散りばめられた化学物質が私を苦しめるのです。
免疫反応によるショック死(アナフィラキシーショック)というのがあります。どういうものかというと…。 ある研究者がクラゲ毒の血清を作るために犬にクラゲの毒を注射したそうです。その後、期間を開けてもう一度少量のクラゲの毒を、犬に注射したところ、犬はショックを起こし死んでしまったそうです。つまり、最初の注射でできた抗体が、二度目の注射の時に対する抵抗力となるのではなく、ショックを引き起こして、死にいたらせるということでした。 ちなみに、アナフィラキシーとはギリシャ語で「無防備」という意味だそうです。しかし、わたしは、これを、体に備わった「最大の防御反応、もしくは最大の拒絶反応」だと思っています。なぜなら体は、命を賭けて毒を体に入れないと必死で抵抗しているのですから… わたしは、自分の身に起こったことがこれとよく似ていると思いました。(少し違うところもありますが…) 私の場合。農薬のかかったお米や野菜を食べることで、また地域の田畑に撒かれる農薬を少しずつ…暴露し続けることで…農薬に対する抗体ができていた…と思うのです。普通なら耐えられないくらいの量の農薬にも…。つまり、農薬の空中散布。(これは、かなり濃度が濃い農薬です) ここまで、体は…農薬に慣れていた。 ところが急に農薬を排除(デトックスなど)することで…結果、完全に農薬から切り離された期間を作ってしまった。これは、体にとって最高に解放された期間だったと思います。しかし残念なことに、再び農薬に暴露。それも最高に濃い濃度の空中散布。この時、以前できていた農薬に対する抗体が…、抵抗力としてではなく…ショック症状(いや、むしろ命懸けの抵抗)を起こしたのです。 つまり、農薬は蛇やクラゲの猛毒に匹敵する、恐ろしい代物であることがわかります。体にとって猛毒だから、これほどまでに「抵抗」するのだと思います。そして、その激しい反応は農薬にとどまらず、石油を基礎としたいろんなものに反応するようになったのです。(農薬も、合成洗剤も芳香剤も殺菌剤も除菌剤も灯油も排気ガスも…元をたどれば同じ石油からできているのですから、当たり前かもしれません。)
化学物質に対する最大の拒絶反応に対し、研究者は「化学物質過敏症」と名前をつけ、病気と位置づけてしまいました。もし、人々の健康と環境を優先する社会なら、平気で毒を撒くシステムが病気だと位置づけたでしょうに。そして毒を減らす方向に対策をとったでしょうに。 2. ┃デトックスの勧め
デトックス(detox)のdeは否定するという意味で、tox(in)は毒素という意味です。つまり、毒を否定するというのがデトックスの意味と解釈できます。ですから、毒を出すだけでなく体に毒を取り入れないことも大切だと思います。まずは、私たちが日常で使っている毒を見直し、不要なものは処分しましょう。これがまず初めにするデトックスではないでしょうか。
なぜ、デトックスを勧めるかというと…。それは、私たちの環境が思いのほか毒だらけで、何もしなければ毒はどんどん溜まっていく一方だからです。また、自分自身がデトックスすることで信じられないくらい元気になったからです。 病院へ行っても解決できない症状。普通の食べ物はもはや喉を通らなくなり…治る見込みもなくどうしたらいいか途方にくれる毎日…。ちょうどその頃、「経皮毒」の本や「デトックス」の本に出会い…その後、『難病の人が「無農薬無肥料の野菜」と「無添加の食品」を食べるようになり元気になった』 という話を聞いて…。自分に残されたチャンスはこれ(デトックス)しかないと思いました。
7年前。私は、善は急げとばかり、家庭で使っていた、シャンプー・リンス、合成洗剤、殺菌剤・殺虫剤、芳香剤などを処分しました。(洗濯は、塩で、体は石鹸で洗うようにしました。ほかは本当に不要でした。)
私の場合、調味料など全て無農薬・無添加、そして熟成したものに変えました。そして、無農薬の野菜とお米を購入するようにしました。お金がかかると思っていましたが、お味噌汁とご飯が中心で、そこに無農薬の餌で育った鶏の卵や天然の魚を時々食べて…するとそんなにお金が必要というわけでもありませんでした。むしろ、コンビニを利用している人の方が、お金がかかっていると思います。 また、日常使っている日用品を見直してみるのも大切です。シャンプー、ボディーシャンプーなどを石けんに変えたり、衣類や食器を水洗いのみにして見る等。また、芳香剤の代わりに炭や使用済みコーヒー、防虫剤を使っていた衣類はジッパー付き袋に入れる、ゴキブリ用の殺虫剤はゴキブリホイホイに変えてみるなど‥工夫次第では‥部屋の化学物質汚染を減らすことができます。これらを止めるだけで‥家計が助かります。
身の回りから毒を遠ざけたら…次は体に溜まった毒を出すようにします。方法は、@汗と共に毒を出す方法Aミネラルとビタミンを摂取しながら水を飲んで毒を出す方法Bクレイを塗って毒を出す方法C断食をする‥などいろんな方法があります。 私が行っている方法は、誰でもできてお金がかからず、持続できる方法です。詳しく知りたい方は、そのまま下の記事を読んでください。
体内の毒を外に出すとき、体内にある必須ミネラルも一緒に体外に出ていきます。それで、どうしてもミネラルを補う必要があります。もし、ミネラルを補わずにデトックスをしたり、頻繁にデトックスをするとミネラル不足になります。
私のミネラル補給法は、ミネラルがバランスよく含まれている「皇帝塩」です。「皇帝塩」に関心のある方はこちらを参考にしてください。⇒ http://www.k-sio.com/ 3. ┃布団デトックス健康法 安くて持続可能な布団デトックス
かつては‥臭いのないサラサラした汗しかかいたことがなかった私は、きっと自分の体の中には毒なんか溜まっていないと勘違いし…それを誇りに思っていました。 しかし、体調を崩しデトックスを始めたところ、でるわでるわ…臭い汗が…。え〜っ!私の体の中にこんなに臭う毒があったんだと…始めて気づくことに。それで、分かったわけです。サラサラした無臭の汗をかくより、臭い汗をたくさんかくことのほうがいいということが…。今まで、「汗臭い人は嫌だな〜」と思っていましたが、今では臭い汗をかく人は、体の毒をちゃんと処理出来る体を持っている人たちなのだと…私の解釈も変わってきました。 もし無臭でサラサラの汗しかかいたことがないという方がいましたら、安心しないでください。相当体の中に毒が蓄積していることは確実なので…。
このデトックスは、布団をかぶって汗をかくというもので、短くても1時間半、長くて2時間くらいは必要です。家で誰でもできる方法で、経済的なので長続きでき、もっとも効果の得られるデトックスの方法だと思います。
体をどんどん暖めると普通汗をかかない私が、全身びっしょり汗をかきます。それも、きつい匂いの汗を。頭からは、パーマ液の匂のする汗が出てきます。結婚する前は、パーマを当てていたので、それが頭皮から出てくるのだと思います。結婚してからは一度もパーマを当てたことがないのに‥「今頃?」と、驚きです。また、全身からは腐ったような汗がいっぱい。すると…、内蔵の動きが良くなって、便秘もほとんどしなくなってきたのです。 デトックス直後は、体がとても軽くて、すごく気持ちがいいです。始めたばかりの頃は、この爽快感が5分ぐらいでした。それほど毒が多かったのだと思います。しかし、今では1週間ぐらい持つようになりました。かなり進歩しました。デトックスを始めて7年目(2007年開始)ですが、まだ体の奥の奥の方に毒があるのがわかります。 これからデトックスを続けるなか、残された毒が取れて、どうなっていくのか…とても楽しみです。 4. ┃その他のデトックス法
詳しくは、NEVERまとめ‥「ドロドロ汗をかく半身浴の入り方」 を参考にしてください。 http://matome.naver.jp/odai/2135320284733586701
汗をかくのが大変という方には、塩風呂がお勧めです。私の娘は、塩がこんなにいいとは思わなかったとよく言います。薬で治らなかったアトピーが綺麗に治りました。顔も手も皮がよく向けていましたが、それも綺麗に治ってしまいました。簡単なので是非チャレンジしてみてください。くれぐれも、、「精製塩」は使わないようにお願いします。私がお勧めする塩は「皇帝塩」です。これが一番お勧めです。(精製塩でもいいのかも知れませんが‥よくわからないので勧めていません) 顔にも、この皇帝塩を塗ってしばらくしてぬるま湯で洗うと、化粧水なんていりません。しっとりすべすべの肌になります。もし、肌が痛いようなら、相当肌に毒が浸透している状態と言えます。痛みを少しこらえて、毎日湿らせた塩で洗っていると、炎症のないきれいな肌になっていきます。 追加2014年)長年デトックスする中で、一番のお勧めは、やはり布団デトックスです。それを週一回しながら、毎日塩風呂に入れば最高かもしれません。テレビで、「米ぬか酵素浴」というものが紹介されていました。良さそうではありましたが、週一回するには、月2万円近くかかるので‥実行できそうにありません。
クレイは、とてもお勧めです。朝起きた時、外出から帰宅した時、汗をかいたあとなど‥クレイを使って洗うとすっきりさっぱりします。まずはクレイを水で天ぷらの衣のように溶かし(15分〜半日前に準備)、それを全身に薄く塗って(部分的にもOK。例えば顔だけとか‥)、それから乾いてきたら、手を水で濡らし‥その手で乾きかけてきたところをマッサージします。それを5〜10分ほどマッサージし、あとは‥お湯で洗い流します。とてもスッキリします。 注意としては、肌に湿疹などができて過敏になっている場合は、使わないでください。炎症が悪化する場合があります。
クレイについては下のブログがお勧めです。是非参考にしてください。 http://www.e-conception.org/info/aromclay1.html また、クレイについてもっと勉強をしたい方は、「クレイセラピー /福島麻紀子著」の本をお勧めします。 5. ┃元気になるには
自然農法家の川口由一さんは、自身の著書の中でこういっています。興味深い内容なのでぜひ読んでみてください。
農薬て体調を悪くしたら、農薬を取り除きます。合成洗剤で川が汚れるなら、合成洗剤を取り除きます。文明が自然を不自然にするなら、文明を取り除き自然に沿った生き方に変えます。私たちがお金に支配されていなければ…。誰だってわかる簡単な答え…のような気がします。 難病と言われた人たちの中に、病院の治療を受けず、無農薬・無肥料・無添加の食生活にしたり、身の回りから、化学物質を減らしたり、運動を取り入れたりすることで治ったという人もいます。本当の原因がわかってそれを取り除けたら、病院なんかいらないのかもしれません。
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