平成20年第4回定例会 一般質問内容(詳細)

伊沢勝徳議員

 次に,都市計画道路土浦新治線の整備見通しについて,土木部長にお伺いいたします。
 この路線は,土浦市内をはしご状に取り囲む主要幹線道路網の一部をなし,国道6号と連絡し,国道125号バイパス及び国道354号バイパスとなる重要な道路であります。
 現在,土浦市木田余地内の国道354号と125号バイパスを直結する整備が行われており,土浦市における中心市街地の交通流入による慢性的な混雑緩和が図られるとともに,かすみがうら市方面からのアクセスを初め,周辺から土浦北インターチェンジへのアクセス向上が期待されます。
 また,私の地元である土浦市真鍋地区の通学路は,国道354号方面と125号方面を結ぶ裏道としての車の往来が激しく,歩道もないため,朝夕の時間帯には非常に危険な状況であり,この道路が整備されることにより,このような不安も解消されることが期待され,住民からは早期の開通が望まれております。ついては,都市計画道路土浦新治線の整備の進捗状況と今後の見通しについて,土木部長にお伺いいたします。

伊藤 土木部長 (答弁)

 都市計画道路土浦新治線の整備見通しについてお答えいたします。
 本路線は延長約12キロメートルの主要幹線道路でございますが,このうち国道354号と125号バイパスを結ぶ延長1.9キロメートルの区間の整備を進めておりまして,議員御指摘のとおり,土浦市街地の渋滞緩和等に
多大な効果があるものと認識しております。
 現在の進捗状況でございますが,これまでに用地取得をほぼ完了し,平成16年には国道354号から土浦市
道までの約600メートルにつきまして供用を開始するとともに,引き続き,土浦市が設置する都市排水路工
事と調整を図りながら,路盤や切り土などの工事を進めてまいりました。
 現在は,旧国道6号との立体交差部におきまして,橋台2基と橋脚4基のすべての下部工,並びに橋梁取りつけ部の擁壁工事を進めているところでございます。
 今後は,平成22年度の暫定2車線での供用開始を目指し,工事の推進に鋭意努めてまいります。

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