平成20年第4回定例会 一般質問内容(詳細)![]() |
伊沢勝徳議員 |
次に,安全で安心な水道供給の推進について,企業局長にお伺いいたします。 |
渡邊 企業局長 (答弁) |
安全で安心な水道供給の推進についてお答えいたします。 現在,企業局では,県内37市町村に1日当たり約37万トンの水道用水を供給しておりますが,そのうちの約半分は水源を霞ヶ浦に依存しております。このようなことからも,霞ヶ浦の水質浄化につきましては,喫緊の課題でありまして,現在,全庁を挙げて取り組んでいるところでございます。 まず,お尋ねの霞ヶ浦を水源とする浄化施設の整備状況ですが,通常の沈殿,ろ過施設に加え,より安全でおいしい水を供給するため,現状の水質に対応した高度浄化処理である活性炭処理や生物処理施設を導入しております。また,将来に向けたより高度な水処理についての調査や検討も行っております。 次に,水質管理体制でございますが,専門知識を持っている化学職等の職員を各浄水場と水質管理センターに配置しまして,万全を期しております。 水道水にするための処理工程ごとの毎日の基本的な検査につきましては,各浄水場で行っております。また,法令で定められている化学物質や重金属などの水質基準事項など,200以上に及ぶ項目の検査につきましては,水質管理センターで一元的に行っており,安全性を確認しております。今後ともその検査能力の向上に努めてまいります。 水道GLP認定取得の進捗状況でございますが,既に7月に申請をいたしておりまして,現在,書類審査が受けておるところでございます。来月には現地審査が予定されておりますことから,年度内に認定いただけるものと考えております。この仕組みを取り入れることよりまして,水質の検査や管理能力の向上が期待できるとともに,県民の皆様方からの一層の信頼が得られるものと確信しております。 今後とも安全で安心な水,おいしい水道用水の安定供給に努めてまいります。 |
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