平成20年第4回定例会 一般質問内容(詳細)![]() |
伊沢勝徳議員 |
次に,少子高齢社会を支える人づくりの観点から幾つかお聞きしたいと思います。 |
山口 保健福祉部長 (答弁) |
新エンゼルプランの目標達成状況と今後の取り組みについてお答えいたします。 まず,議員から御提案のありました,キッズクラブカードに事業の意義や親への応援メッセージを入れる件につきましては,子育て家庭を社会全体で応援する機運の醸成や,家族の大切さなどを普及する上で効果的であると考えられますことから,今後,実施について検討してまいります。 次に,子守唄を活用した子育て支援事業につきましては,今年度,390名の子守唄指導員を育成し,これらの方々は,既に県内各地て普及活動を開始しております。 今後は,子育て支援関係者との交流会などを開催し,子育ての楽しさなどについてみなで共有できるよう,事業の一層の充実を図ってまいります。 次に,新エンゼルプラン21の前期計画の目標達成状況についてでございます。 県におきましては,プランの進捗状況を明らかにするため,30の施策について数値目標を設定し,その進捗状況を毎年公表しております。 19年度末における年次別の到達目標につきましては,「放課後児童クラブの推進」など10の施策が目標に達しております。「地域子育て支援センターの整備」など14の施策については,到達率が6割を超えております。一方,「保育所待機児童の解消」など3つの施策につきましては,到達率が5割を下回っておりますことから,今後進捗がおくれている要因などを分析し,事業主体である市町村などへのより積極的な働きかけてを行いながら,到達率の向上に努めてまいります。 次に,後期計画の策定に当たりましては,まず,前期計画の数値目標の達成状況等について,市町村や関係団体等からの意見を十分斟酌し,評価・検証を行ってまいります。 その上で,ワーク・ライフ・バランスの推進による結婚・子育てに関するイメージの向上や,保育等に関する多様なニーズへの対応,あるいは団塊の世代の活用による子育て支援など,新たな視点を加味してまいります。将来のいばらきを担う子供たちが健やかに生まれ,育まれる社会の実現に向け,きめ細やかな計画づくりを進めてまいたいと考えております。 |
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