平成20年第4回定例会 一般質問内容(詳細)![]() |
伊沢勝徳議員 |
次に,里山の保全に向けた取り組みついて,農林水産業部長にお伺いいたします。 |
斉藤 農林水産部長 (答弁) |
次に,里山の保全に向けた取り組みについてお答えいたします。 里山は,身近な自然との触れ合いの場や多くの生き物をはぐくむ生物多様性の保全の場などとして,大変重要な役割を果たしており,県民と一体となって次の世代に引き継いでいかなければならない県民共有の貴重な財産であると考えております。 このため,適切な緑の保全や地域の特性を生かした緑づくりを進める「緑のいばらき推進計画」や,平地林の保全対策を総合的に進めるための「平地林保全基本計画」を策定し,里山の保全と活用に努めてきたところでございます。 さらに,今年度からは森林湖沼環境税を活用し,市町村が行う地域の実情に応じた里山の保全・整備や,ボランティア団体などが行う里山の保全・森林環境教育などの活動に支援を行っております。 また,議員御指摘の里山の保全に関する条例の制定につきましては,平成19年9月に林業関係職員で構成するワーキングチームを設置し,これまで他県の情報を収集するなどして検討してきたところでございますが,議員御提案の「さとやまの日」の創設などを含め,関係部局との連携を図りながら,さらに検討を進めてまいりたいと考えております。 県といたしましては,今後とも森林所有者を初め,県民の皆様の御理解と御協力をいただきながら,これらの取り組みを積極的に推進し,里山の保全に努めてまいります。 |
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