【 どうして? こんな長い名称に・・・ 】
実はこの「修理補修建設企業組合」という名前は私どもが希望した名称ではありませんでした。
当初は「リッシュ企業組合」という名称で申請しました。
修理の「理」と補修の「修」で「り・しゅう」。これに英名詞を形容詞化するときに用いる「lish」をかけて「リッシュ」としました。
「lish」は名詞本来の意味を損なわず、名詞に寄り添って新しい意味を作り出します。
「お客様に寄り添って」という姿勢と「accomplish/成し遂げる」という決意にちなんで「リッシュ」の言葉を選び、県の商工部に申請しました。
ところが・・・・
審査官:「リッシュとは?」
当組合:「修理の理と補修の修」、「お客様に寄り添って/成し遂げる」とい意味です。
審査官:素晴らしい目標です。ただ一般の方が誤解しない、一目見て「どういう組合か理解できる名称」でないと県としては認可できない。
「リッシュ」では「何業」なのか分からない。修理補修にちなんでいるのなら、修理補修ではダメでなのですか?
当組合:分かりました。「修理補修企業組合」で申請します。
・・・ 1ヶ月後 ・・・
審査官:修理補修を行う業種は沢山あります。「建築」とか「建設」とか業種を特定する意味を名称に入れなさい。
当組合:分かりました。「修理補修建設企業組合」で申請します。
と、このようにして「10文字」もある名称になってしまいました。
東京都に移転してきたとき、都の担当に「何でこんな長い名称に?」と聞かれ、経緯を話すと「リッシュでも良かったのに」といわれ、かなりの衝撃を受けました。
組合認可は都道府県ごとの認可なので判断の基準が異なるようです。
ちなみに東京都にはユニークな名称の企業組合が沢山あるようです。