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平成17年第3回定例会 一般質問内容(詳細)![]() |
伊沢勝徳議員 |
次に,つくばエクスプレス開業を契機とした土浦・つくばの地域づくりと今後の公共交通のあり方について伺います。 |
麦島 企画部長 |
つくばエクスプレス開業を契機とした土浦・つくばの地域づくりと今後の公共交通のあり方についてお答えいたします。 土浦市におきましては,昨年度,議員御指摘の調査報告書が取りまとめられましたが,県といたしましても,土浦市の持つ歴史や文化,つくば市の持つ科学技術の集積や国際性など,それぞれの個性を生かしながら,産業,商業などさまざまな面で機能の充実した一体的な地域づくりを進めることは重要であると考えてございます。 このため,既に,研究開発の面においては,土浦市の企業と筑波大学等研究機関などとの連携によります共同研究が実施されておりますが,今後も,産業分野でのさまざまな連携の強化を促進してまいります。 また,本年度,県と土浦市及びつくば市などで交流活性化実行委員会を設立し,つくば駅から霞ヶ浦周辺や土浦市の歴史的町並みをめぐる周遊バスを今月から試験運行することとしたところでございまして,本委員会などを活用しまして,交流の拡大を一層促進してまいります。 さらに,土浦,つくばの交流を一層促進し,一体的な地域づくりを進めるためには,公共交通の役割も重要であると考えてございます。現在,土浦駅・つくばセンター間には,乗合バスが1日に130便,急行バスも18便ほど運行されておりますので,まずは地元市と連携しながら,これらのバス輸送について,利便性向上に努めてまいりますとともに,土浦市の調査報告書において提案されておりますシャトルバスの導入につきましては,一層の交流促進による利用者の確保やシャトル専用のバス車両確保などの課題がありますことから,地元市などの動向を見ながら,引き続き議論を詰めてまいりたいと考えております。 なお,鉄道,軌道系の輸送機関の導入につきましては,交流の促進に取り組みつつ,それに伴います需要動向などを踏まえながら検討すべき今後の課題であると考えてございます。 |