神ご自身、「わたしは、決してあなたを置き去りにはしない」と言われました。だから、わたしは、はばからずに次のように言うことができます。
「主は、わたしの助け手。わたしは恐れない。
人はわたしに何ができるだろう。」
(ヘブライ13:5〜6)

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詩情 Poetry

試練を耐え忍ぶ人は幸いです。その人は適格者と認められ、神を愛する人々に約束された命の冠をいただくからです。誘惑に遭うとき、だれも、「神に誘惑されている」と言ってはなりません。神は、悪の誘惑を受けるような方ではなく、また、ご自身でも人を誘惑したりなさらないからです。むしる、人はそれぞれ、自分自身の欲望に引かれ、唆されて、誘惑に陥るのです。そして、欲望ははらんで罪を生み、罪が熟して死を生みます。
(ヤコブ1:12〜15)
「命を愛し、
幸せな日々を過ごしたい人は、
舌を制して、悪を言わず、
唇を閉じて、偽りを語らず、
悪から遠ざかり、善を行い、
平和を願って、これを追い求めよ。
主の目は正しい者に注がれ、
主の耳は彼らの祈りに傾けられる。
主の顔は悪事を働く者に対して向けられる。」
(ペトロT3:10〜12)
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 1     詩編152「未来(みらい)…。」 2023年10月31日(火) 
 
未来…。
それは、人の手の届きそうで届かない
将来よりも遙か彼方の遠くにある、
決して誰も見ることも触れることも出来ない世界と存在
未来は、いったいいくつの将来を重ね合わせた時空なのだろう
そのことを誰かに尋ね聞くことができたらいいのに
だから、かの方にそう願い祈り続けよう…。
 
未来…。
それは、わたしが護りたい一番大切なもの
わたしは未来を護る守護の天使になりたい
天使は、かの方に使え使命を与えられた者のこと
だから、かの方にそう願い祈り続けよう…。
 
未来…。
わたしは、たとえこの世のわたしの命が絶えたとしても、
未来の未来を護るために聖霊となって、
君のために永遠に生き続けたい
だから、かの方にそう願い祈り続けよう…。
 
未来…。
わたしは、早朝には雲雀(ヒバリ)となって、
君の部屋の窓辺の空高くから爽やかな囀りで、
まだ微睡みの中にいる君を目覚めさせ、
朝には鵲(カササギ)となって、今日の希望と幸運をもたらし、
日中には、純白の鳩となって君に永遠の平安を届け、
夕には、山鳩となって、
山々に響く低く心地いい音色で君の一日の労苦を癒やし、
夜には、梟(フクロウ)となって賢者として君の幸せを祈りながら、
優しく君を寝かせ付けてあげよう
そのために、わたしは大空を自由に羽ばたく鳥たちになりたい
だから、かの方にそう願い祈り続けよう…。
 
未来…。
かの方は、私を遙かに超えて、
君のことを無限に無償で深遠な愛で護ってくださる
かの方以上に、未来を愛せる方はいない
だから、わたしは安心して君のすべてをかの方を信じて、
ゆだね預けることができるのです
未来の未来を、すべての人たちのために愛し続けたい
未来の未来に広がる空を、契約の証しである虹でいっぱいに飾りたい
だから、かの方にそう願い祈り続けよう…。
 
 2     「信じることからすべてははじまる」 2020年5月24日(日) 
 
どんなに求めても求めても
得られないものがある
どんなに願っても願っても
聞き入れてもらえないことがある
どんなに祈っても祈っても
叶えられないことがある
そう、それはこの世が、
不条理で理不尽なことで溢れているから
そう、それは人が、
自己中心的で身勝手で我が儘だから
そう、それは人と人の思いが、
すれ違うから
そして、人はあなたに背を向け罪を犯すから
 
けれど、あなたはわたしの祈りを受け止めてくださる
あなたは、わたしに必要なもののすべてを与えてくださる
そのことを決して忘れてはならない
疑ってはならない
たとえ疑いの誘惑が心の中にもたげてきても
あなたは、いつもわたしに最善のものを与えてくださる方
そう、信じること
すべては信じることから始まり、
信じることでのみ成し遂げられるのだから
 
 3     「愛とは」−2 2020年5月24日(日) 
愛と執着はどうちがうのだろう
そのひとがいい
そのひとじゃなきゃだめ
そのひとだから
愛さずにいられない
 
愛と依存はどうちがうのだろう
そのひとがいるから嬉しい
そのひとがいるから喜びをもって生きていける
そのひとがいるからわたしがわたしでいられる
 
愛と執着と依存
そのちがいは…?
愛は、自分の利益を求めない
愛は、自分のすべてを犠牲にできる
しかも、その犠牲を犠牲とは思わない
愛は、その人のためになら自分を棄てられる
愛は、自分のすべてを与え尽くし自己無化する
それにもかかわらず、自分のすべてが満たされる
 
それが、愛
 
 4     「愛とは」−1 2020年5月24日(日) 
祈るペテロ
愛とは愚かさ
だから、自分をかえりみない
なぜ?
理由なんて要らない
強いて言うなら、
君が君だから…
そう、君のたにめなら、
わたしのすべてを与えたい
何の見返りも求めずに
ただ、ただ君を愛し続けずにはいられくなる…
それが愛、
愛とは愚かさそのものだから
 
あの方は、わたしたちを必要として
ご自分の似姿として創造された
だから、わたしたちのことが大好き、
こよなく愛していてくださる
たとえ、どんな間違いや罪を犯そうとも
わたしたちを赦し、
ご自分に招いてくださる
それがあの方の愛
こんなにも罪深いわたしたちを、
決して見捨てずに愛し続けてくださる
あの方の愛は愚かさそのもの
でも、あの方の愚かさは、
わたしたちの賢さを、
遙かに超え、とこしえに深淵
わたしたちの理解を超えている
わたしたちは、そんなあの方の似姿として創造されたから、
わたしたちの愛もあの方の愚かさに少し似ている
だから、わたしたちの愛も何の理由もなく、
ただ、ただ君だからというだけで、
自分のすべてをあたえたくなる
何の見返りも求めずに、
ただ、ただ君を愛し続けずにはいられなくなる…
それが愛、
愛とは愚かさそのものだから
 
 5     「わたしとともにいてくださる方へ」 2020年5月24日(日) 
 
かみさま、
あなたは、いつもわたしとともにいてくださいます
そして、わたしの苦悩や煩い、そして難題等々
わたしのすべてを
見て、聞いて、知っておられます
 
どうぞ、時宜にかなったはからいを待ち望みます
わたしがなえてしまわないよう
聖霊を送り力づけてください
感謝と祈りのうちに…。
 
 6     「ほんとうの正しさ」 2018年12月7日(金) 
2018/12/03
正しさは大切である
人の前に そして神の前にも
 
だが、時に正しさは人を傷つけることがある
それは正しさという律法で
人を裁いてしまうとき
それは ほんとうの正しさではない
 
ほんとうの正しさには
赦すという優しさに包まれた寛容さがある
 
ほんとうの正しさは
人を裁かず人を生かし神に導くもの
 
ほんとうの正しさは
人を回心させ 愛につながらせるもの
 
 7     「信じることで」 2018年12月7日(金) 
2018年12月3日(月)
すべては神の御手の内(なか)にあり
すべては神の御旨のままに動かされ
すべては神の御計らいのとおりに成し遂げられる
 
わたしはその中にいる塵あくたに過ぎず
 取るに足らない者
それでも神はわたしを望まれ
 わたしを必要として愛してくださる
 
わたしが寂しく悲しんでいるとき
わたしが辛く苦しんでいるとき
わたしが不安におののき怖れているとき
神はいつもわたしの傍らにいてくださる
 
わたしが神を信じることで
 神はわたしの内に宿り わたしを強めてくださる
わたしは神を呼び求め
 神はわたしに応えてくださる
 
わたしが神に信頼して
すべてをゆだねるのならば
どんな迷いも どんな不安も どんな怖れも
神は取り去ってくださる
 
信じることでのみ 気づかされる過去の出来事の意味がある
信じることでのみ 現実のものとなる真実がある
信じることでのみ 開かれる未来への扉がある
信じることでのみ 時空を超えた永遠のいのちへとつながる道がある
それが信じることでしか与えられない恵み
 
信じるとは 自分のすべてを神に明け渡すこと
信じるとは 神の懐に抱かれること
信じるとは 幼子のように安心して神と遊んでいること
 
信じるとは 神がご自分を無にするほどに
 わたしたちを愛してくださるように
わたしも自分を棄てて神を愛し
 ついには神とわたしが一つになるということ
 
 8     「心からの祈り」 2018年12月7日(金) 
思い煩ってはならない
 
主は、恵んでくださる
 
 心を騒がせてはならない
主の計らいに信頼しよう
 
 欲してはならないことをわきまえ、主の道に沿って歩まねばならない
 
主は、わたしに必要なものをすべて与えてくださる
 
 
 変えられないものを変えようとする傲慢を捨てなければならない
 
主よ、変えられないものを受け入れる忍耐と勇気を与えてください
 
 寂しさ、悲しみ、苦しみ、この世の不条理に負けてはならない
 
主は、試練をもってわたしを鍛えておられる
 
 失ったものや、取り返すことのできないものに執着してはならない
 
主よ、分を知り足るを知り、今あるものに感謝し喜べる心をお与えください
 
 正しさのために憐れみの心を忘れてはならない
 
主は、仰せられる
 
愛のない正しさは、人を傷つけ人から生きる道を奪うと
 
主に倣い、優しさと寛容のうちに、互いに愛し合う者となれますように
 
 9     「福音坂」 2018年12月7日(金) 
2018/11/15
 
 この坂は、御国を告げ知らせる学舎へと続く坂
 
良き知らせを伝えるために、汗して登るこの坂は、福音坂
 
労苦して登るこの坂は、苦しみと喜びが交錯する人生そのもの
 
 この坂は、罪の贖いのために苦しみとともに登る坂
 
罪の贖いとなり希望へとつながるこの小道は、贖い坂
 
苦しみを通らなければ、決してたどり着くことのできないところがある
 
 主よ、わたしのこの苦しみが、
 
わたしの罪の贖いと
 
わたしの愛するすべての人たちの罪の贖いとなりますように
 
そして、あなたの十字架による
 
すべての人間の罪の全し贖いの欠けたところを
 
満たすものとなりますように
 
 アーメン
 
 10     「父よ、あなたの子に倣う者としてください」 2018年12月7日(金) 
2018/11/15
 
 父よ、わたしがいつもあなたの前に正しく生きる者でありますように
 
そして正しさ以上に、人に優しく憐れみ深い者でありますように
 
わたしの行いや言葉が、いつもあなたを喜ばすものでありますように
 
 誘惑に負けそうなとき
 
望んではならないものを望むとき
 
求めてはならないものを求めるとき
 
すべての悪につながる誘惑に負けないように、わたしを導いてください
 
 父よ、あなたを悲しませることのないように
 
わたしをあなたの子に倣う者としてください。
 

Last updated: 2023/10/31