表土が流出か?木々の根っこが露出したコースが諸所あった。
それとも土を求めて岩盤上を伸びていったのか?
名勝?のひとつ「くぐり杉」、木の又の下を通過した。
苔生す岩場の道を上っていく。 何が潜んでいるのだろうか?
原生林からの木漏れ日が気持ちを和らげてくれる。  朽ち果てた巨木の根元。中が巨大な空洞、
 もののけの気配が・・・
空洞の中から空を見上げるとまた不思議な世界が・・・  「もののけの森」に到着し一休憩。ガイドの佐藤さんが入れてくれた
一杯のコーヒーは、疲れを癒し、格別の味がした。
(使った水は「益救雲水」不老長寿の水である。)
またもや鹿が現れる。もののけ姫の使者か・・・。 巨大杉の傍らを通過・・・
辻峠に到着。ここから太鼓岩へのルートをとる。  見た目には分からないが、かなりの急斜面を登っていく。
 このような斜面がしばし続く。
太鼓岩に到着。眼前が一挙に開けた。 太鼓岩上でのワン・ショット。気分爽快。
(10時ごろであったので登山者は少人数、ゆったりと写真が撮れた。
昼ごろになると岩上は人で溢れるとのことである。)
中央:屋久島最高峰「宮之浦岳:1935m」
(太鼓岩から西南西の方向)
「太忠岳(たちゅう):1497m」
大岩が天を突いている。
(太鼓岩から南方向)
老木に木々がまとわりついている・・・ まるで大岩に腰をかけたような姿の成木
大きな岩の上に芽を出し成長したのか、水を求めて根っこが
岩上を這って伸びている。(ヒメシャラと呼ぶ若い木)
蔓(ヤマグルマという)で羽交い絞めにされ、絞め殺されそうで、
いかにも苦しそうな大木
巨大倒木を乗り越えて成長した、ヒメシャラの木、
なんとも身体を柔軟にくねらせたような変わった姿だ。
倒木を跨いで成長したが、
いつしかその倒木も朽ち果てて空洞になっている。