白谷雲水峡


 「白谷雲水峡」へは、事前にガイドさんを予約しておいた。
翌朝6時宿を出発。 ガイドさんの車で雲水峡入り口まで向かう。
6時半ごろから、先ずは「もののけ姫の森」〜「辻峠」経由で
「太鼓岩」を目指し登り始めた。

後半は太鼓岩を下山し、
二代くぐり杉〜奉行杉〜二代大杉〜弥生杉のルートで
雲水峡入り口まで帰るコースを採った。
ガイドブックによれば、通常約5時間のコースであるが、
ガイドさんの薦めにより、ゆったりと時間を取り、
屋久島の大自然を散策、その神秘的な美しさを満喫した。

ガイドさんから屋久島の歴史、自然についての話を聞きながらルートを歩んでいく。

 「辻峠」から「太鼓岩」に至るルートは、大変傾斜のきつい険しい登りであったが、
「太鼓岩」に到着したときの爽快な気分は忘れられない。

目の前が一挙に開け、上空は真っ青な空、
遠くには宮之浦岳を初め屋久島の山並みが眺望され
眼下には小杉谷の深い峡谷が流れている。

(写真の順序は左から右、そして左下→右へ)
早速私たちを迎えてくれた屋久鹿  この湧き水で喉を潤し、水筒にも入れて、いざ出発
(「益救」で昔はヤクと読んでいたという。)
白谷雲水峡入り口駐車場 入り口付近の渓流
経路を説明してくれるガイドの佐藤さん 憩いの大岩」、ここは休まず通過し先を急ぐ
渓流に鹿を発見 草(コケ?)を食んでいる屋久鹿
巨大な杉の木の根元 高くそびえる杉の木、でも屋久杉とは呼ばれないそうだ。
(樹齢が1千年に足りない)
小さな滝 雲水峡の名勝のひとつ「飛流おとしの滝」
ひっそり咲いていた屋久島サツキ 原生林の鬱蒼とした道に入る。自然が創った神秘的な世界に浸る。
巨木の切り株 青く苔生す原生林の中の清流
杉の幼木発見、「未来の屋久杉」へと無事の成長を祈る。 徐々に「もののけ」の気配が濃くなっていくようだ。