国道235号線を静内方面へ、5分弱走ると案内板が見えた。
施設に入ってみると、大きなロビーに食堂、おみやげ屋さん、お決まりのゲーセン(^^)、宿泊施設まである。土曜の昼であることも手伝ってか、お客さんも多い。欲を言えば、温泉宿の必需品、卓球台が欲しかったなあ(笑)。受付で聞くと、入浴料大人一人500円!これは安い。早速温泉へ。男湯/女湯がそれぞれ和風/洋風の温泉に分かれていた。定期的に男湯と女湯が入れ替わるようになっているようだ。家族用の個室温泉も用意されている。
中に入ると、おおっ、広い広い!露天風呂、ジャグジーやサウナはもちろんうたせ湯まである。まずは全身をしっかり洗った後、ノーマル湯へ。
肩を打たれると、揉まれるよりはるかに肩こりが取れる。ずっと重ステを握ってたんで、けっこうこってたみたい。さらに湯に打たれて修行は続く.....無念無想、無念無想..........悟った!
ロビーで一服、セルフサービスの水を頂く。冷たくてうまい!幸い今日は気温が低いので、風呂上りでもビール飲みたくならない。
「どうもお世話様でしたあ〜!」
パンフレットを頂いてレコードの湯を後にした。
さて、時刻はまだ1時半。3時に新冠を出発しても十分フェリーに間に合う。あと一時間ちょっとどうしようかねえ....決めた!
いい写真があった。あっくんの後ろ姿を撮ったら、偶然芦毛の馬が写っていた(^^)。1997年撮影。ちなみにオグリの放牧地は奥に移ってしまい、こんな近くではもう見れない。 |
最後におみやげ屋さんを一回り、いよいよ出発の時が来た。オグリがいる所をしっかり目に焼き付けておこう。スカちんに戻りエンジンスタート、オグリの放牧地を見ながらゆっくり出発。
国道235号を苫小牧へ、曇り空となった日高を走る。
日高のお馬さん達に別れを告げ、ひたすら西へ。勇仏の原野を走る。流れるBGMは北海道のローカルラジオ、明日は全道的に晴れとの事。いい8月最後の日曜日になりそうだ。が、明日のあっくんは既に内地に戻っている。今年もこのBGMは聞き納めだなあ。
国道234号線に合流、苫小牧市街地のコンビニでビールとつまみ、簡単な夕食を買う。クラシックもおみやげ代わりに多めに購入しておこう。サクサク出発、ホームシックのあっくんはこの時間になると早く苫小牧港に到着したくて仕方がない。
10分ほどで港に到着、時刻はまだ5時前。本日の走行距離113km。今年の北海道総走行距離1.828km!ほんとよく走ってくれるぜ、スカちんは。ここ苫小牧フェリーターミナルは、八戸、仙台、大洗へフェリーが出ている。他にもあるかもしれないが、あっくんは関東方面への3ルートしか知らない。ちなみにこの3ルートの所要時間は、
八戸:8時間15分
仙台:14時間15分
大洗:20時間
くらいです。東京へ帰るには茨城の大洗ルートが一番楽かな。このルートは、西部警察最終回で大門軍団が北海道入りするのに使われましたね。次に楽なのが仙台ルート。仙台は以外と北海道に近い。そういえば仙台には北海道料理の店がけっこうあったなあ。で、あっくんのルートは八戸行き。18時45分に苫小牧を出発して、翌日午前3時に八戸に到着する。東京へ帰る場合、実はこのルートが一番早い。船に乗っている時間より、車で走る時間を多くしたほうが早いわけです。別に急ぐ必要はないんだが、ホームシックのあっくんは急ぐど(笑)。それに東北自動車道上り線の渋滞を考えた場合、できるだけ午前中に走りきったほうがいい。ちなみに仙台には翌日9時20分に着きます。だから、それから東京に向かうと到着が昼過ぎになり、渋滞に巻き込まれる可能性が高くなる。
乗船手続きを済ませ、荷物の最終整理&スカちんで待機。しばらくすると乗船が始まった。まだ出港まで1時間半近くある。特等室を予約しているあっくんはとてもうれしい。例によって慎重に乗船、サイドブレーキを引き手早くドアロック、ハンカチで鼻を押さえてロビーへ。特等室のキーを受け取りチェックイン。数時間前、温泉に入ったばかりだからシャワーを浴びる必要はない。ジャージに着替えてリラックス、クラシックをゆっくり飲む。カーテンを開けると空が晴れてきて、苫小牧の街に夕日が射している。2日目に泊まったホテルイーストジャパンの丸帽子がきれい。
これは函館港から青森に帰る時、船上で撮った夕日。初めて北海道に行った1991年撮影。この時は完全に行き当たりばったりの旅だった。新冠、札幌くらいしか行かなかったが、この時が一番楽しかったなあ。 |
2000年北海道旅行のルート。朱書きした番号が「○日目」に対応しています。ちなみに1日目と9日目は東北自動車道を走ってました。 |
ベッドからごそごそ抜け出して、カーテンを開けてみる。
八日目番外編 | 8日目の日記をうちのかあちゃんも書きました。違う視点から見た八日目旅日記、かあちゃんのインターネットデビュー作です。読んで後悔しても知らないからね(笑)。 |