ちなみに他のモデラーの方々は、どうやって窓枠を処理してるんだろう?ネットで調べてみるか。
いろんなプラモデルのページを漁ってみて、分かった結果が以下の通りでした。
窓枠処理その壱:やっぱりメタルック
これがやっぱり王道みたい。あっくんが貼るとしわが寄ってしまうが、みんなきれいに貼るなあ。
窓枠処理その弐:クレオスのメッキシルバー or アルクラッドII
これはラッカー系のエアブラシ専用塗料。ボディにマスキングして、窓枠に吹き付けるタイプ。いかにもメッキらしい、きれいな光沢が出るんだが欠点がある。それは、銀粉を吹き付けるので、乾燥しても触ってるうちに剥げてしまうこと。
ところでクレオスって、はじめは何のことか分からなかった。そりゃそうだ、10年前はグンゼ産業って呼んでたんだからねえ(苦笑)。
窓枠処理その参:ベアメタル
これは知らなかった。あっくんが模型から離れてた10年の間に発売されてたみたい。なになに、
「メタルックよりやや厚い」
「湾曲した部分にも貼り易い」
「糊付きアルミ箔としては、一番の優れもの」
ってか。
みそパンを食いながら考える。こうなったら、クレオスのメッキシルバーを吹くか?いや、研ぎ出しの終わったボディをマスキングして、ラッカー塗料を吹くのは危険すぎる。そもそも、メタルックをうまく貼れないあっくんに、マスキングテープをきっちり貼れってのが無理な話。さらに、危険を冒して成功したとしても、銀粉は食いつきが悪すぎる。いつ剥げるとも限らない(厳密には、銀粉の上にウレタンクリアを吹くという禁断の奥義があるが、かなりの割高になるし失敗も怖い)。となると、選択肢はただ一つ。今一度メタルックでチャレンジすることにした。
再びメタルックを手にとる。大きめにカットしたメタルックを窓枠に貼り付け、綿棒とつまようじで丁寧に密着させる...........
この繰り返しで、丸一日メタルックと格闘した結果がこれ。
ここまできたら完成は間近。細々とした作業を淡々と進めるだけじゃ。
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フェンダーミラー、バックミラーをメタルックで表現。こういう平たい場所なら、比較的簡単に貼れる。 |
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ウインドウはコンパウンドで磨いて、細かな傷を取っておきましょう。 |
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おまいら、分厚すぎるんじゃ!一列に整列!
これから爪ヤスリで薄々攻撃じゃ! イタッ、イタタタタッ!隊長、イタいっす! バカタレ、我慢せんかい!愛のムチじゃ! |
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どうじゃ、薄くなってすっきりしたじゃろう?
でも隊長、こんなに曇っちゃいましたよ。 心配せんでええ。この後、ペーパーとコンパウンドで研ぎ出せばクリアは復活する。 |
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どうじゃ、見てみい!これでヘッドライトの完成じゃ! たっ、隊長、すごいっす! (以上、イタさ満点の寸劇でした) |
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ナンバープレートは、こんなもの(インレタ)が売られている。これでオリジナルのプレートを作成できるわけ。もちろんスカちんのナンバーをカスタマイズ。尚、キットのプレートはぶ厚すぎるので、これまた薄々攻撃。その後、ベースホワイト→インレタ→デカール→最後はつや消しのトップコートでコーティング。 |
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テールライトはレッドとオレンジで塗りわけ。
(1) まずラッカーのクリアレッドで、外側を塗る (2) はみ出た部分は薄め液で消す。この作業が大事。赤を塗るんじゃなく消すことで、フリーハンドでもきれいに境界線を塗り分けることができます。 (3) 今度はエナメルのクリアオレンジで内側を塗る。エナメルだから、ラッカーのレッドを侵すことはない。これで完成! |
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フロントグリル/リアガーニッシュは、ジャーマングレーを筆塗り。ライト周りは前述のように、薄め液で消すことできれいになる。
ライトは曇らない接着剤、モデラーズのプロユースで接着......しようと思ったが、これまた10年前のものなんで、使い物にならねえでやんの!模型店で新たに、流し込み用の接着剤を買い直しました。 |
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前期バンパーはメッキなので、メタルックを貼る。窓枠みたいに入り込んでないので、この程度なら何とか.......
と言っても何回も失敗して、結局丸一日かかっちゃいますた。
リフレクターはクリアーレッドではなく「赤」で表現。エッジ部分は、ガンダムマーカー「メッキシルバー」でタッチアップしてある。 って、これまた写真を撮り忘れてやんの!
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完成間近のジャパン。あとは、全てを合体させるだけ。ここで、ちょっとした反則技(?)を使った。モデリングワックスの代わりに実車同様、銀系酸化チタンをボディ全体に吹きかけた。これで抗菌、消臭、防汚、UVカット全てOK。この後は完成写真をご覧頂きましょう。 |