縄文杉への径

  
 屋久島と言えば「縄文杉!」と直ぐ出るほど「縄文杉」が有名である。 
「縄文杉」を拝まなくてなんのための 屋久島行きだ・・・

しかし、「縄文杉」までの道のりは何と遠く、「大株歩道入り口」までの
ただひたすらトロッコ道を歩くというなんと単調な行程であったことか・・・

この思いは、前日初めての屋久島の自然「白谷雲水峡」の神秘美に触れ、
余りにも感動したことによるのかも知れないが・・・。

 ある紹介に『「遥かなる」縄文杉への道』とあったが、遥か縄文の時代に
思いを馳せるとともに、片道5時間、往復10時間もかけて行かねばならない
その道程(苦労)をも意味しているのではないかとさえ思ったくらいであった。

宮之浦に宿泊していたのでガイドさんの迎えの車に乗り、午前5時宿を出発した

前途有望! 空には虹が架かる。(荒川登山口にて) 山アジサイ(荒川登山口にて)
トロッコ鉄道鉄橋(木橋?)を渡り対岸へ。 途中の岸壁に自生していた「モウセンゴケ」
トロッコ道をひたすら歩く

朝日に映える大杉 屋久島椿の実。 かなり大きな実だった。
この橋を渡ってその昔栄えた小杉谷小・中学校跡地へ 朝の仕事に出かけるためトロッコが上って来た。
小杉谷小・中学校跡地 三代杉内部
同じく三代杉 小杉谷の情景
大株歩道入り口」の渓流 これからが山道の登りとなる。 杉の大木の間を縫って登って行く。
翁杉(推定樹齢2千年〜二千五百年)  ウィルソン株:米人A.H.ウィルソンによって発見され、その名が付けられた。 (推定樹齢3千年)
ウィルソン株の中は本当に広い空洞になっており、 祠がまつられている。 右:株の空洞内部から上空を見る。