八日目(その1)


AM7:00過ぎに起床。今日の天気は.....

曇り!(^o^)/

テレビから流れる予報でも、今日は一日中曇りとのこと。ふう〜っ、今日こそ汗をかかずに済むな。今年の北海道旅行は、とてもハードだった。犯人を追って走りまくったり、意味もなく飛んだり跳ねたりしたからねえ(笑)。さすがに疲れが溜まっている。最終日くらいはのんびりしよう。

ゆっくりと朝の身支度。今日の予定は、静内/新冠をうろうろして、苫小牧まで戻るだけ。走行距離は120kmくらい見とけばいいだろう。結局3日目に通り過ぎた、ステイゴールドのいる富川には寄らないことにした。AM10:30からしか見学できないので、それから新冠に戻っても昼過ぎになってしまうから。とにかく今日はのんびりしたい。

AM9:00ちょっと前にチェックアウト。スカちんの暖気中にトランクの整理。着替えはもう、明日の分だけでいい。これまでに着たシャツ等を一まとめにする。

ゆっくりと出発、旅の終わり独特の気だるい感じが心地よい(笑)。今日はオグリキャップのいる優駿SSでマターリしよっと。その前に、せり市に寄ってみませう。静内中札内線(道道111号線)に入って、競走馬のふるさと案内所へ。ここでせり市が行われる。行ってみると、いつもガラガラの駐車場は飽和状態。たくさんの馬主さんや関係者が来てるんだろうなあ。

駐車場の一角に停車、ビデオを持って会場へ。受付のお姉すゎんに軽く挨拶。奥の広場に出てみると、たくさんの馬たちの展示が行われていた。せり前に馬をバイヤー達に見せる、パドックみたいなもんやね。

奥に見える馬房から順番に馬たちがお披露目される。馬主達はお目当ての馬のチェックに余念が無い。

 

奥に見える施設はWINS静内。場外馬券売り場やね。

 

ここが実際にせりが行われる会場。馬たちはここを通って会場入りする。馬の気持ちになって撮影してみました(笑)。

スケジュールを見ると、せりはPM1:00から始まるらしい。よっしゃ、午後にもう一回来てみよう。お次は静内名物、二十間道路。日本一の桜並木がある直線道路へ向かう。静内中札内線を標識通りに左折、坂を上ったところが二十間道路の入口。ここにレックススタッドがある。道路脇にスカちんを停めて写真撮影。毎年の恒例やね。


 
 

これがレックススタッド。種牡馬が放牧されてるね。何て馬だろう?このように建物を撮影したときに、種牡馬が写ってしまうのは不可抗力です。肖像権の侵害ではありません(笑)。このテクニック、あとでもう一回使おっと。

 

 

二十間道路を駆け抜けるスカちん。ケンメリやジャパンのCFを真似てみました。

しかしほんとに、今日は曇りなんでゆっくりできるね。さて、お次は優駿SS。そういえば今日は、まだ何も食ってなかったんだ。よっしゃ、優駿SSで生姜焼き定食を食おう。喫茶「優駿」の生姜焼きは目玉焼きもついてるし、うまいからねえ。

二十間道路をゆっくりと走る。この直線道路、何度走っても気持ちいいね。道東のそれとは一味違う。道の左右に馬たちが放牧されてると、ほんと落ち着くなあ。

二十間道路に一つだけある信号を左折、新冠方面へ。新冠のサラブレッド銀座までには、一山超えなければならない。3速で坂を上る。その途中で撮った写真がこれ。

山を越えた下り坂は、ちょっとしたワインディング道路。峠を走るのもこれが最後だ。このヘアピンで最後のヒール&トゥ!

ヴオオォーーーン!! キュキュキュキュ.....

.......決まった、非のうちどころが無いくらい完ペキに決まった!

「みっ、見たか、ヤツのドライビング!」
「すっ、すげえ!」

ここが筑波サーキットの第二ヘアピンなら、コーナーポスト員がこう叫んでいたのは想像に難くない。フッ、アツいぜ!

ほとんどビョーキの危ないうわ言を口走りながら、サラブレッド銀座(道道209号線)へ左折。ここも今年は、馬たちの姿が少ないように感じるなあ。

優駿SSへ到着、例によって奥の臨時駐車場に停車。腹減ったあ〜!まずは生姜焼き定食食うど!アフターアイドリングもほどほどに喫茶「優駿」へ。生姜焼き、生姜焼きっと......

「すいません、ハンバーグ定食ください」(←おい!)

メニューを見たら、急にハンバーグが食いたくなった。ずっと固く心に決めてたことを、直前でサクッと変えてしまう軽さ、これがあっくん最大の欠点。欠点と言っても、これは性格だから治しようが無い。人間はポリシーや信念は変えられるが、性格だけは変えられない。

この性格で、昔ひどい目にあったことがある。忘れもしない1989年のジャパンカップ、オグリが連闘で挑んだレースだ。軸はもちろん2枠3番オグリキャップ、相手は同じ2枠2番のホーリックスという7歳の牝馬。あっくんは枠連の2-2を5.000円買うつもりだった(注:当時は馬連や馬単馬券は存在しなかった)。このレースで2-2のゾロ目を買えるのはオレしかいないだろう。フッフッフ.... 来たらでかいど!オッズは60倍近い。

ところが馬券を買う時に思わず、

「1-2を5.000円」

と言ってしまった。理由は簡単、ほんの3秒前に見たオッズが、1-2の方が(2-2より)高かったから(爆)。今のようなマークカードに記入して買う方式だったら、間違いなく2-2を買ってただろう。結果、

1着:ホーリックス
2着:オグリキャップ

走破タイムは2分22秒2の世界レコード。勝った馬は2枠2番、枠連は2-2。2づくめのレースだった。この時あっくんは、東京競馬場の芝生席でひっくり返った。なして1-2に変えたかねえ....

その他にも、労働意欲に燃えて元気よく出社したら、いきなり地方転勤命令を食らって、その場でサクッと会社を辞めたこともある。オレの本業は競馬やど!府中から離れるわけにはいかんやろうが。

......ん、何の話だったっけ?....そうそう、ハンバーグ定食、うまかったっす。食い終わってオグリの放牧地へ。しばらくマターリと時を過ごす。

おっ!

喫茶優駿の入口に、一枚の張り紙があった。見てみると、今日のPM3:00から種牡馬展示会があるとのこと。

ラッキー!!

数年ぶりにオグリを間近に見ることができる。現在時刻はAM11:30ちょっと過ぎ。よっしゃ、これから温泉に行って、それからせり市を見学、その後ここに戻ってこよう。

スカちんに戻って国道235号へ、5分ちょっとで新冠レコードの湯へ到着。去年宿泊した温泉だ。ここの温泉は人気が高いようで、夜行くと飽和状態。それで今年は、入浴者の少ない昼間に入ることにした次第。入浴料500円支払って浴場へ行くとラッキー、初めての洋風風呂。ここは和風風呂と洋風風呂に分かれていて、日替わりで男湯/女湯交互に使用される。前に2回来たことがあるが、どっちも和風バージョンだった。

まずは全身を良く洗ってから露天風呂へ、けっこう温度が高いな。熱い風呂が好きなあっくん、露天風呂で大の字になる。

う〜ん、極楽!

曇り空のため気温が低く、絶好の露天風呂日よりやね(^^)。今日は汗かかなくて済むから、夜はもう風呂に入る必要は無いな。お次はジャグジー。ここのジャグジーも、なかなか強烈なんすよ。疲れの溜まった体が柔らぐねえ。今度は打たせ湯。枝幸のホテルニュー幸林のそれもよかったけど、ここの打たせ湯はかなり強烈。両肩を打たれると、ほんと気持ちいい。........うん、面白い遊びを思いついた!

第3回勇気ありシリーズ:君はち○ち○を何秒間湯に打たれることができるか?

腰をずらして、肩に当たっていた湯を股間に持ってくる......

お★※#○き☆▼∵※>☆!!!

0.3秒でノックアウト。良い子のみんな、真似しちゃダメだぞ!(←しねーよ)

しかしそれにしても、全身がぽかぽかして気持ちいいねえ。最後にもう一度、露天風呂に浸かろっと。

温泉から出て、冷たい水を飲んで一服。そうだ、何かおみやげも買っとこう。大きなバスタオルを購入した。ほんとここは落ち着く温泉やねえ。旅の終わりの恒例になったね。また来年お世話になりますってことで、レコードの湯を後にした。