2002年6月15日、AM5:00起床。窓の外は大雨!ザーザー降ってやがる。
TVの予報では、昼には止むとのこと。しゃーない、傘をさして駐車場へ。スカちんの二重のボディカバーを外す。あっという間にスカちんはずぶ濡れ。トランクに新聞紙/ビニールシートを敷いて、ずぶ濡れのボディカバーを収納する。
イグニッションオン、カチッというリレーの音を確認した後、セルを回す。
通行券を受け取り、東名を西へ。相変わらずのザーザー降りだが、雨天走行対策はバッチリ!鮫肌のポテンザRE01が、がっちりウエット路面をグリップする。銀系酸化チタンコーティングを施したフロントウインドウは、ワイパー不要なくらい雨を弾く。跳ね上げる泥水はマッドガードでカット、雨が流れるエッジ部分はノックスドールで錆止め対処。
順調に海老名SAを通過。案内板を見ると、この先事故で2km渋滞しているとのこと。2kmの渋滞くらい10分あれば通過できるやろ。が、この見通しがルノアールのココア以上に甘かった。
スカちんが巻き込まれる頃には、渋滞は4kmに伸びていた。ガチガチに混んで全く動かない。ラジオを1620KHzに合わせると、トラックと乗用車2台が接触、3車線の道路を完全に塞いでいるとのこと。かろうじて路側帯が通行できるらしい。
この4km渋滞を超えるのに1時間以上かかっちまった。しかも渋滞中に、
足柄SAに到着する頃には雨が上がった。時刻はAM8:30。ちょうど渋滞にハマった1時間、予定をオーバーしたことになる。メシ食ってる暇ないや。公衆電話を探してとまやんさんに電話。
「トゥルル....留守番センターにお繋ぎします」
運転中か...... 次、MAXさん。
「もしもしMAXさん、今どこ?.....えっ、足柄!? イッケーさんも一緒なの........うん、ちょうどあたしも足柄に着いたとこ。今からそっち行きますね」
電話を終えて自販機でカフェオレ買ってると、いきなり背後に現れたMAXさんから、力道山ばりの空手チョップを食らった!
「ども、おはようございまーす」(爆)
イッケーさんとも合流、時間が無いので挨拶だけ。どーせあの2人には追い抜かれるだろうから、あっくんは早めに足柄SAを出発した。
しばらくは左車線を70km走行、MAXさん、イッケーさんを待つ。20分ほどしたら、黒ジャパン2台がやってきた。すかさず右車線に移動、アクセルを踏み込む。
東名高速をひた走るイッケー号。スカちんの後ろにはMAX4号が走っている。どーです、この天気!わしが参加すると必ず晴れるね(^^)。 |
3台のランデブーは静岡辺りまで。MAXさんがスカちんの真横につけて並行走行。窓を開けて何か話し掛けてくる。
あっという間にMAX号がスカちんを追い抜いていった。予定時間をはるかにオーバーしているため、あっくんもちんたら走ってられない。再びアクセルオン!
浜名湖SAに到着、時刻は10時を回っている。アフターアイドリング中に辺りを見回してみると、ジャパンは一台もいない。既に集合場所へ行ったようだ。再びとまやんさんに電話してみる。
「トゥルル....留守番センターにお繋ぎします」
まだ繋がらないな...... 次、MAXさん。
「....お客様がおかけになった電話は、電波の届かない場所にいるか、電源がオフに.....」
まだ走行中か..............やばい!
そうだ、料金所を出てすぐのとこって書いてたな!てことは、三ケ日ICを降りたらすぐの場所かな?これ以上思い出すのは無理だったんで、浜名湖SAのインフォメーションカウンタへ。
「すいません、三ケ日IC近辺にハマナコ何とかって言う、カタカナの場所ないですか?」
「.....浜名湖、何とかですか?カタカナ?」
「ええ、料金所のすぐそばにあると思うんですが...」
「........ハマナ・コスタというドライブインじゃないですか?浜名湖レイクサイドウェイという有料道路の料金所そばにありますが」
「それです、それです!道を教えていただけますか?」
「三ケ日ICを降りて、そのまままっすぐ直進してください。しばらく走ると料金所があります。料金所を出てすぐのところにハマナ・コスタの駐車場がありますから、すぐに分かりますよ」
「分かりました、どうもありがとうございます。助かりました!」
インフォメーションのおばさ......もとい、お姉すゎんにお礼を述べて出発。
三ケ日ICで高速を降りる。ハイカで5600円支払って道なりに直進。もう有料道路に入ってるのかな?標識が全く無いんで、よー分からん。この道路、制限速度は何キロなんだ?
問題:制限速度標識が無い道路は無制限にスピードを出してよい。○か×か、さあ来い!
答え:○なわけないでしょ。
あっくんは控えめに5速80km/hで走行。10分弱走ると料金所が見えてきた。ハイカが使えないので、現金で150ゴールド支払う。辺りを見回すと....
「お、あそこかあ」
駐車場に7〜8台のジャパンが並んでいる。右折して片隅に停車&ボンネットを開けて十分なアフターアイドリング。
「ども、おはようございます」
みなさんにご挨拶。地元中部連合からは、ZENさん、Nさん、初めてお会いする名倉さんの3台が参加。関西からは、これまた初めてお会いするにっしゃんさん。GOODさんは遅れるんだったな。その他、関東組はどーでもいいや(爆)。
スカちんに注目!銀系酸化チタンコーティングによる光触媒効果で、ボディはピカピカ!これが雨に降られた後のボディって信じられます? |
にっしゃん号はかなり手が入ってるな。見た雰囲気は、もりきん号に近い。名倉さんのジャパンは、右がドアミラー、左がフェンダーミラーの変則仕様。隅々まで手入れされたきれいな前期4ドア。お聞きすると、昔からジャパン一筋という生粋のジャパン乗りだった。
一番手前が名倉号。右フェンダーにはミラーがない。写真は切れてるが、(右側は)ドアミラーになっている。 |
「KAZさん、ちょっとちょっと!」
とまやんさんが駐車場の奥へ、あっくんを手招きしている。
「....何?」
誘われるまま、とまやんさんについて行く。
「ここ、やばいよ」
「何が?....................!!」
今にも地獄大使が戦闘員を率いて出てきそうな雰囲気(爆)。間違い無い、この先には洞窟があって、奥にはショッカーのアジトがある!
そりゃそうだ、地獄大使の正体ガラガランダとライダー1号が闘ったのは、浜松砂丘と呼ばれる中田島砂丘。ガラガランダは、浜名湖に猛毒をまこうともしていた。もし地獄大使の作戦が成功していたら、浜名湖のうなぎは全滅していただろう(爆)。
さらにゲルショッカーの大幹部ブラック将軍、すなわちヒルカメレオンとダブルライダーが死闘を繰り広げたのは浜名湖パルパル遊園地!ゲルショッカーの前線基地は、浜名湖畔の大草山展望台にあった。館山寺から展望台へ通じるロープウェイでは、再生ガニコウモルが襲ってきたこともある。
2大幹部とライダーがこの近辺で闘ったということはすなわち、ショッカー/ゲルショッカーの大首領は、浜名湖畔に潜んでいたに違いないのだ!
........いかん、少し頭を冷やそう。みんなにショッカーのアジトのことを話したらパニックになり、せっかくのオフが台無しになってしまう。ここはとまやんさんとあっくんだけの秘密にしなければ....
朝から何も食ってないので、ハマナ・コスタに入ってソバを食う。とまやんさんもソフトクリームを食って、冷静さを取り戻そうとしている。
「ウルトラマンコスモス、恐喝で逮捕されたね」(爆)
「命がけで怪獣やっつけても、単なるボランティアだもんね。金に困ってたんでしょうね」
「怪獣を1体倒す度に○○円って、歩合制にしたらよかったのにね」
「映画はどうなるんだろ、お蔵入りかな?」
「さあ、ウルトラ6兄弟とハヌマーンの映画に差し替えたらいいんじゃない?」(核爆)
巷はワールドカップで盛り上がってるってのに、のどかな会話ですこと!
(ちなみにこれを書いてる2002年6月末現在、ムサシ隊員は無罪を主張しています。真偽のほどはまだ分かっていません)
食い終わって駐車場に戻ると、程なくGOODさんご到着。入れ替わりNさんは、都合のため帰られるとのこと。
「それじゃ気をつけてねえ〜!」
Nさんを見送った後、我々も移動。いよいよ今回のメインエベント、
雨でずぶ濡れだったボディカバーを乾かす。手前で乾燥させてるのが完全防水のカバー。ところで、MAX4号のフロントに注目が集まってますね。何かあったのかな? |