2002ジャパンの日ミーティング(その1)


2002年2月10日、午前4時30分起床。天気はくもり。予報では午後から晴れ間も見えてくるとのこと。

雨や雪でなくて良かったあ〜!

窓を開けてタバコを吸うと、外気が冷たい。今日は気温が低そうだ。少しふらつくが倦怠感は取れている。熱も平熱に下がったようだ。実は風邪をひいて、昨日まで丸二日寝込んでた状態が続いていた。昨年末から重度の鼻炎を患っていて、風邪をひきやすい状態にある。会社にはマスクをして出社、十分注意を払ってたのだが、かあちゃんにうつされてしまった。家の中じゃマスクはしないもんねえ。会社だったら迷うことなく休む(爆)んだが、今日はジャパンの日。休むわけにはいかない。

いつも以上に十分な防寒準備。出掛けにバナナ1本、それと鼻炎/風邪薬を飲む。どちらの薬にも睡眠効果がある。眠くなる前に、現地に到着しなければならない(苦笑)。今年のジャパンの日ミーティングの会場は、なんと茨城県水海道市のレッドパーク。スカちんの暖気を済ませ、出発したのが午前6時ちょっと前。まだ夜は明けない。ヘッドライトを点灯してゆっくりと東名川崎インターを目指す。高速に入ってもギアは冷たいまま。5速80km/hで左レーンを走る。用賀を越えた辺りでようやく夜が明け始めた。そろそろデフも暖まったかな。4速にシフトダウン、追い越し車線に移動する。

ヴオオォーーン!

う〜ん、この瞬間が日産車だね(←古っ!)。3ヶ月の入院後、スカちんは絶好調!何の不安も無い。今年はパソコン買い足したりDV(デジタルビデオ)買ったりするから、おめえに使う金は、ガソリン代と法定点検代しかないぞ。ちゃんとトラブルフリーで走れよ!

3号線をスムーズに霞ヶ関方面へ。すごいすごい、渋滞が無ければ自宅から渋谷まで20分で行けるんかい!オレってシティボーイやなあ。この後も箱崎、小菅、三郷と渋滞名所を難なく通過、出発から1時間ちょっとで常磐道守谷SAに到着。

眠っ!

6号線に入った辺りから睡魔に襲われつづけていた。が、これも薬が効き始めた証拠。何とか守谷SAに到着すると、既にとまやんさんやぽんきちさん、たかあきさん、風見さんも到着していた。それにしても、とねさんまでオレより早く到着していたのには驚いた!(爆)

みんなで朝食をとる。あっくんはSAで売っていた焼きたてのパンを食う。マジでうまかった。守谷SAのパンはお勧めでっせ。

そうこうしているうちにMAXさん、ケンメリのS氏も合流、出発することにした。10数台のケンメリ/ジャパン大名行列で約15分、レッドパークに到着。程なくレッドパークの方も出社されて、駐車場に並べる。しばらくすると、一台の後期型4枚がご到着、あっくんの知らないジャパンだ。ナンバーを見ると宮城!東北からいらっしゃったA氏は、雑誌で今日のイベントを知ったらしい。けっこう雑誌掲載効果ってあるんやね。

ドゥオオーーン!

聞き覚えのある爆裂サウンド!レッドGTさんもやってきた。同県ナンバーA氏の横に停車する。

「おはようございます」

久々にレッドGTさんとご対面、去年は本当にお世話になりました。


 
 

ずらり揃ったフェンダーミラー。朝早くから駐車場の一角は、ケンメリ/ジャパン軍団で埋めつくされた。

続々と集結するケンメリ/ジャパン軍団。レッドパークの開館時間は10時だが、それまでに会場を準備しておかなければならない。入館手続きを済ませレッドパーク2階へ、写真を展示する。あらかじめレッドパーク側がコルクボードを用意して下さってたので、そこに写真を貼り付ける。と言ってもあっくんは、B5サイズのパネルを何枚か用意してたので、ついたてにS字フックでぶら下げるだけ。あっという間に終了。

MAXさんやとまやんさんは、前述のコルクボードに写真を貼り付けて展示。う〜ん、「MAXのSKYLINE JAPAN WORLD」とか、「I LOVE SKYLINE JAPAN」とか、ロゴも貼り付けてるのか。オレも真似してみるか。

「あっくん帝国写真集」

恥ずかしいんでやめよ。

これが写真展示風景。真ん中の3枚のパネルがあっくん分。岡谷、開陽台、ケンメリの木で撮った写真を展示した。ちなみに後ろに見えるのはプロジェクター型のビデオ映写画像。TURBOエンブレムが写ってますね。

 

レッドパーク前にもケンメリ/ジャパンが展示された。左はS氏のケンメリ、真ん中が前期ES風見号、右がたかあきさんのマシンX。

何とか会場準備終了、いよいよ開館。続々とお客さんが入館してくる。と、館内アナウンスが流れる。

「本日開催されるケンメリ/ジャパンミーティング開会の挨拶があります。ご来場のお客様、どうぞ2階にお集まりください」

聞いてねえよ!

とまやんさんに誘われるままに2階へ。30〜40人程のお客さんが集まっている。一応協賛者ということで、レッドパークのアドバイザープレートをぶら下げているあっくんも整列する。

「本日は寒い中お越し頂き、真にありがとうございます。名ばかりのケンメリ/ジャパン倶楽部です。午後からはケンメリ/ジャパンのCM、ジャパン開発秘話などのビデオ放映も予定しています。どうぞ皆さん、楽しんで行かれてください」

とまやんさんが挨拶する間、あっくんはずっと直立不動状態(爆)。実は今までずっとマスクをしてたんだが、これじゃ失礼と思ってマスクを外したとたん、急に咳き込んでしまった。それをずっとこらえてたわけ。

「本日は宜しくお願い致します」

とまやんさんの挨拶終了と同時に拍手が起こった。ありがたいことです。あっくんも深々とおじぎ。こーゆーのって、けっこう緊張するね(^^;Λ

というわけで、まずは何するかな?駐車場を見ると、かなりのケンメリ/ジャパンが到着している。が、今日は曇り空も手伝って気温が低い。駐車場で談笑したら、一気に熱発(^^)しそう。てなわけで1階の展示車両を見学することにした。プリンスR380をはじめとして、レース仕様のケンメリGT-R、トミカスカイライン、MID4、歴代プリンス/スカイラインが展示されている。

R34の向こうにMID4が展示されている。さらにその奥にはV35も見えますね。レッドパーク展示車両のごく一部の光景。

 

ご存知ケンメリGT-Rワークス仕様。大きなオバフェンとチンスポが特徴的。フロントウインカーって、R33みたいに丸いんですね。

 

この日のために(?)某所より運び込まれたクリスタルテール群。トラック野郎ご用達の一品です(^^)。上段中央の逆三角バッジに注目。あれが激レアのSLVバッジ!

うろうろしているとレッドGTさんと遭遇、前期型箱スカを熱心に写真に収めている。

「何してるの?」
「いやー、前期型箱スカのレストアやってんだけど資料が無くてねえ。後期型と比較するなんてここでしかできないから」

そうだった。箱スカも前期/後期でかなり相違があるんだったな。

「あら、ウインカーもパーツが違うのか」
「そうですよ、グリルはもちろん、バンパーも化粧ネジの有無とか全て別物ですよ」
「こりゃ大変だ」

ジャパンに限らずスカイラインて車は、前期型と後期型で互換性の無いパーツが多い。だから部品集めには苦労する。スカちんも去年入院した時、あっくんがストックしていたEGIパーツ群は全て211用だったので、同じ前期型の部品でも全く使えなかった。

「これ、うちのオヤジが乗ってたんですよ」

若い方がケンメリGLを指差す。

「そうなんですか、西部警察PARTIIIオープニングで炎の大ジャンプ(爆)したやつですね」

六つ目テールのケンメリGL、4発なんでフロントノーズは短い。が、ドアやリアフェンダー部分はGTと互換性があるそうだ。

「お父さんもスカイラインがお好きなんですね」

今考えたら、このとき話していた方がよしぼうさんだった。そうと分かっていたら、もっといろいろお話できてたんだが、なんせ薬の睡眠効果で頭がボーっとしてた。それもこれも、あっくんに風邪をうつしたかあちゃんが悪い!よしぼうさん、今度お会いする時は体調万全で行きますんで、宜しくね。

2階に戻って駐車場を見下ろしてみる。

すごいすごい!

レッドパーク駐車場の俯瞰。ガラス越しに撮ったので、赤いジャンバーを着たあっくんがガラスに反射している。マスクをした顔も写ってますね(写真左上)。あっくんが初めて撮った心霊写真(爆)。

駐車場はケンメリ/ジャパン軍団がひしめいている。ざっと数えただけで30台はいるな。またまた記録更新やね。

「あのー、KAZさんですか?」

ドキッ!

「はじめまして、Yと申します。ホームページ拝見してますよ」

グラサンしてなくても分かってしまうようだ(^^;

「あ、どーもありがとうございます、KAZと申します」

しばしYさんと談笑。本当はアドバイザーであるあっくんの方から話しかけねばならんのだが、この日は話しかけられてばかり。ほんとあの時は頭が回らなかったなあ。

それで、Yさんのジャパンは黒の後期型。シルバーのカンパを履いている。オリジナルのゴールドラインが美しい。

「あのライン、レプリカ用の型になったんですよ」
「えっ、そうなんですか!」

ジャパン用のゴールドラインや逆ターボステッカーを某ショップで販売してるでしょ?全てYさんのゴールドラインが原型となっているそうですよ。今考えると、あっくんはここでもミスを犯している。普通こーゆー話を聞いたら、すぐに写真に納めんか?こうやってレポート書いてると、あの時こうしときゃよかったと後悔することばかり。すまんす。

時刻は昼時、そこでレッドパーク名物丸テールライス(^^)を食った。丸く縁取ったピラフの中に、ピリ辛のデミグラスソースが入っている(←これも写真に撮っときゃよかったな)。けっこう辛いっす。