鳥取砂丘へ


キカイダー聖地巡礼の旅は、本日のメインエベント、鳥取砂丘を目指します。昨日と同様、斐川ICから山陰道に入りアクセルオン!
出雲から鳥取まで約180km、かなりのロングドライブとなります。それにしてもオートマ車は、左半身が暇だね。少し手動でギアチェンジしてみよう。

これがBLITZENのシフトノブ。走行中のシフトは、もちろん撮れない。
写真は、サイドブレーキの感触を確かめてるところ。
余談だがサイドブレーキ一つ取っても、櫻井スカイラインと感触が異なる。

こんな縦ストロークのギアチェンジ、「ギヤガチャ」したくなるね(笑)。

ギヤガチャ禁止!

ゲーセンの店員に、何度注意されたことか…
こんな旅をしていると、キカイダーだけでなく、いろんな思い出が蘇えってくる。

またまた話は脱線します。ギアガチャとは、SEGAのアーケードゲームOutRun(アウトラン)の裏ワザなんです。時は1980年代後半、バブルど真ん中。私はこのゲームに何万、いや何十万円もつぎ込みました。
美しいグラフィック、ノリのいいBGM。OutRunは、当時のゲームクオリティを格段と引き上げたドライブゲームです。よろしければ、ギアガチャと同時に、そのゲームの一部をご覧ください。

OutRunテクニックガイド

ゴール観客の右端に「鬼太郎」がいることにお気づきでしょうか?
私はギアガチャを駆使して、4分40秒台で走りました。が、上には上がいる。

OutRunワールドレコード

4分32秒は、永遠に届きそうもない。一つのミスも許されない神技。コース形態はもちろん、どこにどんな障害物があるか、全てを把握してコーナーをショートカット、最短ルートを走ってます。

BGMも素晴らしいでしょう?
特にMagical Sound Shower(マジカルサウンドシャワー)はリズミカルで、どこか哀愁がある名曲です。2009年、この曲に歌詞を付け、ボーカロイド「初音ミク」に歌わせ、ニコ動で公開した人がいました。これが反響を呼び、2011年SEGAのアーケードゲーム「初音ミク Project DIVA Future Tone」に公式採用されました。25年の時を経て、マジカルサウンドシャワーが里帰りしたわけです。さらに2016年「初音ミク Project DIVA Future Tone」はハイビジョン化され、家庭用ゲーム機PS4に移植されました。その映像がこれ。

初音ミクが歌うMagical Sound Shower

the shiny world there is (眩しい景色の中)
passing blue breeze (青い風の中を駆け抜ける)
splashing waves singing (波しぶきが歌っている)
the sound is a MAGIC (その音は魔法)

Passing Breeze、Splash Waveという、他の2曲の曲名を取り入れ、アウトランの世界観が、見事に表現されています。

スプライト処理の擬似3D、16ビットFM音源から30年。コンピューターグラフィックとサウンドがここまで進化したことに、IT技術者である私は、感動を覚えます。

また、アウトランは世界中にファンがいます。ここでは厳選して、3つ紹介しましょう。

ロンドンバージョン

シンガポールバージョン

吉幾三バージョン

いくらなんでも、吉幾三バージョンは、公式採用されないべさ。
 

出雲から2時間半で鳥取砂丘に到着。駐車場で十分なアフターアイドリング。特にターボ車の場合、タービンを冷やすため、最低5分のアフターアイドリングが必要です。アイドリングストップなんざ、もってのほか!

アフターアイドリング中のBLITZEN。ナビは確かに鳥取砂丘に到着したことを示している。が、私はナビを見ない。そもそもナビの使い方を知らないのが草。あらかじめGoogleMapで調べたメモで十分!

ビニール袋には、温泉に行くためのバスタオルが入ってます。

 


 

まずは砂丘会館で腹ごしらえ。昨日食いそびれたラーメンを注文。


 

同じく砂丘会館で長靴を借りる。

これで準備万端!

それでは砂丘に行きましょう。