稲佐の浜〜日御碕灯台


まずは、稲佐の浜(いなさのはま)から紹介しましょう。古事記の「大国主命(オオクニヌシノミコト)の国譲り」の舞台となったところです。

あれっ、弁天島まで歩けるぞ。本来は、海水が満ちてるはずなのに…
ひょっとして干潮なのかな?
(後で分かったのですが、砂が堆積して、弁天島は「島」では無くなったそうです)

そして、光明寺博士がジローに、アオデンキウナギの左腕を取り付けた小屋は…

公衆トイレになってました(苦笑)。
まあ、よくある話です。ウルトラセブン最終回、ダンがアンヌに自身の正体を告白するシーンを思い出してください。

「アンヌ、ボクはね、M78星雲からやってきたウルトラセブンなんだ」
「え゛、あたし信じられないわ!」

魔法使いサリーちゃんの最終回とごっちゃになってますが、あのシーンは、東京競馬場がある府中市の多摩川(是政近辺)で撮影されました。そこも今は、公衆トイレになっているそうです(ひし美ゆり子さんから、直に伺いました)。

稲佐の浜を後にして、日御碕(ひのみさき)まで約10km。海岸線のワインディング道路を走ります。ところで、今回の相棒はこいつ。

スバル・レガシィB4 BLITZEN(ブリッツェン)。BLITZENとは、ドイツ語で「稲妻が輝く」という意味です(従って、イナズマンはドイツ語でBlitzMann)。ポルシェのデザイナーが監修した「特別なレガシィ」。赤いボディカラー「プレミアムレッド」は専用色。ボンネットのエアダクトは、ダテではない。あの奥には、インタークーラーが備わっている。インタークーラーとは、そのうち説明しましょう。

リアウイングも、BLITZEN専用デザイン。かなりのローダウン仕様。駐車場に停める時、タイヤ止めに注意が必要です。奥に見えるワインディング道路を走って、日御碕を目指します。

この道路、ミツ子さんに本来の左腕を付け戻してもらったジローが、出雲大社のお守りを貰った後、サイドカーで走りました(32話)。同じ道をBLITZENでトレースします。

ヴオオォーーン!!

プシューッ!

こいつは、2Lツインターボ。アクセルを抜くと、加給圧が抜けるプシューッ!という金属音が心地いい。それにしても、さすがスバルの4WD。ほんと素直に曲がるね。自分の車スカイラインは、フロントにL20という、重くて頑丈なエンジンを搭載している。このためコーナーを曲がる時、どうしてもアンダーが出てしまう(外側に膨らむ)。その点レガシィは、アンダーもオーバーも無い。
…いかんいかん、

オートマ車で、ブレーキとアクセルを同時に踏んでどーする!

私は普段、マニュアル車に乗ってます。こういうワインディング道路で減速する場合、私の右足は、

(1) つま先でブレーキを踏む
(2) その状態のまま、かかとでアクセルをアオる

ヒール&トゥのクセがついてます。(汗
そんなこんなで、到着しました日御碕灯台。

日本一の高さ、43.65mを誇る。ウルトラマンの身長より高い。この広場でジローは、アオデンキウナギ率いるダーク破壊部隊と戦った。

 

説明不要。キカイダーが戦ったり、ジローがギルの笛に苦しめられた場所。

 

ハンペンが釣りをしてた岩場。奥に見える島は、経島(ふみしま)。日御碕神社の宮司だけが、舟で渡ることができる。

 

キカイダーには登場しないが、灯台の東側も絶景が広がります。これは出雲松島。

 

割子三段殺人事件
振り子電車に仕組まれた時間差トリック
出雲神話に秘められた暗号
犯人はヤス!?
山陰を巡る連続殺人に挑む執念の刑事!
監督:村川透
脚本:長坂秀佳

こんな2時間ドラマがあったら、ここは必ず第1の殺人、もしくは「崖タイム」で使用されます。


 

それでは灯台に登ってみましょう。
灯台内のらせん階段を上ると、こんな光景が広がります。

この海のどこかに、ダークの海底基地が建設中です。

 

東側の光景。遠くに隠岐の島が見えましたが、写真では分りません。

 

灯台から広場を見下ろす。それにしてもジローこと伴大介さんは、よくここから飛び降りたもんだ。骨折だけでは済まないぞ、ふつー。
(↑おい!)

 

尚、灯台に登るためには、参観料200円が必要。ジローは200円支払ったのだろうか?

灯台内に、いい写真があった。キカイダーが撮影された当時のふいんき(←なぜ変換できん)が見れますね。

日御碕名物、焼いか。キカイダースタッフも食されたと思います。