イントロダクション


こんにちは、「NEW 伴’sCLUB 掲示板」で、いつもお騒がせしているKAZです。
今回、人造人間キカイダー第31/32話、及び「飛び出す人造人間キカイダー」のロケ地となった山陰を旅してきましたので、報告したいと思います。

2018年5月5日、朝まで仕事をしていた私は、そのまま「伴さん誕生会」に出席しました。帰りの小田急線、登戸で降りるところを案の定、町田まで寝過ごしました。
翌5月6日、NHKマイルCを本線で的中させ、たらふく寿司を食い5月7日、二日酔いの頭をかかえたまま、新横浜から旅立ったわけです。
目的地は、島根県出雲市。神話の里で有名なところ。出雲市を目指すには、岡山で新幹線を降り、伯備線の「特急やくも号」に乗り換えます。岡山から出雲市まで、3時間10分の旅。山陰を目指す場合、これが最大の難関となります。

特急やくもは、別名「はくも」と呼ばれる、悪魔の振り子電車なんです。詳細は、この方のブログをご覧ください。

この写真は、やくもの車窓にスマホを垂直に当てて撮影したものです。景色が傾いてるのが分かるでしょうか?
もちろん、景色が傾いてるわけではありません。傾いてるのは電車の方です。

最後の国鉄電車、381系やくも号は、2022年に新型車両に切り替わることが決定しています。4年後、鉄道ファンが殺到することでしょう。


 

これがやくも名物、ゲロエチケット袋。今となっては、やくもにしか供えられてない。(^^;

 

さらに、やくも号が走る備中(びっちゅう)は、八つ墓村/悪魔の手毬唄など、横溝正史シリーズの舞台としても有名。従って、やくもに乗る時は、暗い雨の日がお勧めです。


 

備中には、こんな景色が広がります。このふいんき(←なぜか変換できない)は、まさに八つ墓村!(断じて貞子ではない)

山陰本線、米子駅に到着。上り線に、やくもが見えますね。
「わあ〜、空気がおいしいわ〜!」
なんて言ってる余裕はありません(ミツ子さんは、相当タフな方です)。

 

紆余曲折を経て、ようやく到着した出雲市。381系やくも号、不敵な面構えだ。しかし、今回もわしの勝ちじゃ。見事に乗り切ったど!
(郡司さんの採点は、10対10のイーブンです)

 

…ん、1番線に見慣れない電車が停まってる。あんな電車、山陰を走ってないぞ。

トワイライト・エクスプレス… 水風?
ははあ、流行りの豪華寝台列車か。

本来は1番線まで行って、写真を撮るべきなんだが、振り子電車との格闘を終えたばかりなんで、ヘトヘトなんよ。

 

改札を出たら、あの電車の正体が分かった。
「瑞風」って書くのか。贅沢な食事が用意されてるなあ。おまいら、やくもの食堂車で、それを食ってみろ。阿鼻叫喚の地獄絵図を保証しちゃる!
(やくもに食堂車はありません)

到着した出雲市駅。考えてみれば、不思議な駅名だ。東京/横浜/大阪、それぞれ東京都駅/横浜市駅/大阪府駅とは言わない。
まあいい、それにしても長いイントロダクションとなりました。以降は本格的に、キカイダー聖地巡礼の旅が始まります。