写真は１台目でホンダNワゴンのボンネットで２箇所凹んでいる内の１箇所です。
袋部の内側に鉄板が貼り付けてあり、何とか貼り付けてある隙間からツールを捻じ込む事は出来ましたが、
ヘコミがきついので苦労してしまいました。

もう１箇所も袋部の硬い角部がきつく凹んでいて泣きたくなるのをこらえてやっとリペアしました。

もう１台は、大きい割には様相通りのヘコミ方だったので作業し辛さを除けば順調に行った方かもしれません。

ここ２・３日、２年ぶりの本当の冬らしい冬に成ったので１日中ブルブル震えながらの作業でした。
でも雪国の中の雪国はこうでなくちゃいけません。（多少強がりが入っていますけど）

フロントガラスに雪の塊が落ちてガラスが”グヮッシャーン”と割れてルーフ付根が皺クチャに成ったケースです。
右から左までルーフ前方袋部が皺クチャに成っていて、ワンボックスカーは背が高くてルーフの幅も広いので透かして見るのに顔も手も届かなくて非常に条件が悪いんですよね。
おまけに袋部の隙間も狭くてツールが上手く入らず苦労しどうしでした。

夕方過ぎより津南町の鈑金業者様で１台鈑金荒出ししたのですが、作業途中で真っ暗に成ってしまいました。
流石に今日は疲れ果ててしまいましたね。

今日は冬型が緩んで久しぶりの真っ青の晴天で野沢の４ｋｍコースが誘ってくれていたので、若干気もそぞろ状態だったのは内緒です。

ヘコミの場所はバックドアで、右側半分が右側末端から上から下まですっかり皺くちゃに成っていました。
特に写真の場所は鉄板が延び切る寸前で思いっきり叩いてもポンポン跳ねるだけでまるで太鼓を叩いてる様でしたね。

余りにも範囲が広すぎて、”鈑金荒出し”と言えど殆ど１日係りの作業に成ってしまいました。
明日も疲れ果てる仕事が待っているのに体力の温存が出来ません。

今日は天気予報が外れて晴天でウズウズしていた所、野沢の綺麗な白銀の世界からお誘いが入ったのに羨ましいだけで悔し～！

フロントガラスが割れる程の雪が落ちて、
右側は後方の一部分だけでしたが左側は前方の袋部から後方の袋部まで滅茶苦茶にヘコミ・歪みまくっていました。

それに見積もり時の予想より鉄板が延びていて、当然予想を遥かに超える手間が掛かってしまいましたね。

冬型で寒いので体力は持ちましたが、これが夏場の暑い時ならエネルギー残量はゼロに成っていたと思います。

１月２９日

ずうっととんでもないルーフ落雪のデントリペアをしていたのですが、今日の午前は一時抜け出して南魚沼市の業者様で新型スバルインプレッサのデントリペアをしました。

ルーフ前方の袋部に２箇所ヘコミが有って、
写真のヘコミは全く隙間が無いシーリングで接着して有る場所で見た目と違って手間取ってしまいました。
何しろ自作の厚さ１ｍｍ以下の薄っぺらいツールを無理やり差し込むだけでスジが出来てしまう程でしたからね。

お昼に掛けて車を飛ばして又とんでもないルーフ落雪のデントリペアを再開しましたが、未だに全く先が見えず只々疲れ果ててしまいました。

今日は日曜日の晴天で、早朝野沢へのお誘いが有ったのですがとても滑走を楽しむ暇なんて無くて、
今年は冬の楽しみを味わう時間が無くて悲しく成ってしまいます。

ヘコミの場所は左リアクォーターパネルで、写真のライトが反射している場所以外の場所も滅茶苦茶に成っていました。

現在多様されている高張力鋼板ではないので鉄板が延び切っているとは思わず請負ったのですが、
高い所を叩き落して余計な力を解放した途端”ボコン”と大きい音がして”ドゴッ”と出っ張ってしまいました。

鈑金荒出しで鉄板が延び切っている寸前ならわざと表面をデコデコブツブツにして表面積を稼いでパネル面を作り直せるのですが、
鉄板の塑性限界まで延び切っていると何をしてもヘコヘコするだけで後は断裂するだけです。

取り敢えず今回は最低限の辻褄合わせが限界でパネル面を作り直すまでは行きませんでした。
まあそれでもパテを薄く塗るだけに済ませたので納品です！！
それ以外は切断溶接して新品パネルに付け替える以外有りませんからね、自分の仕事では有りませんがそれこそ大手術に成ってしまいます。

大雪が収まって急に忙しく成り、綱渡り状態で予定を組んでいたのに予約を忘れられていたので今日は本当に困ってしまいました。