6月1日
先月見積もりさせて頂いた小千谷市の業者様でスズキアルトのデントリペアをして来ました。
ヘコミの場所は右フロントフェンダーです。
ヘコミ方が兎に角きつく汚いので小さくとも途方も無く苦労を強いられると覚悟していた物件です。
実際作業をj始めた所、余りにも鋭く色々な方向に折れ込んでいたので鉄板の延びは酷いし折れ目を
突き出そうにも全体が持ち上がって来て「いい加減言う事を聞いてくれよ」状態でした。
鉄板が延びているので高い所を叩き落そうとしてもポコンポコンと跳ねるだけで全然私の言う事を聞いてくれません。
どえらく苦労を重ねて何とかリペアはしましたが、塗装肌目まで合わせる事は不可能でした。
6月2日
忙しかったあの頃が嘘の様に暇に成ったので、鈑金荒出しでも喜んで中野市まで出向きました。
ドゴーンの場所は左リアクォーターパネルです。
たかが鈑金荒出しですが、もう疲れ果ててコメントを書く気力も御座いません。
6月6日
朝依頼を頂いた十日町市の業者様で日産ノートのデントリペアをして来ました。
ヘコミの場所はボンネット先端の袋部です。
最近の車は殆ど全てと言って良い程先端袋部は3枚構造に成って居る為ツールで突き出す事は出来ません。
案の定この場所も3枚構造でツールで突き出す事は出来ませんでした。
その上ヘコミが2個並んでいて歪みが大きく、又汚くうねっている状態です。
”引っ張り”で直す他に方法は無いのですが、歪みが大きく汚過ぎてリペア完了まで途轍もなく時間が掛かってしまいました。
6月7日
朝依頼を頂いた魚沼市の業者様でスズキスイフトのデントリペアをして来ました。
ヘコミの場所は右フロントドアのアウターハンドル上部で、ヘコミはC型に鋭く折れ込んでいます。
この場所は完全に袋状態に成っていて、通常はツールは入りません。
今回はアウターハンドル整備用の穴から試みてみました。
ただ袋に成っている付け根にシーリング接着はしてなかったのですが、隙間が極狭くて通常のツールで入りません。
自作の極薄のツールなら何とか捻じ込む事は出来ましたが、無理やり捻じ込んでもそこから動かないし捻じ込んだ所にきついスジがついてしまいます。
こんな状態ではキツイ折れ目の芯を狂い無く突く事は途方も無く困難だし、捻じ込んだスジ跡もその都度落とさないとリペアは出来ません。
と言う次第で今回もまた途方も無く時間が掛かってしまいました・・・・・トホホ。
今日は非常に蒸し暑いのに、なかなかツールが思う様に動かないので頭まで熱く成ってしまいました。
頭が熱く成らずに心が熱く成ってくれれば良いんですけどね。
そこは未だ悟りを開く境地には達して居ないのでいたしかた有りません。
6月8日
昨日予約頂いた中野市の鈑金業者で日産Xトレイルのデントリペアをして来ました。
ヘコミの場所は左フロントドア上方中央付近で、一番出っ張った所にドアパンチを受けた物です。
この様な強いカーブの所が凹むと周囲が高く盛り上がる歪みが途轍もなく広範囲に及んでしまいます。
今回も縦横40cm×40cm位有りました。
又支点と成るガラス面とが幅広く遠いのでその分パワー勝負に成ってしまいます。
この車は鉄板も分厚く、空気も暑く、体が熱く成って来るので体力がドンドンと削られてしまいました。
リペア完了後、未だ時間的余裕が有ったので「営業廻りでもしながら帰ろうかな」とも思ったのですが、早く涼しい所に逃げ込みたくてそのまま帰りました。
6月10日
先週予約頂いた魚沼市の業者様でトヨタラウムのデントリペアをして来ました。
ヘコミの場所は左フロントドアの上部です。
一番キツイ場所は完全に袋部で、ツールで突き出せる場所はプレスラインの上1.5cm位しか有りません。
写真では分かりませんが一番上が横方向にもキツク凹んでいました。
一目見て「ツールで突き出せない所がきつ過ぎて直るかどうか何とも言えません」
と辞退しようとしたのですが、「取り敢えず向かって欲しい」と言われ”引っ張り”で無謀な挑戦を始めました。
プレスラインは直接突き出せるので問題は有りませんでしたが、このヘコミの殆どを”引っ張り”でリペアするのは本当に困難を極めましたね。
(流石に”引っ張り”ではキツイ折れ目の芯は完全には開きませんでしたが)
6月11日
先週予約頂いた長岡市の業者様でスバルXVのデントリペアをして来ました。
ヘコミは左リアドアに2箇所有って、写真のヘコミは下方最前端付近です。
ここは丁度パネル前端(縦方向)の補強材とサイドビームが交差している場所でした。
ヘコミ手前は縦方向の補強材に押されてドぎつくブッツンと飛び出てヘコミの折れ目も非常にキツク折れ込んでいます。
ツールを差し込む隙間も無いに等しい状態だったので、今回ばかりは辞退しようと思いましたが・・・・・・泣く程苦労してなんとか。
今日は精神が極端に擦り減ったので、今日のコメントはこれで終わり!
6月13日
久しぶりに声を掛けて頂いた中野市の業者様なので喜び勇んで出向いたらとんでも無い代物でした。
車種はスバルプレオでヘコミの場所は右リアドアです。
ヘコミ・歪みがデカいだけならともかく下の2本のプレスラインがここまでドギツク凹んでいたら、
普通なら鈑金塗装はおろかパネル交換物件です。
場所が悪くて力も入らないし手の力も全く無く成ったので、薄い歪みは未だ残っていましたが、もう終わり!
余りにも疲労が激しく意識が薄らぎそうだったので中野市から津南町への帰り道、エアロスミスのドローザラインを超大音量で流しながらやっと
自宅に辿り着きました。
偶にはリハビリ代わりにデントリペア本来のヘコミを修理したいです!!
6月14日
午前は十日町市の鈑金業者様でマツダデミオの鈑金荒出しをしました。
ヘコミの場所はバックドアのワイパー付け根部です。
ワイパー取り付け部の穴も”ダメ”と言って良い程変形してるし、
ガラス付け根部もガッツリ鋭く折れ込んいたので幾ら鈑金荒出しと言っても「これはちょっと・・・・」と言いたく成る物件でした。
午後から長岡市の業者様で1件デントリペアをして今日は終わりです。
第一、昨日の疲れが残ってだるいし両腕の筋肉痛が治らないのでゆっくり休養!
6月16日
昨日予約頂いた津南町の鈑金業者様でスズキソリオのデントリペアをしました。
ヘコミの場所はバックドア左側のプレスラインです。
プレスラインですが小さいヘコミなので短時間で綺麗にリペア完了です。
修理完了後、十日町市まで見積もりに出向きましたが対象車が無くて空振りしてしまいました。
午後からは何も予定が無いので何をしようか思案中です。
6月20日
朝一で先週予約頂いた長岡市の業者様でスバルレガシーのデントリペアをしました。
ヘコミの場所は左フロントドアの後方上部です。
ドアパンチによるヘコミで縦折れは有りましたが、形自体は素直でオーソドックスな場所だったので
短時間で綺麗にリペア完了しました。
帰り道、暫く顔を出していなかった業者様廻りをしながら帰りました。
只、この時期何処もかしこも暇に成っていて困ったものです。
6月24日
朝一で南魚沼市(旧六日町)の業者様でスバルXVのデントリペアをしました。
ヘコミの場所は右リアドア後方です。
丁度サイドビームをシーリングで接着してある場所で、ツールがスムーズに動きませんでしたが、
順調にリペア完了しました。
一昨日はどんなに頑張って苦労しても絶対に綺麗に直りはしない物件で全く達成感が持てなかったのですが、
綺麗に直る物件ならやはり修理後の気分は良いですね。
只、暇な時期に突入して午後からの予定が無いのは寂しいですけどね。
6月25日
今週予約頂いた長岡市の業者様で2台デントリペアして来ました。
1台目はデントリペア本来の普通のヘコミだったのですが、2台目はとんでもなく酷い物件でした。
その2台目が写真のトヨタアクアの右フロントフェンダーのヘコミです。
ヘコミはクソきっついし、下手をすれば塗膜が割れてしまうのに力技しか通用しないヘコミ方でした。
今日は疲れ果てたのでコメントはもう御終い!!
6月28日
今日は予定が入って無かったのでインターネットを見ながら時間を潰していたら小千谷市の業者様より依頼が入った急遽支度をして出向きました。
車種はホンダフィットで右フロントドアの上のルーフピラーが凹んでいました。
この場所は鉄板が3枚構造でツールで突き出す事は出来ません。
しかし幸いな事にこのヘコミは折れ込んで居なかったので”引っ張り”で綺麗にリペアする事が出来ました。
津南町への帰り道、3台リペア・1台見積もりをして帰りましたが、
デントリペア本来のヘコミなら疲れを残さずにこなす事は出来ますが地域がらこんな事は稀なんですよね。
明日からはルーフ落雪の修理で又泣きながらの作業に陥るのは目に見えてますからね。
6月30日
長岡市の業者様で昨日から取り掛かっていた日産デイズのデントリペアが漸く完了しました。
ヘコミはルーフ落雪とボンネットの2パネルでした。
先にルーフ落雪からリペアに取り掛かりましたが、
パネル面積の1/3位が被害を受けておりこの”クソ蒸し暑い”なかのウエートトレーングみたいな作業なので
どんどんと体力も集中力も削られて行き、ボンネットのリペアに向かう頃にはすっかりエネルギー残量ゼロ状態でしたね。
明日は十日町市で作業してから反対方向の中野市で作業しなけらばならないので、今度は移動が大変です。
(なんせ十日町市から中野市まで80km近く有りますから)