日  記

5月6日

連休前に予約頂いた長岡市の業者様でスバルインプレッサのデントリペアをしました。

ヘコミの場所は左フロントドア後方中段と同パネル前方下部です。
両方とも横スリを伴ったヘコミ・歪みでした。

写真のヘコミは後方部で写真で見る限りヘコミだけの様に見えますが、
長い横スリを伴っていたので縦横の歪みが複雑に絡まってパネル面を作り直すのに苦労して時間ばかり掛かってしまいました。

5月7日

朝一で津南町の鈑金業者でトヨタアルファードのデンリペアをしました。

ヘコミの場所は右リアクォーターパネルの下方中央付近です。
この場所は内部が邪魔物だらけでツールは入らないし、仮に入っても遠すぎて力が全く入らない場所でした。

只、今回は”引っ張り”でも直せるヘコミだったの幸いでしたね。
”引っ張り”なのでかなり時間は掛かりましたが直るに越したことはありません)






早めに仕事も終わったし今日は他に予定も無かったので、新緑の誰も居ない山野で一仕事。

5月9日

午前は先週予約頂いた中野市の業者様でホンダNBOXのデントリペアをしました。

ヘコミの場所はバックドア右側下方です。
プレスラインが凹んでいて、芯自体は鋭くは有りませんが、上部の盛り上がりがきつく成っていましたいました。

この様なヘコミは突き出すより叩き落す方が手間が掛かってしまいます。
時間的には殆ど予想通りで完了しました。







このリペアの荒出し中、十日町市の業者様(鈑金係)から先週見積もりさせて頂いた鈑金荒出し物件の依頼が1週間早まって入り、
休む暇無く引き返して鈑金荒出ししました。

今度はこの鈑金荒出し物件の目途が立たない内に栄村の業者様より作業前提の見積もり依頼が入ったので、又々完了後急いで引き返しました。



今日は商業用軽ワゴン車で行ったり来たでり5時間位走り回ったのでそれだけで疲れてしまいました。
津南町を起点に反対方向に行ったり来たりなので時間的には非常に効率は悪いですが、仕方有りません。

5月10日

朝一は先月予約頂いていた長岡市の業者様でスバルレヴォーグのデントリペアをしました。

ヘコミの場所は左フロントドア中央部です。
ドアパンチに依るヘコミで一見中央が縦折れしてるだけの様ですが、
実際は3本キズを伴った縦折れが含まれていて複雑な形状でした。

又サイドビーム上のヘコミで隙間は極端に狭いし、ヘコミが深い分だけ歪みも広くて見た目程簡単では有りません。










お昼より同じ長岡地区の別業様までそれぞれ1件づつリペアをして帰りました。
昨日と違って同じ地区での作業だったので、車の運転だけで5時間なんて事は有りませんでしたが、
津南町に帰ったら疲れがどっと出てしまいました。

5月11日

午前は1件見積もりしてから、午後より今週初め予約頂いていた栄村の業者様でホンダNBOXのガラスリペアをして来ました。

ピシッと割れ目が走っていますが、形状的にはシンプルで本来容易に綺麗に直る筈の形状です。
只、今回も御多分に漏れずガラスが割れてから非常に月日が経過した物件でした。

割れ目内の真空引きの最中、気圧をゼロに戻す前に専用の樹脂が吸い込まれたので「何だ、思い過ごしか?」
と思ったのですが、一番末端付近が極々微細なホコリで詰まっていました。
(ガラスが割れてから時間が経過して無い場合に度々有るんですよね、「あれっ?何もしないまま入っちった」って言うケースが)

しかし今回はホコリで空気の通り道が塞がれていて其処までが完全真空だったんですよね。

それからは、その先の空気を抜く為に延々と・・・・。







ガラスが割れてから「取り敢えず後で良いや」と言う考えは絶対に止めて下さい、何も割れ目を養生しないで放置して置くとリペア出来無く成る可能性が大きくなります。

5月12日

昨日の夕方依頼を頂いた津南町の鈑金業者様で日産マーチのデントリペアをしました。

ヘコミの場所は右リアドアの上部中間付近です。
一見大した事は無さそうですが歪みがとにかく広くて、どれだけ叩き落としたか知れませんでしたね。











午後から十日町で行う予定の物件が明日の朝一に変更に成ってしまったので、新緑の山野で一仕事して来ました。
1時間程でタケノコがずっしりと・・・・もう重くて原野の薮をかき分けて出て来るだけで汗だくに成っちゃいました。


でも今日の仕事の予定が明日の朝にずれ込んでしまったので明日の予定がタイトに成ってしまい、明日は苦しみそうです。
午後からは少し離れた地域での予約が入っているので頑張らなければ行けません。

5月13日

午前は十日町市の業者様(鈑金係)で鈑金荒出しをした後、今週初め予約頂いていた南魚沼市の業者様でX-トレイルのデントリペアをして来ました。

ヘコミの場所は3パネルに各1箇所づつ有って、写真のヘコミはボンネット左後方です。
ヘコミ自体は大した事は有りませんがツールを差し込む隙間が狭すぎて突き上げる為に力を込めると先端がクルッと回ってしまう状況で、
力が上手く伝わら無いので形状・大きさの割に時間が掛かってしまいました。


他の2箇所は小さくてももっと場所・形状とも直りにくいヘコミでしたけどね。











午前の鈑金荒出しも一目見て尻込みする様な被害だったのに、
午後からのデントリペアも一つづつが作業し辛くて1日が終わる頃には消耗しきってしまいました。

5月14日

今日は朝から今週初め予約頂いていた中野市の鈑金業者様でダイハツミラのデントリペアでした。

ヘコミの場所は右リアドアのプレスライン前方寄りです。
プレスラインが横方向に10cm位完全に潰れて無く成っていて、
縦方向の高い盛り上がりが50cm近く有り、その上非常に小汚く歪んでいました。

一目見て「うえっ、こんなのやりたくねえ~」と思ってしまいました。
しかし昨日依頼を受けた物件を先延ばしにして貰って中野市まで出向いたのでそのまま帰る訳には行かないのが現実です。


高い所を叩き落すにも鉄板が延びていて簡単には落ちないし、
突き出すにもプレスラインが何処かさっぱり分からないので一からからプレスラインを作り出す様な作業でホトホト参ってしまいました。








(今頃新緑の山野は実り豊の筈なのに、そんな邪な収穫祭を行う余裕は一つも有りません)

5月15日

午前は先週予約頂いていた長岡市の業者様でスバルフォレスターのデントリペアをしました。

ヘコミの場所は右フロントドアの中段・後方末端付近です。
丁度サイドビームをシーリングで接着してある場所で、ヘコミの箇所だけシーリングを切断しても元々の隙間は極狭いし、
SUVの場合中段と言ってもツールを差し込む位置からは低すぎて、ライトの反射を見ながら作業するには低過ぎます。

おまけに縦折れが2本平行に走っていて、条件的は決して良く無いどころか悪い物件でした。











午後からは別の業者様でツールが絶対に入らない場所で、しかも鉄板が延びてひっくり返る様なリペアを頼まれ
「これは引っ張りでは絶対にまともに直りません!」と辞退したのですが、何とかデントリペアで直してみてくれ!」と懇願?or恫喝?で
何とかそこそこのパネル面を作っては見ましたが・・・・・・・苦労に見合う仕上げには決して成らないのは必然です!!!

5月16日

昨日下見させて頂いた長岡市の業者様でダイハツタントのデントリペアを「もう終わり!」でやっと終了しました。

ヘコミの場所は左フロントドアの最後部付近・最下方付近のプレスラインです。

こんな場所、確実に突き出せるツール挿入口は無いし・場所が低過ぎてライトを見ながらの作業も困難を極めるし
真面に直すには絶~対~いに力が入ら無い場所なので
「これは場所も形状も最悪なのでデントリペアでの修理は絶対に無理です!」
と辞退して津南町に帰る事しか考えなかった物件です。

今日此処に写真が有ると言う事はリペアしてから帰ったと言う事ですが、
運良く水抜き穴が有ったので最低限のリペアは出来ましたが、水抜き穴から入る様な細いツールではこんなヘコミを綺麗に直す程の力が入りも伝わりもする訳が有りません。

その為歪みを無くすための場所は分ってもムシリと突き出す事は出来無いので結果は見ての通りです。









この物件と並行して、気分転換替りの別物件をリペアを完了した時点では今日のエネルギーは完全に枯渇していました。

5月17日

先週予約頂いた十日町市の業者様でスズキスイフトのデントリペアをして来ました。

ヘコミの場所は右フロントドアのサイドミラーの真下のプレスラインに掛けてです。
ヘコミ自体は深くも鋭くも有りませんが、
兎に角高く盛り上がった歪みの範囲迄含めると縦40cm横50cmは超えていました。

朝現物を見てから現状を説明したら不満顔をされてしまいましたが、
デントリペアはあくまで物理的な力に依って結果が現れるだけで決してハンドパワーでは無いのに・・・・・・・。










この作業中今後の予定と納期の折り合いが付かない物件の打診が入りましたが、
調整が付かない為無く成りましたがこの機会に今日だけはゆっくり休みます。

(だってV字型のプレスラインを中心に縦40cm以上有るヘコミを1~2時間で直すなんて絶対に不可能です!!)

ヘコミの場所は左リアスライドドアの中段下方寄りの後方です。
この場所は上からツールを差し込むにも支点となるガラス面から離れているので力も入らないし、
ヘコミの折れ目の芯を見るにも遠すぎてとても難しい場所です。
(前方だったら内貼りを外した状態なら大きな穴からツールを差し込む事は可能なんですがね)

おまけにヘコミの形状が非常に鋭い✔マークで、一本の鋭いヘコミでも困難なのに「こりゃあ、直るんかよ」と思ってしまいました。
ただ突発的に入った依頼を断って予約物件を優先させ出向いたので、何とか頑張ってリペアしました。


当然キツイ折れ目をむしり出す程の力も入らないし・折れ目の芯は遠すぎて見づらいし・キツイ折れ目が2本くっ付いているしで、
「冗談じゃないぜ」状態でしたね。
(忘れていました、縦折れも含まれていたんです!)

5月18日

先週予約頂いた十日町市の鈑金業者様でホンダフリードのデントリペアをして来ました

5月20日

以前見積もりさせて頂いた魚沼市の業者様で、昨日から取り掛かっていたホンダベゼルのデントリペアが漸く完了しました。

ヘコミの場所はルーフピラーで左右合わせて13箇所有りました。
(とは言ってもみんな歪みが繋がっていて一つだけ切り取って1箇所とは言え無いんですけどね)

写真のヘコミは右センターピラーの上部です。

予算上もヘコミの数からも今回は”引っ張り直し”だけでリペアする事に成りました。
どちらにせよ一番被害が酷い写真の箇所は3枚構造に成っているので”引っ張り”以外方法は無いんですけどね。









この時期、新緑の原野が「幾らでも採り放題ですよ」と誘ってくれているのになかなかお招きに応じる事が出来ずやきもきしています。
例年楽しみにしている大収穫祭がもう直ぐ終わってしまうんですよ・・・・トホホ。
スーパーで売っている物より数倍良品質な物が採り放題なのに。

月21日

先週予約頂いた長岡市の業者様でBP型スバルレガシーのデントリペアをして来ました。

ヘコミの場所は左フロントドアで、
ドアパンチに依ってサイドモールを挟んでヘコミ・歪みが70cm位有りました。
その上、その前方にも鋭いヘコミが1箇所有って前後方向の歪みも嫌に成る位広がっていました。

リペアにはサイドモールに隠れた場所から直さないと歪みは消えないのでサイドモールを取り外した状態からリペア開始です。



連日の疲労蓄積も伴ってクタクタに成ってやっとリペア完了しましたが、もう1台リクエストが有って2台リペア完了した時点では文字通りフラフラ・ヨロヨロ状態に陥ってしまいました。










帰路の運転は意識が遠のか無いようにエアロスミスを大音量で流しながらやっと帰りました。

5月22日

午前は先週予約頂いた長岡市の業者様で日産ラフェスタのデントリペアをしました。

ヘコミの場所は左フロントドアのアウターハンドルの下で、
幅広いサイドビームが丁度シーリングで接着して有る場所でした。

一見鋭い縦折れだけの様に見えますが、傷だらけで縦横擦り傷全て折れ目に成っていました。

上部からツールを差し込むにはアウターハンドルの内側出っ張りと部品が邪魔に成り差し込む事は出来ません。
仕方無いので内貼りを外した状態の穴からツールを差し込みましたが、シーリングを完全に除去出来ないので隙間に余裕が無いし
片手逆手でツールをコントロールしようにも先端をスムーズに動かす事は無理です。

又、ヘコミの位置が低いのでライトの反射を最適な場所から見る事も出来無い状態だったので擦り傷一つ一つ完全に突き出す事は出来無かったのが残念です。






津南町に帰ってから精神のリハビリの為に原野に入って見ましたが、既に最盛期を過ぎていたのでまたもガッカリです。

5月24日

先々週写真見積もりした小千谷市の業者様で新型のホンダステップワゴンのデントリペアをして来ました。

ヘコミの場所は左フロントドアに2箇所有って、写真のヘコミはサイドミラー後方のプレスラインです。

写真を見た時は何も問題無く短時間でリペア出来ると踏んで出向いたのですが、
いざツールを差し込んで見たらカチャカチャ言うばかりでアウターパネルに当たりません。

隙間を広げて覗き込んで見たら、旧モデルには無かった縦方向の補強材と横方向の補強材が交差している所でした。
(それも殆ど隙間無しです)

今迄の国産車には一切存在し無い場所の補強材です。
今回は厚さ1mmに満た無い自作ツールを何とか無理やり押し込んでリペアしましたが、無理やり押し込んでリペアするのですから時間は当然掛かりますよね。
(こんなドア前方は側面衝突でのドライバー保護には縦方向の補強材はさほど必要とは思えない無いんですけど存在するものは仕方ないですね)
等と子供の頃から力学や物理学が得意な私めがほざいて居りやす。




リペア完了後1台見積もりして今日は終わりです。
1日を終えるには未だ日は高かったのですが、新緑の原野は濃緑の原野に変貌してますからね。

5月26日

昨日鈑金荒出しをした後、名残り惜しい津南町の原野を彷徨って居た時に予約頂いた十日町市の業者様でスバルプレオのデントリペアをしました。

ヘコミの場所は右フロントフェンダーで、写真に写っている部分の他に前後上部にヘコミが有り、
おまけにオーバーフェンダー下部末端まで凹んでいました。

ヘコミの歪み全てが繋がっていたので縦横70cm×60cm全てパネル面を作り直しです。



予算を余り掛けられない中古車だったので仕上がりよりもスピード重視でリペアしましたが、
被害が余りにも酷いので途方も無く時間が掛かり、
リペア完了時点ではエネルギーは殆どゼロを示していました。

5月30日

朝依頼頂いた十日町市の業者様でスズキジムニーのデントリペアをしました。

ヘコミの場所は右フロントドア下方プレスラインの中央付近です。
内貼りを外して貰えば何とか成ると思ったのですが、
この車種はプレスラインンの丁度真裏にサイドビームが走っていました。

ツールを入れる穴も大きさ・位置が芳しく無く全然スムーズにリペア出来ませんでした。


苦労して何とかリペアしましたが、条件が良い場合の2倍以上時間が掛かって・・・・トホホ。