ヘコミの場所は左リアドアの中段付近で、ドアパンチを受けたヘコミです。
今回はそれ程深くも鋭くも無かったので短時間でリペア完了しました。
ヘコミの下端はサイドビームに掛かっていたので、ヘコミ一つ分下にズレていたらもう少し時間は掛かっていたでしょうね。
4月7日
午前は昨日予約頂いていた十日町市の業者様でスズキエブリーのデントリペアをしました。
ヘコミの場所はバックドアセンター右寄り最上部です。
通常ならウインカーのモーターを外せば楽勝のヘコミですが、
新型の商用車タイプでは無く乗用車タイプのせいかも知れませんが内側にもう1枚の鉄板で補強して有りました。
内部の状況を一目見て辞退しましたが、「取り敢えず挑戦して欲しい」とのリクエストで様々な自作ツールを押し込んでみました。
何とか暑さ1mm弱の自作ツールがアクセツ出来たのでリペア出来ましたが、
シーリングを切断出来無くて叩き落せない場所やツールが入らない場所も多々有ったので極薄い歪みは残ってしまいました。
午後より十日町市(旧中里村)の鈑金業者様でホンダライフのルーフ落雪の始めましたが、これが又一目見ただけで心が折れる様な物件で切なく成ってしまいましたね。
今まで暇続きで昨日は中古パネル1枚で他にする事も無かったのに!
この時期に成ると白銀のゲレンデは誘ってはくれませんが、山野が青く成り始めて気が気では有りません。
取り敢えずスピードまっしぐらのスリルは来シーズン迄お預けにします。
(1月から2か月間ぴょこたんピョコタンと普通には歩けませんでしたけど、年寄りに成ってもあのスリルは忘れられません
シューマッハみたいに植物人間には成りたく有りませんけど))
4月9日
十日町市(旧中里村)の鈑金業者様で取り掛かっていたホンダライフのルーフ落雪リペアが夕方前に漸く完了しました。
パネル全面前後左右の殆ど4/5位の面積がメチャクチャに成っていました。
写真の場所は特に酷い場所です。
「中古車で予算を余り掛けられないから拘らず大体で良い」とのリクエストでしたが、
幾ら薄い歪みや塗装肌目を気にしなくてもこれ程の被害を受けていると生半可な物じゃ有りません、疲れ果てました。
夕方近くから今度はホンダライフのバックドアのリペアを頼まれましたが、
これ又とんでもない物件で「”鈑金荒出し”かパネル交換の物件では?」と言う様な酷い有様でした。
只、作業の佳境を迎えた時点で専用ライトから煙が出始め、体が悲鳴を上げる前に商売道具が病院送りに成ってしまったので、作業は中断しました。
4月10日
昨日依頼頂いた長岡市の業者様でスバルレガシーのデントリペアをして来ました。
ヘコミの場所は左フロントドアのガラス付け根の最上部袋部です。
極浅いヘコミが前後2箇所並んで有り、非常に広い範囲でメラメラしていてどれが本当のラインか分からない状況でした。
ツールを差し込む場所も非常に微妙な場所しか無いし、仕上げでもどのラインに合わせたら良いか悩んでしまい時間ばかり掛かってしまいました。
津南町に帰ってから山野がボチボチ青く成り実り豊かな季節に成り始めたので、春の恵み初物を収穫しました。
もうゲレンデの雪原は誘惑してくれませんからね。
ヘコミの場所はバックドアの下方です。
折れまくり右端付近まで歪みまくりで「これをデントリペアで直すんですか?」と言う物件でしたが、
「中古車で余り予算が無いので何時もの様に拘らなくて良い」との事で請けた物件です。
仕上重視がりよりもスピード重視で作業しましたが、幾らツールがアクセツ出来ると言っても「きつかった!」です。
多少の肌目合わせ迄は残しましたが、全体の歪みは殆ど無くしましたのでご勘弁を・・・。
それでも以前「ツールが入らないのでこんなヘコミは引っ張りでは完全に無理です」と言っても聞き入れて貰えず、
ダメ元で作業した結果文句を言われた事を思うと未だマシですけどね。
日本人は大声で文句を言う替りに黙って足を遠退けますから、足はもう”あっち”の方向を向く事は無いかも知れません。
4月12日
先週見積もりさせて頂いた津南町の鈑金業者様でスバルプレオのデントリペアをして来ました。
ヘコミの場所はバックドア中央左側上部です。
見積もり時「こんなヘコミ、どんなにねつく頑張っても絶対に綺麗に直らないですよ」と、
最初から逃げ腰で答えましたら「ぱっと見直っていれば良い」との返答で請けた物件です。
忙しい時に見たら一目で断るか・鈑金荒出しでしか請けませんでしたけど。
見積もり時触ってみたらそれ程鉄板が延びていないと思ったのですが、
いざ作業を始めたら”叩いても落ちないし突いても出ないし”で泣きたく成りました。
結局力一杯叩き・突いてリペアしましたが、塗装肌目なんて見るも無残な結果に成ってしまいましたね。
パネル面だけは文字通り”作り直した”のでリペア完了と言うより作業終わりで言う感じで終わり!
昨日も疲れ果てましたが、今日はそれに輪を掛けて心身ともにメタメタです。
4月13日
昨日依頼された長岡市の鈑金業者様でトヨタアルファードのデントリペアをして来ました。
ヘコミの場所は右リアスライドドアの最下方で、写真の様な横スリが60cm位有りました。
下部末端にツールを差し込む穴は有りましたが、丁度全線サイドビームの裏側でツールの挿入角度が悪過ぎて隙間に差し込んだら横方向には殆ど動きません。
作業態勢も地面に寝転んでしかライトを見れないので自由が利かず最悪の状況でした。
ヘコミ自体は簡単な形なのにリペア完了するのに結局1日掛かりに成ってしまいましたね。
でも寝転んだ状態では歪みを透かして見れないので極薄い歪みは消せませんでした。
明日の予定物件もドアの最下方付近で顔もまともに届きそうも無い物件で今から憂鬱です。
4月15日
午前の予定物件が延期に成ったので、当初午後から作業予定のダイハツテリオスキッドを朝からリペアしました。
ヘコミは左右フロントドアに一個ずつ有って、写真のヘコミは左フロントドアの下方寄りにドアパンチを受けた物です。
場所も低いしサイドビームをシーリングで接着してある場所だったので、
見た目程簡単なヘコミではありませんでした。
写真には有りませんが右フロントドアのヘコミの方がブッツリと非常に鋭く折れ込んでいたので、
こちらの方が折れ目を開くのに苦労しましたけどね。
昨日は見積もり時「場所が悪過ぎてどんなに頑張っても歪みは残ります」と条件を付けた物でしたが、
実際一日掛かりでどんなに頑張っても歪みが残ってしまい、只々疲れ果ててしまいました。
今日は午後からの予定が無く成った為、新緑の山野に春の収穫祭に出向きました。
4月16日
去年の年末付近に見積もりさせて頂いた長岡市の業者様で三菱コルトのデントリペアをして来ました。
ヘコミの場所は左フロントドアのアウターハンドル前方です。
写真では分からないかも知れませんが、
非常に鋭く深い横折れで全体的な歪み迄含めると縦横40cm×60cm近く有る物件でした。
(要するにパネル面一帯が狂ってしまった物件です)
時間を掛けて仕上げに入った時点で「それ程予算が無いので程ほどで良い」と言われましたが、
折れ目を開いて塗装肌目を合わせるだけで当初の予定を大幅にオーバーしてしまいました。
上手く行かない時は全て上手く行かない・・・、今年はそんな物です。
只、この時期は幾らでも春の収穫祭でリフレッシュ出来ますからね・・・・・
4月20日
中野市の鈑金業者様で昨日のお昼前から取り掛かっていたホンダNスラッシュのデントリペアが大きな苦労を伴って完了しました。
ヘコミの場所は左フロントドアの前方下部です。
写真に写ってる範囲外の上方にも20cm位の薄いドアパンチ跡が有りました。
一目見て「こんなの場所が悪過ぎて、ドアを外して台の上に置かないと絶対に直せません」と逃げるつもりで返事した結果
結局ドアを外して作業する事に成った物件です。
只でさえ形は汚いし、この車の内部構造を知らないのに内貼りを外した内部を見たら補強材だらけでツールのアクセツもまま成らないで苦労を3乗してやっとリペアしました。
お昼過ぎに十日町市の業者様で1件見積もりしてから津南町に帰り、鈑金業者様で場所が小さくても場所が最悪なヘコミをリペアして今日は終わりです。
この後十日町市の業者様で明日予定の1日で終わるかどうかの物件を少しでも進めようとしたら、
「今日は場所も無いしナメた分は何時でも良い」と言われたのでこれ幸いと今日は終わりにしました。
(何しろもう今日の集中力残量はエンプティに成ってましたからね)
4月21日
十日町市の業者様で夕方近くから取り掛かっていたミニクーパーのデントリペアが漸く完了しました。
ヘコミの場所は左フロントドアのの上部です。
見た通りとてもじゃ無いですがドギツク盛り上がり・凹んでいて、手前の小さなヘコミも影響しているし、下端は20cm位斜め下方向の歪みが走っていました。
一目見た時点で断るつもるで「ヘコミ上部は袋部に成ってるのでlこれは無理です!」
と逃げたのですが、内貼りが外してあり今の日本車の様に袋状に成って居なかったので逃げられませんでした。
只、ヘコミが余りもキツイし、丁度この場所に防振シートが貼って有ったので「塗装肌目まで合わせるのは無理だと思います」
と条件付きで作業に取り掛かりました。
ところがいざ作業を始めてみると補強材を入れない代わりに鉄板をダンプカー並みの厚さにして強度を保っていたのでホトホト参ってしまいました。
当然、鉄板がクソ厚いのにこんなキツイヘコミなので肌目は粗く成ってしまいましたけどね。
(最初からこんなに鉄板が厚いのが分かっていたら多分逃げていたかも知れません)
4月22日
朝一で長岡市の業者様でスバルインプレッサのデントリペアをしました。
ヘコミの場所は右フロントドア中央部前方寄りです。
ヘコミの中心はT字型に折れたヘコミでした。
この場所は丁度サイドビームの場所で、
現行型のスバル車はコの字型のビームが殆ど隙間が無い状態で取り付けて有り、
ツールの挿入・移動がスムーズに行かないのでヘコミの見た目より時間が掛かってしまいました。
場所が後方なら内貼りを外してあれば大きな穴からパネル面に沿って薄いツールを差し込めるのですが、
今回は場所が遠すぎてガラス面からツールを隙間に差し込むしか出来無かったので挿入角度がきつ過ぎて作業もきつかったですね。
あと隙間が1mm広かったら作業は楽なのに上手く行かない物です。
4月25日
先週予約頂いた中野市の業者様でスズキラパンのデントリペアを何とかして来ました。
ヘコミの場所は右リアクォーターパネル前方上部です。
電話の話では「大したヘコミでは無い」との事で軽い気持ちで出向いたのですが、
今回も実物を見て「又、やられた!」と心の中で叫んでしまいました。
(決して口には出しませんでしたが、確実に顔には出ていたと思います)
極薄い歪みは残りましたがもう終わり!
疲れ果てました。
疲れ果てて写真の修理前後の向きは逆に成ってしまいましたが、細かい事は気にしない!
書きたい事は未だたくさん有りますが、今はそれさえ億劫です。
4月27日
昨日から十日町市の2件の鈑金業者様でどデカイ鈑金荒出しを2台と、トヨタボクシーのデントリペアをして来ました。
写真はトヨタボクシーのデントリペアです。
ヘコミの場所は左フロントドア中央部の下方寄りです。
非常に鋭く横折れしており、おまけに3本の横折れが複合した形状でした。
こう成ると中心の強く折れ込んだ部分だけ突き出しても折れ目は開いてくれません。
おまけにどれ程強い力で凹んだか分かりませんが歪みが縦横50〜60cmも広がっていて、作業態勢がキツイせいも有りホトホト参ってしまいました。
この他の荒出し2台共にかく大きくて2日間で体力・気力をすっかり持って行かれましたね。
疲れ果てました。
4月28日
連休前なのでもう新規の仕事は来ないと思ってのんびりしていたら十日町市の業者様から依頼が入ったので、急いで支度をして出向きました。
ヘコミは3パネルに1個ずつ有って、写真のヘコミは左リアドア後方部です。
塗膜のキズが以外に深かったので、高めに突き出してから#2000番のペーパーで磨き落としてリペア完了です。
この所消耗しきってしまう様なリペアが続いていたので今日はリハビリ替わりには丁度良かったですね。
午後からは予定も無いのでゆっくり休養する事にします。
4月29日
今週始めに予約頂いた長岡市の業者様でスバルレガシーのデントリペアをして来ました。
ヘコミの場所は右フロントドアの後部末端です。
立折れが鋭いのに、鉄板折り返し部がきつく飛び出ていたので
「これは板金塗装の方が良いのでは?」と断るつもりだったのですが、ユーザー様が色を拭きたくないとの事で
デントリペアで修理する事に成りました。
只ここはサイドビームが末端で固定して有る場所だったので、アウターハンドルの部品全てを取り外して貰う事を条件に請けた物件です。
幾らアウターハンドルの部品を外してもツールの差し込みには苦労してしまいましたけどね。
鉄板の折り返し部がきつく飛び出ている線を叩き落すのに今回はデントリペア本来の順序とは敢えて逆の工程で作業したら
当初の予想より叩き落せたのでその分歪みは少なくて済みました。
只、サードビーム付け根は部品が邪魔過ぎて一番末端は突き切れなかったので、僅かに歪みは残ってしまいました。