3月2日
津南町の鈑金業者様でダイハツハイゼットのデントリペアをやっと完了させました。
ヘコミの場所はボンネットです。
広範囲なのでライトを当てないで写真を撮影したため大した事は無さそうに見えますが、
エンブレムを中心にデコボコ・メラメラで本当の面・ラインが掴めない状態でした。
ツールは小さい穴しか差し入れる場所が無いし、曲面で硬く張っている場所の鉄板が延びているし、
範囲はばかでかいし、予算も少ないしで、「大体直しで良いから直して欲しい」で請負った物件でした。
作業開始時”カービング好き〜”の先生からお誘いの電話が有ったのが、流石に今日はそんな余裕は有りませんでした。
3月3日
昨日予約頂いた栄村の業者様(鈑金係)でスズキワゴンRの鈑金荒出しをして来ました。
ヘコミの場所はバックドアです。
色が白なので写真では大した事は無さそうに見えますが、パネル左端から右端・上端から下端全面がメタメタに成っていました。
鈑金荒出しなのでそれ程苦労しないで作業出来ると踏んだら、全く当てが外れてしまいましたね。
3月8日
十日町市の鈑金業者様で昨日のお昼前より取り掛かっいたトヨタノアの鈑金荒出しが何とか完了しました。
RSR
ヘコミの場所はバックドアで雪の壁に押されてベッコリと逝ってました。
パネル下半分が右から左までメタメタです。
パネル下面のラインから狂っていたので今回は末端のツールが入らない場所を除きサフェーサーを吹くだけで
済む様に荒出ししました。
(パネル下部末端のラインは当然直しましたよ)
作業中十日町市の別の業者様より中古車のリペア依頼が入りお昼前に完了させましたが、
時間は有っても他に予定が無いのが切ないです。
今年は降雪が全くの為デントリペアが激減して鈑金荒出しばっかりなのでデント屋じゃ無くて、
デント鈑金屋に商売替えしたみたいに成ってしまいました。
3月15日
お昼前に小千谷市の業者様で1台リペアしてから、午後より予約を頂いていた長岡市の業者様でスバルレガシーB4のデントリペアをして来ました。
ヘコミの場所は右フロントドアの中央付近です。
一見すると横折れだけに見えましたが、良く見ると3本キズの入っったカツッカツッっと縦折れが有りました。
通常なら横折れを開いて行けば綺麗に直って行くのですが、今回は目論見が完全に外れてしまいましたね。
今日はこの暇な冬に珍しく他に2件声が掛かっていたのですが、2件共形状はリペア可能なヘコミなのに場所が悪過ぎて「御免なさい」をしてしまいました。
鋭く折れ込んでいるのにヘコミの芯を見る為の顔も届かないし手も届かないで、成す術も無く2勝2敗で終わってしまいました。
この時期はうっぷん晴らしに白いゲレンデに逃避する事も出来無いし、芽吹きの原野も未だ呼んでくれないので切ないです。
3月17日
午前は以前予約頂いていた長岡市の業者様でホンダシャトルのデントリペアをしました。
ヘコミの場所は右フロントフェンダーです。
今回はヘコミも小さく作業し易い場所なので短時間でリペア完了しました。
とは言っても長岡市までの往復3時間と準備・後片付けまでの時間を含めると結構な時間に成りますけどね。
作業中十日町市の鈑金業者様より1台中古車のリペア依頼が入りお昼前に見させて貰ったのですが、
場所も形状も悪くて現実逃避しようとした所、
「どうしてもパテを入れたく無い」と言われたのでダメ元で無謀な挑戦を始めました。
時間を十分すぎるスギル過ぎる程要して何とかリペアしましたけど塗装肌目迄合わせるのは不可能でした。
津南町に帰ってから1台見積もりをして今日は止めです。
(精神力の限界を迎えてしまいました)
3月24日
今週初め予約を頂いていた十日町市の業者様でスバルレガシーのデントリペアをしました。
ヘコミの場所は左リアドアの中段より若干下部です。
横スリしながら受けたドアパンチで、ヘコミの上部が丁度サイドビームを接着してある場所でした。
歪みが大きいのに作業位置からだとライトを真正面から見るのに顔が届かないので、ヘコミの割に時間が掛かってしまいました。
まあそれでも昨日はツールがアクセツ出来無いを所を”引っ張り”では綺麗に直せそうも無い所を延々と”引っ張り”続けたのに比べれば大した事は有りません。
3月25日
昨日依頼された十日町市の業者様でホンダバモス(中古車)のデントリペアを1日掛かりでリペアして来ました。
ヘコミはバックドアで、パネル左右・中心に大きなヘコミ・歪みが3箇所有りました。
写真のヘコミはその中で一番酷いヘコミです。
パネル下部末端は鉄板が折り返してくっ付いているので完全にツールは入りません。
「ここはツールが入らないので跡は確実残ってしまいます」と又も逃げの態勢に入りましたが、
「出来る範囲まで直して欲しい」との要望でリペアをする事にしました。
プレスラインから下を右から左まで全幅の殆ど2/3位の面積を叩いたり突いたりしなけれ直らないので中古車でなければとても1日で直せる物では有りませんね。
(パネル下部末端のライン全体も折れ込んで狂っていましたが、そこはまかして下さい)
3月27日
昨日の夜依頼を頂いた十日町市の業者様でダイハツムーブ(中古車)のデントリペアをしました。
ヘコミの場所はボンネットで2箇所ヘコミ・歪みが有ったのですが、
中古車仕上げではあっても写真のヘコミだけで40cm以上有るのに他に1箇所有って、
全て細いツールでしか突き出さない場所だったので時間が掛かってしまいました。
まあそれでも野沢の樹氷を見ながらの出張でリフレッシュした為、
何とか集中力を切らさ無いでリペア完了しました。
3月28日
朝一に1件見積もりしてから、お昼に掛けて十日町市の業者様でダイハツムーブ(中古車)のデントリペアをして来ました。
ヘコミの場所はボンネット左側のフロントガラス付け根付近です。
ヘコミ自体は大した事は有りませんがこの車種のこの場所は極細いツールしか入らず力が十分に伝わる前にペナ〜っと撓ったり、
ツールの先端がクルッと回ってしまい、力が十分に伝わらない場所です。
かと言って”引っ張り”ではびくともしない程硬く成っているので・・・・・。
鋳物の様に硬くてしかもしならず極細でも折れ無い合金で作られたツールが有れば苦労もせずに済むのですが、
玉鋼を鍛えぬいた鋼(日本刀の原材料ですね)でも最新の合金技術でもそんな物は作れ無いないので・・・・と、自分に言い聞かせて完了しました。
アメちゃんのNASAはそんな技術はもう開発してるとは思いますが、冬に成って雪が降れば白銀の世界に逃げ込む様なやからには公開してくれませんよね。
「はい、身の程は弁えて居ります」
3月29日
天気が良いので長岡方面に営業廻りのドライブに出掛け様とした所、丁度長岡市の業者様から依頼が入りスバルプレオのデントリペアをして来ました。
ヘコミの場所はボンネット左後方で、途轍もなく深く鋭くブッツリ逝っていました。
一目見て”御免なさい”が頭を過りましたが車も新しく程度も良かったので、
パテを入れるのも可哀そうですしインシュレーターを外して内部の構造を確認してから作業する事に成りました。
今回は補強材から外れて幾分作業し易い場所だったので何とか成りましたが、
作業工程の最後付近ではこの様なヘコミの場合、折れ目の芯から絶対に外さずに先端が針の様に鋭いツールで鉄板を突き破る程強く突き出さないと絶対に折れ目は開かないんですよね。
鈑金塗装の荒出しなら塗膜割れ上等で力を込めて作業は簡単に終わってしまいますが、
純粋なデントリペアでキッチリ綺麗に直すと成ると非常に厳しい形状では有りますね。
(間違った所を強く突くと直ぐに”ピキッ”と塗膜が割れてしまいます)
3月31日
午前は一昨日予約頂いた中野市の業者様でスズキスペーシアのデントリペアをしました。
ヘコミの場所は左フロントドアのアウターハンドル前方上部です。
ヘコミ自体はさほど大きくは無いのですが、非常に鋭く横折れしています。
この場所は上方の袋部やアウターハンドルの部品が邪魔をして、この様なヘコミに最適なツールが使えずに苦労してしまいました。
かなり手間を掛けてしまいましたが、折れ目の芯をむしり取る程力を込めてやっと鉄板の折れ目を開く事が出来ました。
午後より春の恵みを採取しながら津南町に帰ってから津南町の鈑金業者様で中古車の小さなヘコミをリペアして今日は終わりです。
今年は降雪が極端に少なく仕事上の冬はこれからも続きそうですが、季節の春は平等に訪れますね。