１１月７日

日記にはUPしませんでしが先月末から鈑金荒出ししか無くて多少挫けそうに成っていたのですが、午後より十日町市の業者様で久しぶりに本当のデントリペアをしました。

車種はトヨタヴェルファイアで、右リアスライドドアの下方寄り全部です。
円弧を描いて折れていたのでそれ程簡単な形状では有りません。

丁度下段のサイドビームが通っている場所で、上方からも内貼りを外してもツールがアクセツ出来無い場所・構造でした。
今回は運良くドアロックの部品の穴からサイドビームの穴を通して特殊形状の自作ツールが入ったのでリペア出来ましたが、
ツール操作の自由度が少なくて大変手間取ってしまいました。

（試しに引っ張ってみましたがやはりと言うか、全然・・・・これ程折れていれば引っ張って直る筈が有りません）

ヘコミの場所は右フロントフェンダーの後方上部です。
極薄いヘコミで上部のプレスラインも薄く凹んでいました。

今回はヘッドライトを外さないで直して欲しいとの事で引っ張りで直す事にしました。

ヘコミ自体深くも鋭くも無いので引っ張りで十分直りましたが、プレスラインの歪み迄含めると非常に広範囲で
それ程短時間では終わりませんでした。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　午後からは予定が無かったのでちょっと山へ芝刈りに行って来ました。
　　　　

夕方前から他業者のデントリカバリーをしましたが、薄着で出かけたら急に寒く成って作業が終わった途端ブルブル震えてしまいました。
前日の天気予報を忘れて少し準備を痛感してしまいましたね。

ヘコミは左フロントドアに３箇所有って、写真のヘコミは横方向のヘコミと縦方向のヘコミが合体した形状でした。

１箇所毎の作業時間はそれ程でも無くても３箇所有るとそれなりの手間でしたね。

ヘコミの場所はバックドアの左側下方です。
兎に角大きく折れ目もきつく凹んでいました。

パネル下部末端も歪んでいましたが、「そこは言われて無いのでそのままで良い」との事で喜んで受け入れました。

とは言ってもとても大きいし軽自動車で鉄板が薄いので鉄板が延びていて、いざリペアを始めたらポコンポコンとしていて生半可なリペアではありませんでした。
予算的にも明日の予定的にも今日中に完了させなければいけないので、塗装肌目までねつく合わせませんでしたが、
午後より半日で完了させるのは綱渡り状態でしたね。

割合力が入る場所だったので体力的には疲れませんでしたが、流石に目が疲れた上に帰り道は雨天の真っ暗状態なので運転も疲れました。

写真のヘコミはスズキワゴンR（中古車）で、４パネルのデントリペアの内右フロントフェンダーです。

１パネル毎のリペアは大した事は有りませんでしたが、２台合わせて５パネルも有ると準備・段取り時間も含めて殆ど１日掛かりでしたね。

今日は体力の消耗は余りありませんでしたが、昨日目を酷使し過ぎた為１日中目が痛くて目薬ばかり減ってしまいました。

ヘコミの場所は左フロントフェンダーの鉄板折り返し部末端です。

写真では分かりませんが、
鉄板折り返し裏側が完全に捲れ上げっていて写真で見るより遥かに嫌らしいケースです。
タイヤを外して裏側の鉄板の捲れから直して行かないとリペア出来無いので、通常のデントリペアの範疇からは外れていますからね。

幸い構造力学が得意だったのと暇な時の鈑金荒出しでアプローチ方法を研究していたのでそれ相応に纏めましたが、作業中は独り言で汚い言葉を吐き通してしまいましたね。

因みに今回のケースは構造力学での専門用語で言うとラーメン構造のセンターから真っ二つに割った形状でした。

ヘコミは２パネル有って、写真のヘコミは左フロントドアの前方下端付近です。
この場所をツールで綺麗に突き出すにはドアを外して台の上に乗せた状態でないとアクセツも出来ません。

只、今回は予算の都合上それは出来無いと言う事で止む無く”引っ張り”でリペアしました。
とは言っても、大きいし・鉄板は延びているし・形が汚いしで飛んでなく時間と手間が掛かってしまいましたね。

昨日・今日とJR飯山線にSLが走行するイベントが有り、業者様の工場脇を線路が通っていて丁度SLが警笛を鳴らしながら走って来たので野次馬根性で写真を撮ってみました。
でも、鉄男と言う訳でも無いので特別な感動は湧きませんでしたが。

それにしてもテツオタはもう少し
基本マナーを弁えて欲しいですね。
私有地に集団で無断でズカズカ入り込むなよ！

ヘコミの場所はルーフ後方寄り左側です。
非常にブッツリ鋭く折れ込んでいて物理的にリペア出来るかどうかの境界線をどちらに転ぶか分からない程微妙な形状でした。

幸運にも今回は補強材から外れていて、やや直りそうな方に傾いている様に見えたので請負ました。

何しろこの様なヘコミは先端が針の様に鋭いツールで鉄板を突き破りそうなほど突き上げないと折れ目が開かないのに、
折れ目の芯から０．１ｍｍ外してしまえば取り返しがつかない程ブッツリしてしまうし、下手をすると塗膜が割れてしまいますからね。

今日は雪降り直前の久しぶりの晴天だったので津南町に帰ってから原野に芝刈りに出向きました。
写真はめんどいから貼りませんでしたけど。

ヘコミの場所はバックドアの右側下部です。
歪みまで含めると縦横４０×３０ｃｍ位有って、折れ目の芯はかなり鋭く凹んでいました。

それでも見積もり時はそれ程苦労せずに直せると思ったのですが、
鉄板の延びが酷くて高い所を叩いても太鼓を叩いてるみたいにポンポン跳ねるばっかりでホトホト参ってしまいましたね。

今日は雪こそ降って無いものの完全な冬型気圧配置で、
まだ寒さに体が慣れてない為体はブルブル震え鼻水は垂れてくるわで・・・・おう～さぶ！