6月2日
朝見積もりをしてから備品の買い物をしようとしたら魚沼市(旧小出町)の業者様から依頼が入り、ホンダNワゴンのデントリペアをして来ました。
ヘコミの場所は右フロントドアのアウターハンドル後方上部です。
ここまで後ろに寄っていると鉄板の折り返し部でツールが入らない可能性も有るし、大概の車種は上部袋部で
ツールの入れようが無い場合の方が圧倒的に多いのですが、今回は幸いにもツールがアクセツ出来たので短時間でリペア出来ました。
電話での応対時”引っ張り”も考えましたが、実際のヘコミは小さくても完全に縦折れしていたので
即検討外としてツールでの直接突き出しに切り替えて数本差し込みましたが、まあ運が良かったと言う事ですね。
今日も時期早々の真夏日で、給水の準備もしていなかったので仕事以前にバテてしまいました。
6月3日
朝一は十日町市(中里村)の業者様で昨日見積もりしたホンダNONEのデントリペアをしました。
ヘコミの場所は右リアフェンダーの前方で、それ程深くは無いのですがヘコミ下部が意外に鋭く折れていました。
今回は作業がし易い場所で、テコ支点からの距離も遠く無かったので極短時間でリペア出来ました。
デントリペア終了後は朝依頼を請けた津南町の鈑金業者様でガラスリペアに取り掛かったのですが、
今回の物件はガラスが割れて直ぐの修理だったので空気がすんなりと抜けて順調にリペア出来ました。
(割れ目が濁っていなく明らかにホコリは詰まっていない事が解ったので思わず”ラッキー”と呟きましたね)
午後からは寂しい事に何も予定も無いし、今日もばか厚いのでおとなしく道具の手入れでもして時間を潰す事にします。
6月6日
今日は何も予定が入っていなくてする事が無かったので、山奥の竹林に入ろうとしていたら栄村の業者様より依頼が入ったので急遽着替え直してデントリペアをして来ました。
車種は旧型ホンダフィットで、ボンネットの中央付近後方部が縦折れして凹んでいました。
それ程鋭く折れ込んではいませんでしたが、場所が遠くて折れ目の芯にツールの先端をきっちり当てるのに苦労した為
作業前の予想より時間を要してしまいましたね。
午後からはやはり特に予定も無いので、これからちょっと竹林へ・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
6月8日
魚沼市(旧小出町)の業者様で昨日の午後より取り掛かったホンダフリードのデントリペアがやっと終了しました。
ヘコミの場所はバックドアでナンバープレート上部のガーニッシュ左端が押されてガッツリと変形しています。
(角部が原形を保っていません)
この様な場所は何度か修理した事は有りましたが、これほど酷いケースは初めてです。
一目見て「これはとてもじゃないですが、まともには直りません」と断ったのですが、
「やるだけやって欲しい」と言われ、得意先の業者様なので無碍に断る事も出来ず取り合えず挑戦した物件です。
作業をしても硬過ぎて・・・・、高い所も低い所もとにかく硬過ぎ!!
疲れ果てて何んとか上部はキッチリ直りましたが、左側縦の角が完全に潰れた部分は完全には元に戻す事は不可能でした。
正直な所、暇な時でないとこんな酷い物件は手を付けたく無いのが本音です。
6月9日
お昼前に依頼を頂いた津南町の個人ユーザー様のフォルクスワーゲンゴルフのデントリペアをしました。
ヘコミの場所は右フロントドアのアウターハンドル前方です。
ドアパンチを受けて縦折れしたヘコミですが、場所的に問題も無かったので短時間でリペア完了です。
毎回この様なオーソドックスなヘコミ・場所なら楽なのですが、そうは行かないのが現実なんですよね。
6月11日
お昼前に南魚沼市(六日町)の業者様様よりホンダフィイトのデントリペアの依頼が入り、リペアして来ました。
ヘコミは左右ルーフピラーに1か所ずつ有って、
両方ともドアピラー上部の3重構造部が凹んでいて”引っ張り”意外に直す方法は有りませんでした。
今回は運よく左右ともヘコミの底が丸かったので”引っ張り”でリペア出来ました。
(”引っ張り”なのでそれなりに時間は掛かりましたけどね)
ホンダフィットのリペア作業中、魚沼市(小出町)の鈑金業者様よりトヨタアクアのアルミボンネットの依頼が入り、
リペア完了後直ぐ様出向きリペアして来ました。
(アルミパネルなのにヘコミの底が鋭かったので苦労してしまいましたが)
6月12日
朝一で津南町の鈑金業者様でマツダスクラムのガラスリペアをしました。
ガラスが割れたのは最近と言う事で、割れ目が透明で濁っていなかったのでホコリは詰まってはいないようでした。
只、割れの下部が横方向へ非常に複雑に入り組んでいてきたない割れ方でした。
真空引きすると空気が動いて来るのが解るのですが、どうしても途中で止まってしまいなかなか空気が完全に抜けません。
ひたすら時間を掛けて空気を抜き続けましたが、結局一番下に存在する空気は抜ききれ無かったので若干跡は残りましたね。
午後から何も予定は無いし、外は雨が降っているし時間が有るのにする事も無いのでう〜ん・・・・。
6月14日
朝一で昨日依頼された十日町市の業者様でホンダNBOXのデントリペアをして来ました。
ヘコミの場所はボンネット右側前方袋部です。
ヘコミ自体は簡単なヘコミですが、ツールを差し込む穴が2重構造の小さな穴しか有りませんでした。
引っ張っても直るヘコミですが、ツールで直接突いた方が早く綺麗に直るのでツールでの突き出し修理にしましたが
可動範囲が小さ過ぎて全域を突き出す事が出来ず、広範囲から極僅かに高い所を寄せ集めて低い所を埋める事しか出来なかったので、
結局引っ張って直すのと同じ位時間が掛かってしまいました。
相変わらず午後からの予定も無いので困ったものです。
(今日は応援していたスペインチームが負けてしまったので早朝から調子が出ません)
6月16日
午前は津南町の業者様でスバルインプレッサの多数有るヘコミの内突き出し出来る部分だけ直してから、長岡市の業者様(鈑金センター)で2台デントリペアして来ました。
2台の内最初にリペアしたスバルフォレスターのヘコミは難しく無かったので短時間でリペア出来ましたが、
写真の車はスバルフォレスター(BP型)の左リアドアの上部プレスラインが非常に鋭く折れ込んだヘコミで、
とても簡単には直せないヘコミでした。
ガラス付け根部の袋部はプレスラインより上に有るはずだったのですが、今回の場所は丁度袋部の鉄板が
下に張り出してシーリングで接着して有ったか所で、シーリングを切断除去しても極狭い隙間しか有りませんでした。
自作の厚さ1mm位の極薄いツールならなんとか隙間に差し込む事は出来ましたが、力を込めるとプレスラインのきつく凹んだ場所では
ツールがしなってしまい上手く力を伝える事が出来ません。
又、隙間が狭いのでツールをスムーズに動かせないのに片手でしかツールを扱う事が出来ない場所で非常に苦労してしまいました。
明日は、今日午前中取り掛かっていたインプレッサの残り引っ張り部です。
(複数個所有るのに”引っ張り直し”なので又時間が掛かりそうです)
6月17日
津南町の業者様で昨日の午前取り掛かっていた旧型スバルインプレッサの残りをお昼前に完了しました。
ヘコミの場所は、右ドア・左ドア・右クォーターパネル・ルーフに合計13か所有りました。
今回の車は未だ高張力鋼板を使用していないのでリペアするのも容易で時間も比較的掛かりません。
(写真のヘコミは右ドアです)
昨日の午前はツールで突き出せる場所を終了させて、今日はツールで突き出せない右リアクォーターパネルの
5か所を”引っ張り”で直す予定だったのですが、サイドパネルの内張りを外した状態を見たら予想に反して
全て突き出せる構造だったのでそれ程時間を掛けずにリペア完了する事が出来ました。
(5か所全て”引っ張り”で直すとなるとほぼ1日掛かってしまうのでラッキーでした)
午後からは予定が無くなってしまったので、ツールの手入れでもして時間を潰す事にします。
6月18日
午前は一昨日予約頂いた十日町市(旧中里村)の業者様で日産セレナのデントリペアをしました。
ヘコミの場所は右フロントドアのアウターハンドルの下で、T字型に折れ込んだヘコミでした。
見積もり時、以前のあやふやな記憶ではこの部分にはアウターハンドルの部品は無いと思っていたのですが、
今日実際にツールを差し込んだら上部1/3程は部品が下に張り出していて又も裏切られました。
折れ目の芯を確実に突き出さないと折れ目は開かないのに、部品が邪魔でなかなかツールを自由に動かせずイライラしながらのリペアでしたね。
午後からは相変わらず何も予定が無かったので、気分転換に山に入り山菜採りをしていたら十日町市の業者様より連絡が入り
山遊び用の服装のままPM4:00頃よりスズキワゴンRのデントリペアを始めました。只、とても短時間では終わりそうもないヘコミで明日から仕切り直しです。
6月19日
十日町市の業者様で昨日の夕方から手を掛けていたスズキワゴンRのデントリペアが何んとか形だけには成りました。
ヘコミの場所はバックドア右下端付近です。
ブツンブツンとそこらじゅうきつく飛び出ているし、プレスラインは完全に潰れているし、横折れは極端に鋭いし、
そこらじゅうヘコミ・歪みまくっているしで、もうメチャクチャです。
(当然ながらシールは剥がさないとライトの反射を見れません)
一目みて「ここ迄酷いと、とても直りません。仮に直るとしても”それなりに”が限度ですね」と断りをいれたら、
「”それなりに”で良いから挑戦してみてくれ」と言われてしまい、
日頃お世話に成っている得意先のだし次の予定も入っていなかったので手を掛け始めた物件でした。
プレスラインの突き出しや高い所を叩き落とすのは衝撃で落とすので問題無いのですが、問題は切れ込んだ様な横方向の鋭いヘコミです。
この車種のこの場所はツールを上から差し込む他は無く、態勢的にキツイのでヘコミの芯をじっくりと見る事も力を微調整しながらググッと込める事も出来ません。
蒸し暑い中粘ってなんとか形にはしましたが、やはりこれ程きついと横スジを綺麗にする事は出来ませんでしたね。(最初から解っていた事ですが)
先月当たりからこの様にまともに直らない様な物件が又増え始めた気がします。
(技術が神憑り的に飛躍すれば問題無いのですが、そう簡単には行かないのが現実なんですよね。今まで自分に限界を設定しなかったので努力し続ける限り又壁は超えるとは思いますが)
今日は取り敢えずアルコールで心を消毒して明日に備える事にします。
6月20日
朝一は十日町市の業者様でスズキワゴンRのデントリペアをしました。
ヘコミのは右フロントドアに2か所有って、写真のヘコミは上部プレスライン上の最前方付近です。
この場所は支点となるガラス面より前方に有るので力が入り辛い場所ですが、それ程きつく凹んではいなかったので助かりました。
他のヘコミは前方下部が小さく鋭く凹んでいて、一見簡単そうに見えてこっちの方が手間取ってしまい今日の予定が狂いそうに成ってしまいましたね。
午後からは津南町の業者様でガラスリペアをしましたが、打撃点が2か所有る割れで手間が掛かる為今日一番時間が掛かってしまいました。
6月21日
午前は一昨日予約頂いた長岡市の業者様でスズキスペイシアのデントリペアをして来ました。
ヘコミの場所はバックドアで、後進時に障害物にガツンとやってしまいパネル末端から折れ込んでいて
パネル自体のラインが狂っています。
「パネル自体が変形したのは裏からあて木を当てて叩きだせばある程度ラインは戻りますが、下端の鉄板を折り込んだ部分は
裏の鉄板がくっ付いているので、ツールも入らないし叩いても落ちないので直らなずそこから三角形型に歪みは残ります」
と断りを入れたのですが、
「多少の歪みは残っても仕方が無い」との事で修理する事に成りました。
まず業者従業員様にバックドアを抑えて貰い、当て木を当ててから大きなハンマーでラインを確認しながらガツンガツンと叩きだしてから
漸く本来のデントリペアです。
今回の下端部は完全に折れ込んでいたので、その分だけ歪みは大きく残りました。
(ツールで折れ目を開く事は出来ないので仕方ないのは最初から解ってはいましたが)
相変わらずデントリペアでは完全に直りきらない物件が頻発していて、気温だけで無く頭まで厚くなりますね。
午後からは部屋を涼しくして帳簿・経理を済ませて今日は終わりです。
6月22日
中野市の鈑金業者様でスズキワゴンRの”鈑金”を1日掛かりで終了させました。(デントリペアでは無く只の鈑金なのにです)
ヘコミの場所は左フロントドア上部で、40cm弱の長さで爪が引っ掛かりそうな程鋭く・深く凹んでいます。
余りにも深いので上方のプレスラインまで引っ張られて歪みが拡がっていました。
(折れ目の下方は30cm近く引っ張られて歪んでいた為、前後方向から見ると全く酷いものでしたね)
一目見て「これ程鋭く・深く凹んでいると、折れ目が開く時点で”ブツブツ”に成るのでデントリペアでは絶対に綺麗には直りません。
只、サフェーサーを吹きつけるかパテを薄皮1枚被せる程度塗るだけで綺麗に仕上がる迄は出来ます」
と説明して逃れようとしたら、結局”鈑金”する事になった物件です。
長さが40cm近く有るのに0.1〜0.2mmずつ思いっきり”ブツブツ”に成る程力を入れ続けないとパネル面が元に戻らないので、
疲れ果てるだけでなく手がジンジンと痛くなり正に苦行でした。
(ヒートガンでパネルをチンチンに熱してもほんの気休めにしか成らなくてそれはもう・・・・・・・・・・・・・・・・)
ブツンと成る前に折れ目が開くのに越した事は無いのですが、やはりそうも行かず折れ目に沿って”ブツブツ”に成りましたが、
折れ目に引っ張られて上下に広く拡がった歪みも無くなったので、この次の工程を施せば通常の鈑金塗装に比較すれば遥かに綺麗な仕上げに成るでしょう。
(ちょっと負け惜しみっぽいですけど)
相変わらず来る仕事来る仕事こんなのばっかりです。とほほ。
6月24日
長岡市の鈑金業者様で昨日から昨日から取り掛かったホンダベゼルのデントリペアが漸く完了しました。
ヘコミの場所はルーフピラーで写真の様なヘコミが左右合せて計19個も連なって有りました。
(写真の修理前後はヘロヘロの朦朧状態で撮影したので、撮影方向が逆に成ってしまいました)
ルーフピラーは当然3重構造でツールがアクセツ出来ない場所も有るし、この車種はツールを差し込む穴が少なく
ツールで突き出すにも丁度良い場所に穴が開いていないので苦労の程度が想定外でした。
又ヘコミが1〜2cm間隔位に密集している場所は何処が本当のラインか見当もつかない状態で、
何処をどう叩き落としたら良いか判断出来ずに迷宮に陥った気分でしたね。
修理が完了して伝票を書く時点では暑さのせいもあり、朦朧状態で書き間違えてばかりいました。
6月25日
魚沼市で修理する予定の物件が保健査定がらみで延期に成ったので、午後から予定していた十日町市の業者様でスズキソリオのデントリペアをお昼前からしました。
ヘコミの場所はバックドアの下方プレスライン上に2か所有って、2か所とも写真の様な比較的鋭いヘコミ方です。
この様なヘコミ方は周囲の高くなっている場所が広範囲に渡っているのですが、
場所と凹み方も通常だったので通常の修理時間でリペア出来たので疲れを蓄積せずに済んだので幸いでした。
作業が終了してから時間の余裕も有ったので少し貯めてしまった帳簿書類を済ませて今日は終わりです。
6月27日
魚沼市(旧小出町)の業者様から昨日依頼されたホンダフィットのデントリペアをして来ました。
ヘコミの場所は左フロントドア上方プレスライン上です。
この様な場所のヘコミの場合歪みが周囲に10cm前後拡がっているのですが、
今回も通常のヘコミだったので通常の作業時間でリペア出来ました。
(暑さには閉口しましたけど)
天気が良いのに午後からの予定が無いのがちょっと切ないです。
6月29日
今月中頃予約頂いた長岡市の業者様でスバルインプレッサとプレオのデントリペアをして来ました。
写真の車は旧型インプレッサで、右リアドアの前下方が凹んでいました。
ヘコミ自体はなんて事は無い形状で”ラッキー”と思ったのですが、
内張りを外した状態の内部を見たら丁度サイドビームを固定している金具部で前言撤回でした。
3台目に業者様の営業車を依頼されたので途中まで手を掛けた時点で、出掛ける事に成ってしまい”次回ついで”に持ち越しです。
今日は蒸し暑くて発汗が激しく体力の消耗も激しかったので助かったと言えば嘘に成るかも知れませんが。