2月3日
先週された長岡市の業者様でレクサスRX450hのデントリペアをして来ました
ヘコミの場所は右フロントドアで、ドアパンチを受けて縦方向に40cm位ヘコミ・歪みが及んでいました。
特に写真のプレスライン付近はきついデントで、時間が掛かるのを覚悟しなければいけませんでした。
いざ作業を始めたら鉄板がとても厚く硬いので、ポンチングしても叩き落ちないし突き出しても上がって来ないで、
ほとほと参っていしまいました。
この車種のドアパネルがこれ程厚く硬いとは本当に予想外でしたね。
2月4日
昨日予約頂いた十日町市の業者様(鈑金課)でダイハツムーブのデントリペアをして来ました。
ヘコミの場所は左フロントドア前方下部です。
写真では全体像は写っていませんが横方に40cm位凹んでいます。
見積もり時に触ってみたらヘコミの下にしかサイドビームが入っていないと思って簡単に考えていたのですが、
今日実際にツールを差し込んでみたら下部と上部のサイドビームが前端で三角形に閉じている隙間で又々予想を裏切られてしまいました。
ドア前方下部は只でさえ修理が困難なのですが、上部のサイドビームからのツール差し込み角度がきつ過ぎてツ−ルが
横方に動きません。
仕方ないので縦方向から”ギギッ”と無理やり差し込みながら突き出し始めましたが、突きたい場所になかなかツールの先端を当てる事が出来ません。
又、横スリキズが無数に有ってツール先端が何処に有るか・どの位の強さで突いているのかもはっきりとは解らない有様でした。
もういい加減断念しようかなと思いながらのリペアで、結局は何とか成りはしましたが予定の倍以上時間が掛かってしまいました。
今季の冬は降雪が少ないので只でさえ仕事が激減しているのに、偶の仕事も困難な条件ばかりの物件で・・・・・・・・・・・・・・・・。
ACミランを本田圭祐が復活させてくれれば少しは気は楽に成るのですが。フリットやファンバステンがいた頃は最高だったのですど。(アッ全く仕事とは関係有りませんね)
忘れていましたソチ五輪で日本人選手も頑張って下さい。
2月5日
午前は津南町の板金業者様で中古ドアパネルのデントリペアして、午後昼過ぎに長岡市の業者車様からどうしても今日中の修理を依頼され猛吹雪の中出向いてリペアして来ました。
ヘコミの場所は左フロントドアの前方下方部で、ドアパンチを受けて縦方向に折れたヘコミです。
見積もり時に触ってみたら下段の幅広サイドビームの内部と言う事は解ったのですが、折れ込み自体それ程キツクはなかったので
それ程苦労する事は無かろうと思ったのですが、今回も期待を裏切られた結果となってしまいました。
薄い歪みまで含めれば縦40cm位有るし、ヘコミの上部と下部はシーリングで接着して有ってシーリングを切断撤去しても隙間は狭いし、
ツールの挿入角度もきつくて前後上下方向共にツールがスムーズに動きません。
折れたヘコミは折れ目の中心を正確に突き出さないと折れ目が開かないので泣きたくなってしまいました。
(仮に内張りを外したとしても作業位置から遠過ぎて、尚更ツールの先端を隙間が狭くスムーズに動かない状態で折れ目の芯に当てる事は出来ません)
又、ヘコミの位置が下過ぎてライトを見る顔の位置もツールを持つ手の位置も遠過ぎて本当に苦しいリペアと成ってしまいました。
今日は時期遅れの本当の冬型真冬日に成り、至る所で大型トラックが立ち往生して殆ど車が動かず辛くなる道中でしたね。
2月10日
朝一で津南町の鈑金業者様でトヨタカローラのデントリペアをしました。
ヘコミの場所は左フロントフェンダーで、この時期の物件にしては極小さいヘコミです。
テコの支点から遠いので力が入ら無かったのですが、まあヘコミ自体が小さいので特に何も。
2月14日
先週予約頂いた長岡市の業者様でスバルエクシーガのデントリペアをして来ました
ヘコミの場所はルーフの若干後方で、落雪によって写真の様なヘコミが左右に有りました。
この様に凹んでいると見た目の大きさの倍以上の範囲で歪みが拡がっています。
鉄板は延びてているし歪みを含む範囲はとても大きいので、一か所でさえ大変なのに左右2か所のリペアだったので
今日中の修理いっぱいいっぱいでした。
2月15日
昨日予約頂いた長岡市の業者様で新型スバリインプレッサのデントリペアをして来ました。
ヘコミの場所は右リアドア最上部前端付近です。
この場所は完全に袋状に成っている上に、鉄板折り返し部で隙間が狭くなっているので完全にツールが入らない場所です。
又この様に鉄板を折り返してある所は鉄板が引っ張られた状態になっているのでとても硬く成っているんですよね。
受注先が鈑金センター様だったので「取りあえず引っ張って見ますが、出なかったら噴いて下さい」と申し出てから作業に入りました。
引っ張り始めたらやはり鉄板が硬い状態に成っていてなかなか出て来なかったのですが、直る兆候が見えたのでそれこそ何回も何回も引っ張って何んとかリペア完了しました。
直接ツールで押し出せれば”アッ”と言う間にリペア出来るヘコミなのですが世の中そうは上手く行きません。
新型の真新しい車だったので塗装せずに直ればそれにこしたことは有りません。
今日は時期遅れなのに今季初めての本当の意味での大雪で、朝除雪が間に合っていなくて多可が長岡市に行くだけで大変でした。
2月16日
今日は日曜日で予定も入っていなかったので休日モードで完全に油断しきっていたら、魚沼市(旧小出町)の業者様より依頼が入り急いで準備してお昼前からマツダキャロルのデントリペアをして来ました。
ヘコミの場所は右フロントドア下部で、プレスラインを中心に90cm位ガッツリと大きく凹んでいます。
(歪みまで含めるともっと広範囲ですけど)
この様にドア最下部付近は作業態勢がきつく、これ程大きいと困難この上ありません。
「この場所でこれ程大きいとキッチリとは直らないと思います」と申し出たのですが、それでもと言う事でリペアする事に成りました。
いざ作業を始めたらポンチで叩き落とすのもツールで突き出すのも、態勢がきつ過ぎて作業していると言うより苦行荒行という言葉の方がしっくりする感じでしたね。
工場が閉まる時間ギリギリまで頑張りましたが、流石に歪みを消し去る事は出来ませんでした。
2月18日
昨日予約頂いた長岡市の鈑金業者で三菱GKワゴンのデントリペアをして来ました。
ヘコミの場所はルーフ右側後方でヘコミ自体は大した事は無いのですが、歪みが前後方向に50cm位拡がっていて
高い所を落とすポンチングだけでほとほと参ってしまいました。
見積もり時、「これなら苦労せずにリペア出来るかな」と思ってしまったのですが、
ライトを当てて良く見たらどこまでも歪みが拡がっていて今回も考えが甘かったリペアと成ってしまいました。
時期遅れの本物の冬型が収まったので今日は「普通に長岡に行けるかな」と思って早目に津南町を出なかったら、
今日も車の動きがスムーズでは無く2時間も掛かってしまいました。
これなら通常量の降雪が有る年の方が余程交通がスムーズです。万全な除雪体制を解いた後の大雪は困ったものです。
2月21日
昨日から取り掛かったスズキスイフトのデントリペアが何んとか終わりました。
ヘコミの場所はルーフで、落雪によって右端から左端まで被害が及んでいました。
この車は内張りがルーフパネルに接着してあるタイプで、「中古車なので予算も手間も無いので内張りを外さずに直してほしい」
との無茶ぶり発注でした。
こうなると高い所を叩き落とした後、僅かに盛り上がっている所を低い所に寄せ集めて埋めるしか無いので通常の修理方法より非常に手間取ってしまいます。
只し、それだけではきちんとは直りはしませんが売り物の成る程度にはリペア出来たので良しとしなければなりません。
2月24日
先週予約頂いた中野市の鈑金業者様でホンダステップワゴンのデントリペアをして来ました。
ヘコミの場所はルーフ右側後方で、作業位置から遠い上に写真では良く解りませんが爪が引っ掛かる寸前の鋭いヘコミでした。
条件が悪いと小さくてもヘコミの大きさに関係なく時間は掛かってしまいます。
今回も余りにも遠過ぎてなかなかヘコミの芯にツールの先端を当てる事も力も十分に入らずで苦労してしまいました。
今年の新潟県中越地区は積雪は極端に少ないのですが、例年積雪が僅かな中野市の積雪が多いのに驚いてしまいました。
この調子では夏季も何か有りそうで心の準備をしなければなりません。
2月25日
午前は昨日予約頂いた十日町市の業者様でダイハツムーブのデントリペアをしました。
ヘコミの場所は左フロントドアのプレスライン上です。
最初見た時小さいので短時間で直ると思ったのですが、良く見たら上下前後供に30cm以上「歪みが拡がっていて
予定以上に時間が掛かってしまいました。
午後より3件見積もりをして、時間は未だ早いのですが今日は終わりです。
2月26日
午前は朝依頼頂いた津南町の鈑金業者様でトヨタパッソのデントリペアをしました。
ヘコミの場所は左リアクォーターパネル下方です。
鋭く縦折れしたデントで折れ目を開くにはかなりの力を入れないと開かないのですが、テコの支点から距離が有ったので
強く突き出しにくい場所でした。
唯一救いだったのは鉄板が薄くてそれ程力が入らなくても変化すると言う事でしたね。
今日はやっと初春らしい陽気に成り快適な状況で作業出来ました。(午後からは何も予定は無いんですけどね)
2月27日
今週始め見積もり頂いた津南町の鈑金業者様でマツダアテンザの鈑金をして来ました。(パテ塗り〜塗装をするので純粋なデントリペアでは有りません)
ヘコミの場所ははルーフ前方で、落雪に依ってメチャクチャに成っています。
ガラス付け根から曲がり込んでいてデントリペアだけで綺麗に直すのは完全に無理なケースです、流石にこれは。
ルーフ前方のガラス付け根部が完全に折れ込んでいるとデントリペアで修理する事は不可能ですが、鉄板が延び切ってポヨンポヨンとしている状態と
大きな歪みを取り去るのはデントリペアに依る方法がが最適なので、鈑金だけする事になったケースです。
この様な場合どうせパテを極薄く塗るので鉄板の張りとパネル面を作る事を最優先に作業するので、パネル表面はデコデコです。
しかしこれだけのヘコミ方になると、塗装肌目を一切気にしなくても時間は掛かってしまいます。
津南町で鈑金作業が終わった後、十日町市の業者様で1日では決して終わらないルーフ落雪に依るヘコミを少しでも進めようと
工場が閉まるまで粘って今日は終わりです。(はっきり言って疲れました!)
2月28日
午前は先週予約頂いた長岡市の業者様でスバルインプレッサのデントリペアをしました。
ヘコミの場所は左フロントフェンダーのプレスラインの上方です。
ヘコミ自体は小さいのですが、以前誰が突いた可能性が大きいおかしな癖が残っているデントでした。
まあそれでも作業がし易い場所だったのでそれ程跡は残さないでリペアは出来ました。
只、見様見まねでヘコミはいじって欲しくは無いと言うのが本音です。
へんにキツイ跡を残されるとリカバリーが大変と成ってしまいます。
昼食後は別に予定も入って居なかったし、天候も良かったので久しぶりに長岡市・魚沼市・南魚沼市方面を営業廻りしながら帰ったら
すっかり暗く成ってしまいました。