1月6日
正月が開けたばかりで特に予定も入っていなかったので気が緩みきっていたら、十日町市の鈑金業者様より依頼が入り急いで準備をして出向きました。
車種はマツダデミオで、落雪によりルーフ最後部中心が凹んでいました。
ヘコミを見た時これは問題無く苦労せづにリペア出来ると思ったのですが、
最後方袋部の隙間がツールを差し込むには余りにも狭く、丁度良い穴も開いていなかったので新年早々予想が外れてしまいました。
ポンチング終了後、ツールを狭い隙間にグリッグリッと半ば強引に差し込みながら時間ばかり掛かってリペア完了です。
リペア終了後得意先の年始参りをしながら帰り、途中依頼を頂いた津南町の鈑金業者様で小さなヘコミをリペアして今日は終わりです。
相変わらず降雪が本格的に成らないので雪対策は楽なのですが、仕事が増えないので痛し痒しですね。
1月7日
今日は特に予定が特に入っていなかったのですが夕方津南町の鈑金業者様で三菱ミニキャブの中古パネルのデントリペアをして来ました。
ヘコミの場所は、左スライドア下部後方のプレスライン上です。
中古パネルの修理なので予算は余り無いのですが、降雪が本格的に成らず仕事も順調に入って来る時期に未だ成らないので
これはこれで有りがたいものです。
例年なら津南町では今頃降雪・積雪がすごい事に成っているのですが、今年は全くと言って良い程なので
今年はやはり普通では無いのかもしれません。
ヘコミの場所は左フロントドアのアウターハンドル前のプレスライン上下です。
依頼を請けた時最新型フィットVのプレスラインなら嫌だなと思っていたのですが、違ったので胸を撫で下ろしたのですけど
歪みが前後方向に広く及んでいたので歪みの除去に時間が掛かってしまいました。
(ヘコミ自体は難しく無かったので苦労はしなかったのですが、広く歪んでいると仕方ないですね)
午後より別の鈑金業者様で1台デントリペアしてから、年始の挨拶回りをしながら帰って今日は終わりです。
この時期の朝一番の仕事は鉄板も塗膜もキンキンに冷え切っているのでちょっと怖いですね。
ヒートガンでパネル表面を暖めながら作業はしますが。
1月10日
午後より津南町の板金業様でスバルステラのバックドア(リサイクルパネル)のデントリペアをしました。
ヘコミの場所はパネル中心上部のエンブレムの左右です。
左右とも同じ様な感じで凹んでいてヘコミ自体は大した事は無いのですが、この場所は
ワイパーのモーターや付属部品が沢山取り付けて有り少し厄介かなと思いましたが、
内張りを外した状態を見て胸をなで降ろしました。
リサイクルパネルなので予算も余り無い為、余り時間を掛けずにリペア完了と思っていたら、
到底修理出来ない様なヘコミを依頼され「「一応向かってはみますが,、直らない可能性の方が大きいです」と断りを入れたのですが、
鈑金業者様なのでパテを入れる前提でポンチングを始めました。
未だ降雪が本格的に成らず仕事も本格的に廻り始めないので、久しぶりに純粋な研究材料対象と成りそうな気配がしています。
取り敢えず明日は冬の雪国唯一の楽しみであるスキーで心のリセット・リペアに励むつもりです。
1月13日
午前は昨日から突き出したスバルサンバーのデントリペアをしました。
ヘコミの場所はフロントパネルで雪の壁に正面からぶつかったケースでした。
ボッコリ行った所は左右2か所有って写真の箇所は右側です。
最初はフロントガーニッシュからボッコリ凹んでいて「こんなに成ってしまうと絶対に直りません」と断ったのですが、
鈑金業者様が裏から手で思いっきり押したら”バカッ”と音がして写真の様な状態に戻ったので修理する事になった次第です。
鉄板が延び切っていたので薄い歪みまで取りきる事は出来ませんしたが、右側はなんとかリペア完了しました。
只右側はヘッドライトの折り込み部の上がきつく凹んでいて、ヒートガンで手で触ると火傷しそうな程ガンガンと暖めてから突いて見たのですが、
鉄板が変化したと思った時点で”ブツッブッ”と成ってしまったので、
パテを入れて貰う事にして鈑金程度の突き出しで終了させて頂きました。
一昨日からようやく本格的に雪が降り始め、これから毎日除雪だけは忙しく成りそうです。
1月23日
午前は昨日夕方予約頂いた十日町市の業者様で日産キューブのデントリペアをして来ました。
ヘコミの場所はバックドア中央最下端付近です。
この車種のバックドアは横開きでヘコミが右側に寄れば寄る程、顔も手も届かず修理が困難に成ります。
ヘコミ自体は以外に深かいのですがそれ程鋭くは無かったので、ツールさえアクセツ出来ればなんとか成ると軽く考えたら
見事に裏切られてしまいました。
内張りを外した状態で内側から作業を始めたら、やはり顔も満足に届かないし力が全く入りません。
今回は幸いな事に下部に極小さな水抜き穴が有ったので、周辺を傷付けない様に養生をしてツールを差し入れリペアする事にしました。
作業を始めたらきついプレスラインに近接いる上、鉄板折り返し部でパネルが引っ張られているので予想を遥かに超えた硬さでした。
小さな水抜き穴から入るツールでは伝わる力も多可が知れているし、丸い先端のツールを使用できないので大きさの割に本当に苦労してしまいました。
津南町に帰って車を車庫に入れようとしたら、十日町市の業者様から見積もり依頼が入ったので又Uターンをして見積もり・予約を頂いて今日は終わりです。
今シーズンの冬は大雪に成らないので雪堀に苦労する事は無いのですが、仕事が増える事も無いので痛し痒しですね。
1月28日
十日町市(旧中里村)の業者様でスズキアルトのデントリペアをして来ました。
ヘコミの場所はルーフ後方で縦リブが写真の様に4本凹んでいました。
この個所は非常に硬いので生半可な力では突き出て来ません。
見積もり時「両サイドは何んとか成りますが、中2本は硬いのに支点から遠すぎて力が入らない為跡は残ると思います」と申し出たのですが、
「目だ立たなくなれば良いので修理してほしい」との事で依頼を請けた物件です。
左右両サイドのヘコミはテコの支点から近いにので何んとか成りましたが、
中央付近2本はテコの支点から余りにも遠くて、ライトの反射を見るのに顔も手も満足に届かず
極端に硬いくせに力も入らないのでやはり歪みが少し残ってしましました。
物理的な最悪条件に対して全く新しいアプローチ方法を考え付けば何んとか成るのですけど、それがなかなか・・・・・・・・・・・・・・。
1月31日
午後より長岡市の業者様(鈑金センター)でスバルインプレッサのデントリペアをして来ました。
ヘコミの場所は右リアドア上方で、久しぶりにオーソドックスで作業しやすい場所でした。
(今年の冬は降雪が極端に少なくて仕事がまるっきりでは有りますけどね)
写真では良く解らないかもしれませんが、横方向に非常に長くヘコミ・歪んでいて、尚且つ鉄板が思ったより延びていて
見た目以上に時間を要してしまいました。
それでも作業はし易い場所だったので助かりはしましたけど。
今年は結局本格的な冬には成らなかった為、雪堀に苦労する事は無かったのですが受注もまともに無かったので、
こうなれば早く雪が綺麗に消えて新緑の山野が恋しいばかりです。(少し気は早いかもしれませんが)