カタクリの花の写真　特集「白いカタクリの花」

特集「白いカタクリの花」

2020/04/07

カタクリの白花には神秘的な魅力がある。
春の野花が好きな方には、憧れの存在です。

「白いカタクリの花」は
花弁に色素が形成されない（又は極めて少ない）ために
白い花を咲かせる白花変種（白変種^※２）或いは、突然変異個体と思われます。
自生するものは非常に稀で、数万本に一本と言われています。
アルビノ^※１と混同されてる方も多いようですが、性質は異なります。

突然変異は遺伝子や染色体で生じる変化であり、外的要因が関係する事もあります。
発生段階の細胞が病気に感染したり、人に踏まれるなどして傷ついてしまった場合、
それが引き金となり変異が起こる事があるようです。
そのようなリスクを伴う登山道や散策路沿いで白花が多く見られるのは、納得です !

※１アルビノは、色素に係わる遺伝情報の欠損により、先天的に色素が欠乏する遺伝子疾患のある個体のこと。
植物においては、光合成色素（葉緑素）が欠乏した個体のことで、既に致命的である !!
※２白変種は、色素の減少によって本来の色を失い白化した個体のこと。
植物においては、主に花弁の色素が減少します。光合成色素に影響はなく、いたって正常な個体と言えます。

また、白変種以外にも、”黄色い花を咲かせるのクロユリ” のように、
特定の色素の減少により色変わりする変種もあります。　・・・もはやクロユリとは呼べない。
（説明には不備な点や誤りも御座いましょう、詳細は各専門サイトをご覧ください）

画像上にカーソルを合わせてください。

一口に「白いカタクリの花」と言っても様々なタイプがあります。
色素の現れ方により雄しべの色や花びらの紋様の色に変化が見られ、
その組み合わせが多様なためバリエーションは豊富です。
また、開花後の時間の経過でも色は変化して行きます。

2022/04/10

「パステルカラーの風」
2022/04/09

「仲直りしたら」
2022/04/05

「心模様」
2021/04/06

「高嶺の花」
2021/03/30

2020/04/17

2020/04/11

2020/04/07

ずっと独り。今さら、うろたえる事はない。
2020/04/07

赤変化白花
2019/04/22

「希少な」と思うだけで、美しく見えてくる。
人は付加価値の虜になる動物である。
2019/04/17

本日御開帳 !
このエリアもイノシシに荒らされて、大変 !
2019/04/17

「また見つけちゃった、白いカタクリの花」
しかも、この白いカタクリの花は珍しい花びら五枚花です。
もちろん雄しべも五本、雌しべは二裂。
翌2020年、花びらは４枚に減りました。
2019/04/09

2019/03/30

「二人きりの舞踏会」
2019/03/30

もう少し春を楽しみたくて、標高の高い所へ。
これが今年最後の白いカタクリの花。
2018/05/12

一日違いで咲き揃いました。
2018/05/02

白づくしを満喫 !
「白山白川郷ホワイトロードの白いカタクリの花」
2018/04/28

2018/04/28

「バレリーナ」
2018/04/19
画像上にカーソルを合わせてください。

ここでは今年、新たに１株増えました。・・・しかし、
先週別の場所で、蕾の段階の４株が盗掘され、悲しい思いをしました。
2018/04/13

私の知る限りですが、白花は県内に50株程しかありません。
このままでは、絶滅してしまいます。

ダブル（2本咲き）
去年はシングルで、肩身が狭かったけれど、仲間ができました。
2017/05/02

雄しべまで白い、完璧な !? 白いカタクリの花。
じつは、雄しべに花粉が入っていないようです。つまり病変花です。
二年前に咲きだしたのだが、そろそろ不妊治療が必要です。
2017/05/02

この個体の雄しべは、花粉を出すことなく萎れてしまいます。
さらに、「完璧な」と言いつつも、すぐに色変わりします。
画像上にカーソルを合わせてください。