屋久島周回


縄文杉をお詣りした翌日は、レンタカーで屋久島を周回することにしていた。
周囲130km位なので、屋久島の幾つかの名勝を十分回れると思ったからだ。
 先ず、周囲の海岸の景色を楽しみながら有名な滝を巡り、
夜は海ガメの産卵を見学することにした。

海岸は諸所眼を見張るばかりの美しさで自然の造形美を堪能した。
滝巡りも順調に行き、西部林道では屋久島猿のユーモラスな姿を観ることができた。

このような自然が堪能できるのも自然保護区が設定され、
自然環境の保護とその維持に特段の注意を払っているからだ。
自然環境調査員の姿を見たし、野生動物に餌を与えないなど
規律がきちんと守られ、観光客等に徹底されているからだろう。

海ガメの産卵は残念ながらカメが上陸せず、観ることができなかった。

休憩所にある島の案内板  真っ青な空と海、遠くに宮之浦町が見えている。
道路は、一部島の西側林道を除き、二車線の道路で、空いていた。
屋久島空港手前の休憩所にて
屋久杉の大木を輪切りを使ったベンチ
トローキの滝へ導く遊歩道。時雨の降ったせいか、
赤いカニが沢山活動していた。 海岸は相当下にあるのに・・・。
トローキの滝の見える場所は、ごく狭い急峻な崖からであった。
滝つぼのように見えているのは海である。
滝の落差(6m)は余り高くなかった。
海岸の様子
海岸の様子   (右)かすかに種子島が遠くに見えている。
向こうは種子島 愛子岳1235m、愛子様誕生にちなんで付けられた?という。
花崗岩の急斜面の岩盤を割いて樹木が生えている。 千尋(せんひろ)の滝の見物に向かう遊歩道を下る。
花崗岩の谷を流れ落ちる千尋の滝、その落差は66メートルもあるという。
千尋の滝展望台より海岸方向を望む
JRホテル屋久島に立ち寄り、景色を楽しむ。このホテルはつい最近建てられたという。
左の写真は西の方角、右は東の方角の海岸の様子   (谷崎鼻にて)


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