七日目(10月10日) カールトン・プレイス → ナイアガラ・フォールズ
昨日に続き、今朝も雨。 薄暗い中7時半にモーテルを出る。 ガソリンスタンドで朝食を購入、メイプル街道ルート7を引き続き西進。 トロントの手前でルート401と合流、車線が片道3車線になり、交通量も増えてくる。 遠くオンタリオ湖が見えてくる。 トロントが近い。 トロント市街でナイアガラまで112キロの地点でQEWに乗る。 途中の都市ハミルトンを過ぎるとブドウ畑が視界に入ってくる。 漸くナイアガラフォールズに到着、昨日電話予約していたホテル(The Oakes Hotel Overlooking the Falls)を探し出しチェックイン。 ナイアガラフォールの景色が良く見える部屋をお願いしていたが、14階の部屋からは眼下にナイアガラの全体が見える素晴らしい部屋だった。 30年前は、アメリカ側からカナダに入り滝を見たが、その時は快晴だった。 今回は雨が時々降ってくるようなお天気だった。 早速滝つぼへのツアー観光船、メイド・オブ・ザ・ミストに乗ることにする。 時間が遅く乗船できるかどうか不安だったが幸いにも最終便に乗ることができた。 30年前はゴムのカッパを貸してくれたが、今回は薄いビニールのレインコートだった。 滝の雄大さ、その迫力に圧倒されたのは今回も昔も変わらなかった。 ただ、船から見上げるホテル群は、その昔より数も増えて大きく立派なもののような気がした。 滝つぼへの観光を終えて、滝を間近に見るテーブルロック展望台に行く。 滝の水を直接手で触ることができると思われるほどの目の前で水が轟々と音を立てて落ちていく。 今回初めて見る滝のライトアップを楽しみしていたが、それを見るにはまだ少し時間があるので、公園を散策しながらホテルに戻り、7時のライトアップ開始の時を待つことにする。 7時前に滝の見物に出かけるが、既に大勢の観光客が今か今かと心待ちにしている。 やがてライトアップが始まった。七色の光をいろいろ変えて滝を照明している。 しぶきのために光が微妙に変化する。 幻想的な雰囲気だ。 カメラを構えて慎重にシャッターを切る。 滝のイルミネーションを満喫した後、ホテル隣の滝を見下ろせるステーキ・レストラン「Keg」で遅めの夕食を摂る。 明日は、カナダ最後の訪問地ナイアガラ・オン・ザ・レイクへの旅である。
|
---|