3D形状データ作成
紙図面などから3D加工する場合には、まず最初に3D図形を作成いたします。既に3D図形が存在する場合には、弊社にて加工に即した形状へ編集させていただきます。(もちろん製品部分には触れません)弊社では3D形状をより柔軟に編集するためにサーフェイスモデラーで作業をしております。
加工構想・段取り・NCデータ作成準備
3D形状データからマシニングセンターを制御するためのNCデータを作成いたします。弊社では穴あけ・2D・3DまでのNCデータが作成できます。複雑な形状の場合、幾つかのZ軸方向により切削する必要があります。その場合にはクランプ方法などを検討し、必要であれば冶具の作成も行います。例えば今回サンプルで画像を載せている製品の場合では、表と裏の加工により全体を作成しております。ただしクランプ方法にはある程度の工夫が必要です。
NCデータ作成・検証
切削物をクランプする方法、工具レイアウト、段取り手順など、切削シミュレーションによりコンピュータ内部でどの様に削りあがるかを同時進行で検証していきます。右の画像は、コンピュータでの切削シミュレーション結果です。この機能により実際に切削するときの不具合が事前に回避できます。