黒山大行山 正光寺

正光寺の門前や周辺の掲示板に

おかげさまを見る目  おかげさまを感じる力

が掲示されています。

以前には、

「有無同然」と苦しみの根元  「心の病」を完治させる弥陀の本願

夕べに熟慮して  朝に断行

健康長寿の  秘訣は『聞法』  仏法は聴聞に  極まる

大切な  人との別れ  往生浄土の  勝縁なり

正も邪も  勝手に決める  わが都合  泰山 書

煩悩尽きない生涯ですもの  仏法聴聞に卒業はございません

名残り惜しむ人生  「死んだらしまい」では味わえない

蒔けば生え  蒔かねば生えぬ  善し悪しの人は知らねど  種は正直

世の中が便利になって  一番困っているのは  実は人間なんです

亡き人を偲びつつ  お浄土からの経を聞く

どれだけ人生経験をつんでも  生死の問題には歯が立たない

が掲示されています。

人は  法を求めるに止まって  法に生きることを  忘れている  (高光大船)

アミダさまに抱かれて  まっさらな年が始まる

無心寂静  なるを  仏という

「大いなるであいの世界」  の中にこそ  人間のまことの  しあわせがある

狂いなし  泣くも笑うも  蒔いた種

身の垢は  浮世の水で  洗えども  心の垢は  なんでおとさん

わたしが  さびしいときに  ほとけさまは  さびしいの  (金子みすゞ)

子供叱るな  来た道じゃ  年寄り笑うな  行く道じゃ

「まかせよ まかせよ」  如来の声  「おまかせします」  私の声  (鈴木章子)

み仏を  よぶわが声は  み仏の  われを喚びます  み声なりけり  (甲斐和里子)

眼に見えぬ  徳散ずれば  財が沸く

見えてこない  世界がある  悲しみを  通さないと

仏恩の  報謝に卒業  永久になし

この世で  最も不幸な人は  感謝の心の  ない人である

念仏の人を  摂取して  浄土に  帰せしむるなり

摂取の心光  つねに照護したもう

こおりおおきに  みずおおし  さわりおおきに  徳おおし  「高僧和讃」

いよいよ  大悲大願はたのもしく  往生は  決定と存じ候え  「歎異抄」

如来の願船  いまさずは  苦界をいかでか  わたるべき  「正像末和讃」

信心のひとは  その心  すでにつねに  浄土に居す

念仏は苦悩を  避けるのではなく  乗り越える力

拝まないときも拝まれている  子供が親のねがいの中に  生きているように

生きているものを  存分に伸ばしてくれる  光と慈雨

そむいているときも  み手のまんなか

あなたも  望まれて願われて  この世に  生まれてきたのですよ  生きるということ  それは  つねに誕生の意味を  問われ続ける  ことである  (広瀬 杲)

他の人々のこと  他の「いのち」のことを  考えないということは  自分をも  粗末にしている  ことです  (浅井成海)

苦しみの声を  聞いていこう  悲しみの声を  聞いていこう  たとえ  力になれなくても  人間らしいやさしさを  もちつづけよう  (小藪実英)

花には  散ったあとの  悲しみはない  ただ一途に咲いた  喜びだけが  残るのだ  (坂村真民)

生きることのむつかしさ  生きることのありがたさ  生きることのうつくしさ  まかせきって  生きることの  よろこびに燃えよう  (坂村真民)

家族って すばらしい  生きる喜びで結ばれる絆  オレがオレがの  「が」を捨てて、  おかげおかげの  「げ」で暮らしましょう

独りしか渡れない丸太橋  『他人に譲る気持ちを持つようにしよう』  『この世でもっとも不幸な人は感謝の心のない人である』

大地を踏みしめてゆく心がけ  一切のことは、急いで急がず、急がずに急ぐ、ことが大切である。

波荒き人生の海を  明るく楽しく  渡す大船あり

あなたの  人生  「旬」は今

シャボン玉 消えた  とばずに消えた  生まれてすぐに  こわれて消えた 風 風 吹くな  シャボン玉とばそ  (野口雨情)    亡き人は  いのちをかけて  私たちに  いのちの尊さを  教えてくださった

私は傷をもっている  その傷のところから  あなたのやさしさが  しみこんでくる  (星野富弘)    夜が明けて  太陽が昇るのではない  太陽が出て  夜が明けるのです

有っても苦しみ  無くでも苦しみなら  苦の中で  輝いて生きよう    はだかで  生まれてきたのに  何不足

救いとは  人生の羅針盤に  出遇うことである    救いとは  いのちの拠りどころ  いのちの帰するところを  定めること

救いとは  安心して生き  安心して  死んでいける身と  なること    逆境を  生きぬく人は尊い  だが  順境に酔わない人も  また有り難い

人類の最大の不幸は  病気でも  貧しさでもない  誰からも私が  必要とされない  愛されないと  感じることです  (マザーテレサ)   現代人は  山に木材を見て  木をみない  現代人は損得で  人を見て  いのちを見ない

自分の「いのち」  ひとの「いのち」  ものの「いのち」  返品・交換できません  人間はねぇ  人から点数を  つけられるために  この世に生まれて  きたのではないんだよ  にんげんがさき  点数は後  (相田みつを)

やり直しの  きかぬ人生で  あるが  見直すことが  できる

病気が治っても  必ず死ぬよ  死なないいのちを  いただこう  如来のいのちを  いただいて  滅びのない  いのちを生きる

もったいない  おかげさま  この美しい言葉を大切に

「いただきます」とは  いのちを  いただくことです  たくさんのいのちを  もらってばかり  らっきょうのいのち  お魚のいのち  私はどなたにも  何もあげずに  生かしてもらっている 貪りばかりの人生  (東井義雄)

生きている人は  死んだら終り  生かされている人は  永遠のいのちの  世界に生まれる

数えきれない  出会いがあり  同じだけの  別れがある  しかしまた会える  世界があった

たった一人しかない  自分を  たった一度しかない  一生を  ほんとうに  生かさなかったら  人間に生まれた甲斐が  ないじゃないか  (山本 有三)

花が咲いている  精一杯咲いている  わたしたちも  ぼくたちも  精一杯生きよう

救いとは  果を得ることではなく  因を得ることです  ふみはずしましたが  気がつけば  ここも仏の道で  ございました

どんなに辛い人生でも  一緒に泣いてくれる人  一緒に悲しんでくれる  人がいると  乗り越えられる

平等とは  みんなが違って  みんなが認められる  世界です

私の子どもだと  思っていたけど  阿弥陀さまからの  大切な預かりものでした

が掲示されていました。

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