照林山 専明寺

専明寺の門前の掲示板に

願わざれども  花は咲き  願えども  花は散る

太陽の光で  花は咲く  仏さまの光で  心は育つ

が掲示されています。

以前には

待つ長さ  過ぎ去る速さ  生きる今

恵まれし  命なりせば  今日の日は  再び来ぬ  尊き一日

物足って  心足らず

縁起かつぎも  ほどほどに  広い世間も  せまくなる

あたり前と  思っていたことが  有り難いと  気づかされる

役に立つか  立たないか  じゃない  その温もりに  用がある

もったいのう  ございます

気にいらぬ  風もあろうに  柳かな

捨てなければ  得られない  ものもある

自分が大切なら  あの人を大切に

会う縁 離れる縁  入りまじる  無量の縁が  寂かに光る

限りある人生  だからこそ今日  そして今

どんな時でも  自分が正しい  相手もまた  そう思っている

いかさるる  よろこび  にほふ  春の海

み仏のみ名を  称えるわが声は  わが声ながら  とうとかりけり

我必ずしも  聖なるにあらず  彼必ずしも  愚にあらず  共に凡夫のみ

また一つ  しくじった  しくじるたびに  目があいて  世の中少し  広くなる

自分に都合の  いい人を  良い人だと思い  都合の悪い人を  悪い人だ思う

今までは  人のことかと  思いしが  おれが死ぬとは  これは  たまらん

が掲示されていました。

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