道具編 1 

 

 一口にプラモデルを作ると言っても、初めて作る人から自称モデラーまでレベルは多様です。ある程度作り込んで腕が上がるほどに道具は増えていくようです。

そこで、ここではプラモ作りにはどのような道具を用意したらよいのか?という事で、私達が日頃使用している道具の紹介をいたします。本格的に作るにも、これだけ揃えれば充分であると思います。

第1回「切る」道具

第2回「削る・彫る」道具          

 

第1回 「切る」道具。    

表で、枠内

  色は最低限揃えておきたい必需品。

カッター

切る為の基本道具です。大きい方はあまり使わないかもしれないが、あると便利。

デザインナイフ

カッターとの違いは、刃を寝せてスライドさせて切る事が出来る為、刃跡をあまり付けたくない場合に便利です。又、刃は丈夫にできています。

ニッパー

パーツをランナーから切り離すのに使用します。

クラフトのこ

例えば改造モデルを作る時に胴体や翼の切断など、大きな部品を切断する時に使います。

円カッター

自由な曲線切断ができます。

サークルカッター

コンパスのカッターです。デカールやマスキングを円形に切るのに便利です。

 

                                  

第2回 「削る・彫る」道具       

 
Pカッター

本来は厚手のプラスチック板を切断する時に深く傷をつけて使う道具です。模型の場合は「スジ彫り」をするための定番道具。

こちらはスジ堀をするための専用ツールで、Pカッターが届かない、入隅部分のスジ彫りに適している。
ピンバイス

ドリルです。ドリル径は0.5mmから2mm程度まで何種類か用意したい。

カルコ

本来は建築工事等で使う、墨出しの道具=墨つぼの付属品だが、スジ彫りにこちらを使うこともある。

彫刻刀

写真の丸刃と角刃、平刃があればほぼOK。

パテ盛した個所の成型加工などに便利。

サンドペーパー(水ペーパー)

模型の場合、粗目で180#〜400#、細目で600#〜1000#、仕上には1000#〜2000#を使います。キットの合いが良い場合は、600#から掛けていって問題ないでしょう。

1枚を3cm巾程度に切って使うと便利です。目が詰まってきても、水で洗えば再び使えます。

 

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