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裏磐梯・大内宿ドライブ日記


ドライブコース

一日目-山形-米沢・白布-スカイバレー-桧原湖・裏磐梯・五色沼-レークライン-中ノ沢温泉

二日目-中ノ沢温泉-猪苗代・野口記念館-天鏡閣-会津若松-湯野上温泉

三日目-湯野上温泉-大内宿-会津若松-喜多方-米沢-山形          



10月25〜27日紅葉見物に出かけ留守してました

25日は天気がよく紅葉も見事でしたが26・27と雨で思うように動けませんでした。



  茅葺屋根の笹野観音堂
  
走ったルートに沿って・・・
一日目
先ずはR13へ米沢から西吾妻スカイバレーへ・・・
お昼は米沢笹野観音近くの茅葺民家でやっているお蕎麦屋へ、この辺は笹野一刀彫で有名な地区ですが最近は店頭で彫っているところを見せて販売しているところはないようです。これからは来年の干支の彫り物が作られるシーズンに入っていると思います。
お蕎麦はやや太めで比較的柔らかめの二八蕎麦です。
鴨鍋蕎麦と盛りそばを頼みましたがどちらも同じ蕎麦でしした。鴨蕎麦の汁はたっぷり鍋に入っており汁はそんなに塩っ辛くなく美味しかった!!

食べてからすぐ近くにある笹野観音に行き一寸お参り・・・ここの社は珍しい茅葺の建物です。なかなか落ち着いた雰囲気でみごたい、お願いしがい充分の観音様です。

    
 
   最上川源流の碑                       白布峠からの眺め

白布高湯温泉を通過していよいよ西吾妻スカイバレーへ、不動滝・最上川源流の赤滝・黒滝を見て白布峠へ・・・ここは冬期間閉鎖されます。とても眺めがよく駐車場の反対側に渡ると桧原湖を見ることが出来ます。トイレを済ませたら是非ご覧になってください・・・絶景です。紅葉は見頃ですばらしい眺めでした。くだりながらところどころから桧原湖、裏磐梯が望めます。
徐々にくだり桧原湖が近づいてきます。

  
  
スカイバレーからの眺め

R13から米沢経由、白布温泉を通ってスカイバレーへ、黄葉が見頃ですが色合いがいまいち、ところどころにある展望台で車を止めて写真を撮る人の姿が見られました。桧原湖畔が近づくと高原ダイコン、キノコなどの販売所が数軒続きます。人だかりがしているところはサービスのキノコ汁を飲んでいるようです。
湖畔に沿って走ると紅葉が綺麗なのでPに車を止めて写真撮り、遠くに裏磐梯が見えます、桧原湖にはところどころ小さい島があり木が紅葉しておりなかなかの風景です。

  
  
五色沼(毘沙門沼)から裏磐梯

五色沼に直行しましたがここは何時も混んでなかなか車が止められないところ、でも奥まで行ってみたらタイミングよく一台出て行ったのでそこに置くことができました。離れたPに置くと一寸歩かなくてなりません。平日だったので離れたところのPは比較的空いてました。大混雑する人をかき分けて毘沙門沼へ、モミジが綺麗に紅葉してました。記念写真を撮る人でごったがえしてなかなかポジションが確保できません。
五色沼の散策路を少し歩いてみましたが人が多く写真を落ち着いて撮ることができない有様!!

光線状態はあまりよくなく写真の写りはいまいちでした。しかし霞んだ裏磐梯も捨てたものではありません。毘沙門沼は神秘の色を輝かせておりました。

焼きたての「びっ栗くん」を買ってみました
昔来た時も食べて美味しかったのですが同じ場所で売ってました。栗を焼いたもので香ばしくてほんのり甘く結構美味しいです。バスで来たのか沢山買っていった人がおりました。隣ではキノコなども販売しておりました。

  
  
レークライン展望台(三湖パラダイス)

五色沼を後にして買ってきた焼き栗を食べながら・・・桧原湖からレークラインへ・・・このラインは桧原湖・小野川湖・秋元湖がみられるためにレークラインと名づけられたようです。何箇所が展望台があり湖水を眺めることが出来ます。

そして左に行くと磐梯吾妻スカイラインへ右に行くと猪苗代に行く道にぶつかります。中ノ沢温泉は猪苗代方面に走って途中から左手に入ります。沼尻・中ノ沢への道になりますがその先は母成グリーンライン、そして磐梯熱海に出ます。

レークラインを後にして猪苗代方面に走るとしばらくして道の左側に出店がずらり・・・沢山車が止まってお買い物・・・車を止めて覗いてみましたら季節のキノコ、ナメコ、モダシなどとダイコンなどの季節の野菜、真ん中辺のお店に人だかり覗くと見事な「天然マイタケ」でかいです。そして香りもすばらしい・・・お値段は何と!!49000円・・・香りだけで銭を取られそうなのでとっと出てきました。

 
 
逹沢の不動滝

中ノ沢温泉方面に入り一寸走ると温泉街、温泉街の真ん中あたり母成方面への案内板(小さいです)これを右折して入り、走ること10分、山道に「逹沢不動滝」の案内板、さらに進み駐車場・・・山中で寂しい雰囲気・・・時間も4時過ぎてましたので熊でも出遭ったら大変と思うような雰囲気でした。
タクシーや乗用車が止まっておりさすが風林火山のトップシーン出てくるだけあって見物客は遅い時間でも見に来ているようです。
紅葉も程よくしており夢中で連写、感度1600で何とか撮影。帰りはぜんぜん車とすれ違いませんでしたから最後の見物客になったようです。
すぐ脇に流れは小さいですが女滝もありますのでお見逃しなく・・・!!

日も暮れかけてやっと今晩の宿泊先にチェックイン・・・!!


福島県のドライブは裏磐梯からレークライン、そして母成グリーンラインへ入り中ノ沢温泉泊まり・・・ここは大昔、川桁駅から沼尻まで軽便鉄道が走っており湯治客で賑わっておりましたが今は静かなたたずまいを見せております。鉱山もあり人の集まるところでした。中学の時に林間学校!?で来たことがありますが当時の面影はぜんぜんありません。泊まった旅館も改築してしまっておりました。仲間と白糸の滝まで歩いて見物に行った記憶があります。

旅館のお風呂は露天風呂があったのでついてすぐに温まり寝る前にまた入って、翌朝は内風呂、そして出るときにまたまた露天風呂にと4回入るのがしきたりです。

晩飯は囲炉裏料理・・・串に刺した海老・鰊・鮎の塩焼きが囲炉裏に射してありました。鍋はしし鍋でしたが・・・!?多分イノブタのようでした。でも熱々の鍋は体が温まり味噌味で美味しかった!!
馬刺しが出ました・・・辛味噌で食べますが柔らかく全くクセもなく美味しく戴きました・・・なかなか食べられない珍味!?会津若松地方では広く一般に食べられております。女将手打ちの蕎麦が出ました・・・細めのそばでなかなか美味!!

どこでも最近は養殖鮎を使用していると見えて、背中の部分を一かじりすると骨に油がついているのが見えます。天然物には油はついていないはず・・・当然ハラワタからコケのにおいがするはずもなく・・・美味しいといって平らげる気持ちがなくなってしまいます。

鰊は味噌田楽風になってましたがこれは会津若松の奴郎が前にあるお店の田楽が大繁盛しており、これが広まったのではないかと思います。かなり昔から味噌田楽が炭火で焼かれて売られておりました。そこでビールを飲んで田楽を食べたことがありますので・・・!!
もちろん各地に田楽はあると思います・・・
仕舞いのご飯は女将手作りのオニギリを部屋で頂き・・・一風呂浴びてお休みなさいでした

二日目

  
  
野口英世の生家

裏磐梯から中ノ沢温泉へ・・・お泊りして翌日は猪苗代へ・・・野口英世の生家がありますし向かいにはガラス館があります。ここによって一寸お買い物・・・何度か来てますがまあとにかくいろいろなガラス製品がそろってます。館内をウロウロ・・・綺麗なクリスマスツリー型のペーパーウェイトがありましたのでお土産に買いました。
お菓子どころもウロウロ・・・でも何故かお酒のコーナーがありました。地酒を販売・・・残念ながら試飲は出来ませんでした。

猪苗代湖畔に沿ってR49を会津若松方面へ・・・長浜で観光船が止まっておりましたので写真を数枚。そして一寸走った先を右手に入ると天鏡閣があります。立ち寄ってみましたが観光バスも来ており賑わっておりました。金350円也を払って館内へ・・・明治の建築美を堪能することができました。華やかな時代の皇室の面影を残している建物です。紅葉は見頃を迎えてました。

若松近くになると左手に真っ白な観音様が見えてきます。会津村のシンボル的存在の会津大慈母観音像です。高さ57メートルあるそうです。会津村の入り口は城門風になってました。雨も降っているし入り口を見ただけでおしまい。6万坪の敷地にいろんな建物・施設があり季節ごとの花が楽しめるとか・・・!!入館料は500円也

  
  
白虎隊のお墓

そして市内に入り一路白虎隊のお墓を目指しました。
駐車場は市営の無料のものがありますのでそこに止めるのが無難です。でも初めてならみやげ店の駐車場に止めて案内してもらうの良いでしよう、店によっては白虎隊の舞いをみせてくれるところもあるようです。
当然ただと云うわけにはいきませんお土産を買うか食事をする羽目になると思います。(^^♪

お墓には石段をかなり登らなくてなりませんが動く歩道のようなものがありますのでそれを利用すれば楽チン・・・ですが料金がかかります。足腰に自信があれば歩いてください。又は戻りの道を逆行して坂や石段を歩く手もあります。こちらのほうが楽です。

そして白虎隊のお墓に到着・・・金50円也の線香が絶えません・・・みなさんしっかり参拝いたしております。ボランテアガイドも居りますので始めての方は声をかけて説明を聞くと良いです。又は団体さんの後ろについてちゃっかり聞いてしまうのも・・・お好きにどうぞ・・・右手奥の石段を降りると自刃の場所があります。遠くに鶴ヶ城を見ることが出来ます。

戻りは石段を少し降りるとみやげ物店がありその脇からサザエ堂の方に行くことができます。らせん状の建物で登りと下りの階段が途中で交差しないで下りてこれると云う不思議な構造をしております。入り口でおばちゃんがテープを回しているがごとく同じことを繰り返し案内してますので一通り聞いてみてください・・・何十年もやっているのでしょうね!!テープでないのがまだましです。
全く同じ説明を繰り返してました・・・エッ・・・お前は何回も聞いていたのかって・・・当然いやおうなく耳に入ってきます。

下ってもとの石段のところに出ます。

そして御薬園へ・・・道路が変わってしまい判らなくなり道を聞いてなんとか到着・・・雨が本降りになってきたので入り口の写真を撮っただけで後にして一路湯野上温泉へ・・・

  
  
塔のへつり

会津若松方面ドライブ長くなってますが猪苗代から若松に入り白虎隊のお墓などを周ってからR118日光街道を南に走り、大川ダムを左手に見て、芦ノ牧温泉・湯野上温泉を通り抜けて「塔のへつり」へ・・・雨が降っておりましたが観光バスがしきりに出入りしており雑木林の中にある駐車場に車を止めて「塔のへつり」見物・・・奇岩・怪石・紅葉・渓谷を見ることが出来ます。このルートの見どころの一つです。
土産店から突き出した展望台から奇岩怪石と紅葉を見渡すことが出来ます。また下に下りて吊り橋を渡り向かい側に渡ることが出来ます。川面に写る紅葉もなかなか良いものです。

来たルートを戻り湯野上温泉のご夫婦二人で経営する旅館に到着、雨が本降りになりもう観光地めぐりは出来ない状態となってました。

一寸熱めの温泉に浸りドライブの疲れを癒し、晩飯を楽しみに一眠り・・・!!
メニューの案内はありません、格安のところに泊まりましたので。キノコ汁にウドンが入っているのがでて体が温まりました。そばの実の汁煮が出ましたが中々のものでした。

旅館のオヤジさんから大内宿の知り合いの情報を入手・・・そして更に大内宿の人が8時過ぎに来てロビーでビールを飲んでおり話しこんでいたらビールを一杯ご馳走してくれました。世の中広い様で狭いものです。まさかこんなところでご馳走になるとは・・・大内宿訪問が楽しみです

会津西街道にある大内宿は当時の面影をとどめ今では連日押すな押すなの観光客が押し寄せる超有名観光地になっております。
小生がSLを追いかけて昭和40年代後半会津線・只見線・磐越西線をたずねていた頃何度か大内宿を訪問し撮影しております。又民宿が当時は3軒ほどありそのうちの一軒に時々泊まっており、息子と飲み友達になっておりました。

三日目

  
   
 雨の中の大内宿

朝から雨の中・・・大内宿を目指しました
道路は綺麗に舗装されておりましたし宿場の入口には駐車場が整備されており沢山の誘導員がおりました。
朝の9時一寸過ぎでしたがすでに観光バスが4〜5台と車がかなりとめられておりました。傘をさした観光客が次々と大内宿へ歩いておりました。そして車が続々と遣ってきて駐車場の入り口に行列がてきはじめております。いやはや大変な人気です。

両側の各家々は殆どがお土産店の変身していろんな物を売っております。漬物・お蕎麦・餅・手作り品等々沢山あります。中には少し戸を開けただけで今朝ついた餅なのかそれだけを打っているところもありました。昔来ていた当時の雰囲気は全くありません・・・茅葺の建物が並んでいるのは同じですが模様替えして今って居りさながら縁日の通りを歩いているようなものです。写真を撮りながら進み一番奥の家の脇から神社へ上がり大内宿全体を見渡せるところから写真を撮りました。ここも昔は足元も危ないようなところで藪をかき分けて上がったものです。しかし今も当時もベストポジションには変わりはないようです。

昔なじみの民宿に顔を出し、お店の人に呼んでもらいました。顔を見て一瞬向こうは誰だか判らなかったようです。お互いいい年になっております。
しかし店内はすでにお蕎麦を食べる人で満席状態、二つの鍋でお蕎麦を茹でており、入り口の蕎麦打ち所では二人がかりでお蕎麦を打っております。
9時過ぎにお蕎麦を食べるために来ていると云うことは朝飯抜きで来ているようです。

ネギ一本でネギそばを食べさせると云うことで有名になってお客が押し寄せるようになったようです。朝から晩までお客は途切れなく入っているようです。お茶を戴き蕎麦を茹でている彼とほんの少し話しをしただけで退散してきました。

多分皆さんは旅番組でネギ一本でお蕎麦を食べるシーンを見たことがあるのではないかと思います。
そして全国唯一の茅葺で出来た湯野上温泉駅もご覧になっていると思います。

雨の中の大内宿散策は都会の人混みのなか傘をさして歩いている気分でした。
でも話の種に一度お出かけ下さい

この度のドライブは大内宿を見てから一路会津若松経由喜多方へ・・・もちろん有名な喜多方ラーメンが目的です。何度か来てますが昔のこと記憶も薄れており何処が美味しいかなどは皆目検討も尽きません。途中で喜多方のお酒を買ってレジの女性に聞いたら塩ラーメンが好きでいっている店があると云うことだったので教えてもらい直行。すでに車は満車状態でしたが何とかはみ出し駐車、店内は満席でしたか空き席に案内されしばし待つこと十数分・・・注文した坦麺がきました。スープの味はやはりなかなかいい味!!野菜たっぷりで食べごたいもありました。

後は県境にある大峠の紅葉を見ながらドライブして米沢に出て帰ってまいりました。


写真と地図で別掲案内しております 

白布温泉・桧原湖・裏磐梯・中ノ沢温泉ドライブ

猪苗代湖・会津若松・大内宿ドライブ

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