史上最強の九日目(その2)


国見SAに到着、ここで最後の給油。
 

燃費情報(その8)

鵡川から国見までの走行距離 400km
給油量 42.6L
燃費(1Lあたりの走行距離) 9.4km

高速でリッター9km走ってくれたら上等じゃ。

さてさて、急ぐど!毎年のことながら、今のあっくんはホームシックシンドローム(爆)。一気に宮城県を通過する。それでは浦和料金所に着くまでの間、再び北海道の景色をご覧下さい。

光明寺博士はどこか?幸せをつかむのはいつの日か?
ジローは行く。果てしなき闘いの道を....
開陽台でのワンショット。5日目でパノラマをお見せしましたが、開陽台も霧が発生することで有名な場所。曇り空だったのによく見えたもんだ。

 

これも開陽台の直線道路。この辺はダートも多い。ダートだろうが何だろうが、とにかくスカちんは走る!
いつまでもどこまでも、スカちんと共に駆け抜けたい。そんな気持ちを一枚の写真に収めてみましたってか(爆)。

 

野付半島から見えた国後島。オホーツク海は冬の海のように見えますね。国後島は佐渡島の約2倍、択捉島は鳥取県とほぼ同じ面積だそうだ。けっこう広いね。晴れていたら、この位置からだと羅臼山が見えるはず。

 

同じく野付半島にあるナラワラ。トドワラがトドマツ林だったから、ナラワラはナラの木が朽ち果てたものなんでしょうね。そうそう、この時高校生のカップルが、組んず解れつ(^^)写真を撮ってたなあ。この日は8/29(水)だったから、北海道は学校が始まっているはず。ひょっとして「なんちゃって高校生」だった?

 

霧多布岬の奇岩。海の彼方にも、ぽつんと岩が見えますね。それはいいとして、この奇岩、ルパン三世によく出てきたでしょう?この岩の真下に、潜水艦のポートがあったりして(笑)。そう言えば元祖ルパン、モーリスルブランの「奇岩城」の真下も、潜水艦のポートになってましたね。

 

根室の車石に現れたのはショッカーだけではなかった。ヨロイ元帥率いるデストロン軍団までも出現!おのれ〜っ、風見志郎はダブルタイフーンを回し、仮面ライダーV3に変身する!
アングルが悪いんだよなあ、この写真。あっくんの体が海岸線に被ってるでしょ?もうちょっと右隅に立つべきだった。

 

8日目、静内二十間道路にて。本レポートの表紙写真(スカちんを真横から撮った写真)と見比べて下さい。ほぼ同じアングルで撮影してます。ちょうど写真の左側にレックススタッドがある。いかにも馬産地、日高らしい風景。

浦和料金所に到着、時刻はAM10:45。約6時間45分で630km駆け抜けた計算になる(^^)。結局帰りは、鶴巣、国見、羽生で小休止しただけだった。逆にいえば、スカちんはこれだけの休憩で走れるようなつくりになっているということ。スポーツカーってのは短時間なら速く走れるけど、これだけのロングドライブは考慮されてない(と思います)。

さてさて、首都高が混まないうちに、都心を抜けなきゃ。1.620KHzで道路情報を聞くと、6号(と環状線)の合流地点で1km渋滞とのこと。

よっしゃ!

6号の1km渋滞なんて、混んでるうちに入らない。小菅が混んでないなんて夢のよう。やっぱ午前中に走りきるのが大正解やね(^^)。ラジオの周波数を1.442KHzに戻し競馬中継を聞く。今日は新潟最終日かあ。来週からは中山開催、もう秋やねえ。

結局、環状線との合流で10分程度混んだ以外はスムーズ。銀座、芝公園経由で3号線へ。1週間前、ここの大渋滞にハマってたのが遠い昔に思える。それだけ充実した1週間だったわけやね。用賀を超え、3車線になった時点で最後のアクセルオン!

クォオオーーン!

出発時と何も変わらない。いや、3.000km以上走ったんで、かえってフケが良くなったかな?

東名川崎インターに到着、例によって、悪魔的通行料金350円をハイカで支払い、地元のスーパーへ。家に帰っても冷蔵庫は空っぽなんで、食料品(とビール)を買い込む。とは言っても、買い物はかあちゃん任せ。あっくんは駐車場で、スカちんのアフターアイドリングに付き合う。時刻はAM11:20。ほんの8時間前は青森県八戸市にいたのになあ。日本の高速も、渋滞さえしてなければ早いもんだ。盆暮れ正月には、とてもできない芸当だけどね(笑)。

買い物を済ませ、自宅前に到着。ムモちゃんただいま!本日の走行距離706km。2001年、史上最強の北海道旅行総走行距離3.365km!去年より75km多い。

スカちんお疲れ〜!

再びアフターアイドリング、同時に荷物を部屋に運び込む。その後、バケツに水を汲んでスカちんを水拭き。AURIのコーティング効果は、まだ持続しているようだ。拭き上げると、ワインレッドの眩い車体が復活した。足回りの掃除はまた後日。
駐車場へスカちんを戻し、二重のボディーカバーをかける。スタート不良の症状は分かったんで、来週にでも修理工場に連れて行こう。実はこの後、スカちんは長い長い入院生活を送ることになる。これを書いてる2001年11月現在、まだ退院できてない。この辺の詳細は、そのうちコラムにでもまとめます。

いろいろあった2001年の北海道旅行。今年は特に、北海道の不況を目の当たりにして、いろいろ考えさせられました。あっくんも裕福とはいえないが、働いて貯金して、また来年北の大地を踏もうと思ってます。本レポートをお読みの皆さん、今年もわがままな長文に、最後までお付き合い頂きまして、真にありがとうございました。結局去年(のレポート)の二番煎じになっちゃいましたけど、何とか完成することができました。これもひとえに、私のおかげだと感謝致しております(爆)。

来年は未知の土地、道北を散策してみようかなどと思っております。そのためにも、スカちんを完ペキに仕上げる必要がありますが、本当に丈夫なGTカーだと改めて認識した次第でございます。皆様も、どうか楽しいカーライフを末永くお過ごしください。

それでは寒くなりますから、お体にお気をつけて。かしこ。

P.S 来年は誰かレポート書いちくり〜!(←心の叫び)

2001年11月11日脱稿 KAZ@あっくん