2003ジャパンの日ミーティング(その2)


午後はビデオ上映会。去年と同じく、ケンメリ・ジャパンの全CFが流れる。皆さん思い思いに時を過ごしていたので、これ以上集合をかけることはしなかった。

 

ノスヒロさんの取材を受けるIさん(左の写真)。画面が切れているが、右の黒ジャパンもDriverさんが取材している。この日、小さなお子さんも数多く訪れた。

 

このケンメリ、かなーりいい感じやね。オバフェンとのホイールバランスもGOOD!あっくん好みです。ノーマル車、改造車、マシンX仕様、プラモ、トミカ、グッズ、セドグロ(^^)、何でもありなのがジャパンの日。

 

レッドパーク駐車場は、終始賑やか。初めて出会う人とも交流の輪が広がる。

 

レッドパーク駐車場の俯瞰。スカちんだけ停車向きが異なる。これはタイヤ止めに、NIKEマッドカバーが干渉するのを避けるため。閉館までスカちんを動かすことはないから、こんな停め方ができる(笑)。

それにしても今回は、ケンメリ・ジャパン以外の来場車が多い!現行車両も数多く見受けられる。元ケンメリ・ジャパンオーナーだった方々かな?最近のスカイラインクーペのCFにも、箱スカ/ケンメリが登場しているので、昔を懐かしむ方が多くなってるのかもしれないね。お客さんもひっきりなしに訪れては退場の繰り返しで、駐車場のローテもちょうどいい。のべ来場者数は、去年を軽く上回ってるな。

このジャパン軍団は初めて見る。4台揃って来場した。.....あ、もう1台S30も一緒だったなあ。いつも一緒にツーリングしているお友達かな?

 

それにしても去年と同様、黒ジャパンの姿が多い。黒と言っても純正色は、薄く青みがかっている。晴れた日は、この青が映えるんだが、この日は曇り。ひょっとして、雨男が来場してたかあ〜!?

 

R30やR32の姿も多い。一家揃って来場された方も多かった。ケンメリ/ジャパンの日と知ってての来場なのか、たまたま来場した日がケンメリ/ジャパンの日だったのか......!?

 

 

オイルクーラーを外に出したヨンメリ。迫力あるね。右はマシンRS仕様のR30。とてもきれいで、終始注目を集めていた。

 

一方、館内では着々とクラッチ交換作業が続いている。写真は、取り外されたMAX4号のミッション。

 

それにしてもMAXさんといい、もりきんさんといい、予定時間通りに作業を進めるんだから、凄い腕を持ってるね。

 

これは実演作業とは関係ない、とあるケンメリのエンジンルーム。そう、例の只者ではないケンメリです。ご覧の通り、新車同様!

時刻は夕暮れ時。今日は終日、霧雨が降ったり止んだりの天候だったが、傘は終始必要なかった。何とか晴れ男の面目を保てたかな?(笑)
それはそうと、だいぶ駐車場も車が少なくなったねえ。ならば、そろそろやって来るかあ....!?

ヴオオォォーーーン!

キタ━━━━━(・∀・)━━━━━!!!!!

ジャパンの日には欠かせない230/330軍団、打ち合わせ通りの乱入だあ〜!

 

城西警備保障の現金輸送車を襲撃した犯人グループが、突如レッドパークに逃げ込んできた!

 

ガーン!回り込んだ覆面黒パトに激しく激突!衝撃でボンネットが口を開ける。すかさずマシンXが逃げ道を塞ぐ。

 

330も激突の衝撃で、ヘッドライトが切れてしまった。

 

この物語はフィクションであり、登場する人物名・団体名・事件等は、全て架空のものです。
撮影協力:東関東犯人会・関東黒パト会

時刻はPM5:00過ぎ。そろそろ解散の時刻かな。一台、また一台と家路につかれる。MAXさんやもりきんさん、イッケーさんも、予定通り作業を終えてみんなと合流。決して暖かいとはいえない館内1階における堅実な作業、お疲れ様でした。今回の整備コーナー、大好評でしたよ。来年はブレーキオイル交換や、タペット調整やって欲しいなんてリクエストもきますた(笑)。

ふと駐車場の一角に目をやると、一台のジャパンの前に人が集まっている。行ってみると、SさんのマシンX。

「どうしたんですか?」
「帰ろうとしたら、急にエンストしたんですよ」

もりきんさんがテスターを持ち出して、電圧を測っている。

「......発電してない。オルタネータが死んでますね」

!!

オルタか...... あっくんも電気系のトラブルには悩まされたんだった。去年の北海道旅行でオルタが弱ってきて、旅の終盤にトラブルを抱えたんだったな。旧車は特に電気系統がウィークポイント。

スカちんのトランクから予備のオルタを取り出し、Sさんに渡す。

「何でオルタがあるの!?」

とねさんの驚いた顔が楽しい(^^)。

オルタネータのスペアぐらい、いつも持ってるようじゃなくては、ジャパン乗りとは言えねえ!(←無茶言うな!)

一般的にオルタの予備を持つなんてこと、ある訳がない。そもそもオリジナルは、

「ファンベルトのスペアぐらい、いつも持ってるようじゃなくては、車に乗る資格はねえ!」

だろうが(サーキットの狼 第2巻参照)。

が、毎年北海道を3.000km以上走るスカちんには、常に一発即死部品(爆)を具備している。具体的にはオルタネータ、コイル、デスビ、ハイテンションコード、ファンベルト、燃料ポンプ等。ほとんどが電気系パーツやね。交換パーツさえあれば、自分に修理できる腕が無くても、ガソリンスタンドまでたどり着ければ何とかなる。ロングドライブを宿命付けられたスカちんには、欠かせない条件なんよね。

てなわけで予備のオルタを手渡すと、もりきんさんがあっという間に交換してしまった。これだけのケンメリ/ジャパンオーナーが集まると、トラブルがトラブルで無くなるね。SさんのマシンXは見事復活、何事も無かったかのように家路につかれた。

オルタネータ交換作業中のもりきんさん。手前に見えるのがオルタネータ。ほんの10分程度で作業終了。

さて、そろそろ閉館の時刻やねえ。手早く会場の後片付け、みんなでレッドパークさんにご挨拶。

「どうも、本日はお世話になりました。入館者は多かったですか?」
「ええ、軽く***人は超えましたよ」
「それはよかった。ミーティングやって商売の邪魔しちゃ、元も子もないですからねえ」

こっちは単なるミーティングだが、レッドパークさんにとっては真剣勝負の商売なんだからねえ。売上げにも少しは貢献できたようだし、まずもって安心した。

「本当にお世話になりました。ありがとうございました!」

みんなでお礼を述べた後、解散。あっくんは家路についた。本日お集まりになった皆さん、本当にお疲れ様&ありがとうございました!

今年で4回目となったケンメリ/ジャパンの日ミーティング。回を重ねるごとにスケールアップしてるね。来年は何をやろうか?

実は、座談会をやろうとしたり、ケンメリ/ジャパンQ&Aコーナーを設けようとしたり、今年もいろいろ企画はあった。が、櫻井氏や伊藤氏をお招きするならともかく、イベントに関しちゃ素人の我々が、いくらカッコつけてもたかが知れている。結局いつもの通り、マターリ雑談するのがベストという結論に達した次第。

てなわけで、来年も(今年と)さほど変わらないイベントになると思いますが、よろしければお付き合いください。

それではまた来年!(^o^)/