スカちんノスヒロに載る!


2002年11月某日、あっくんは横浜の「美しが丘」ってとこにいた。目的は、こんな写真を撮影するため。

そう、2002年12月27日発売のノスタルジックヒーローVol.95の取材を行ってたんですねえ。ノスヒロで、いよいよジャパン特集を組むことになったらしい。それで光栄なことに、スカちんにもお呼びがかかったってわけ。でもジャパンって、車雑誌の巻頭を飾るような車だっけ?

・歴代スカイライン中、最も不人気の車

・名ばかりのGT

この地位と名誉だけは譲れんのやけどなあ(^^;

スカちん担当のカメラマンは、桜井健雄さん。ノスヒロ読者にはお馴染みの方ですね。中刷りのグラビアを担当されているプロカメラマン。とても気さくな方でした。その桜井さんの指示に従ってスカちんを移動する。へえ〜、逆光で撮るんだ。

逆光で撮らないと、白い車はほんと真っ白いベタになってしまうそうだ。そしてレフ板で光を当てて、光量を調節する。晴れ男の取材は、ごらんの通り光量十分。少しは曇れよなあ(苦笑)。

20m以上離れた位置からズームで狙う桜井さん。ノスヒロVol.95をお持ちの方は、15〜16ページをご覧下さい。あのド迫力の一枚は、こんなかんじで撮影されました。

「ところで今回は、何台のジャパンを掲載するんですか?」
「前期2枚/4枚、後期2枚/4枚の合計4台です」

前期2枚はスカちん、前期4枚は風見号、それから後期4枚はとまやん1号。これは連絡を取り合ってたので知っていた。

「後期2枚って、どんなジャパンですか?」
「ええと、たしかゴールドのジャパンですよ」

金ちゃん!!

あっくんが(有)カーサービスで見た限定車だ!そうかそうか、金ちゃんがノスヒロの表紙を飾るのか。思わぬところで金ちゃんと再会できる。楽しみだなあ(注:金ちゃんのことは、イベントレポート5月5日もジャパンの日!?で、少し触れています)。

今度はフロント/リアの撮影、スカちんを別の場所へ移動する。スカちんのボディは特に、回りの風景が映りこむから、位置決めが難しい。


 
 

 
 
 

今度は内装の撮影。木陰に移動する。晩秋は日が傾くのが早いから、すぐに影が動いてなかなか大変。


 
 

 

最後に窓を全開して、土手の下から撮影。プロのアングルは、通常の目線で撮影することはないみたい。ローアングルが基本のようだ。


 
 


 
 

 

なにが載るかな? なにが載るかな?
それはノスヒロまかせよっ♪
水曜どうでしょうの大泉洋さんを真似てみました。ノスヒロさん、桜井さんは仕事中だというのに、お気楽なやっちゃ。

撮影終了後、ファミレスへ移動。ノスヒロさんのアンケートに答えながら談笑。スカちんとの出会い、北海道旅行のこと等を話した。ほとんどあっくん帝国に書いてあることだけどね。そうそう、この時スカちんのノーマル以外の個所を報告したんだけど、ここでもまとめときましょうか。

ヘッドライト:

CIBIEのハロゲンに変更。ノーマルじゃ暗すぎて、雨の夜は点いてんだか点いてないんだか、分かんないもんねえ。写真でもお分かりのとおり、CIBIEにするとフロントマスクが引き締まります。

フォグライト:

PIAAのプロジェクタを装備。もちろん霧中走行対策。プロジェクタは霧を切り裂いて、遠くまで照らしてくれます。

ホイール/タイヤ:

ホイールはPUREの6.5J×15。1980年代に流行ったフィンタイプです。ジャパンのサスペンションとの相性もいい。けっこう気に入ってます。
それにポテンザのRE01を履いている。205-60-R15にインチアップ。もちろんグリップを稼ぐため。RE01のトレッドには、「鮫肌」と呼ばれる細かい溝が入っています。これが雨天走行時に、抜群の威力を発揮する。なんでも、競泳用の水着からヒントを得たそうです。

オーディオ:

カロッツェリアのCD、ラジオ/カセットデッキ、スピーカに変更。スピーカには、スモールライト点灯時に緑に光るイルミが入ってます。フットブレーキを踏むと、これが赤く点灯する。1980年代に流行ったギミックですね。また、センターコンソールのサウンドバランサが生きているのもポイント。

タワーバー:

フロントにストラットタワーバーを装着。剛性が増し、アンダーステアが解消します。峠を走行する時、あるのと無いのでは大違い。

マッドカバー:

NIKE(^^)を装着。ダート走行対策です。ジャパンのタイヤハウス回りは鉄板なので、非常に傷みやすい。跳ね上げる泥や砂利をカットするため、大型のマッドカバーを取り付けています。純正の泥除けはフェンダーを挟み込んでるだけなので、フェンダーを傷めるし、すぐに外れてしまう。スカちんにはマッドカバー用のステーを取り付け、そこにボルト止めしてあります。(有)カーサービスで加工してもらいました。

バックミラー:

乱反射防止のため、クロームメッキタイプを装着。広角タイプではありません。ケンメリから改良されたとはいえ、ジャパンのCピラーも決して小さくはないんで、広角タイプはあまり意味が無い。それよか、前方視界が狭くなることの方が怖いっす。
そうそう、バックミラーには、ソーラーシステムで作動する秘密兵器も備わってます(^^)。

ざっとこんなもんかな。その他、シャーシや雨水の通り道などをノックスドールで防錆、車全体を銀系酸化チタンでコーティングしています。基本的にあっくんはノーマル派なんだが、純正にこだわってるわけではない。ご覧になってお分かりのとおり、GTとしての機能を補強しているってかんじ。何回も北海道を旅するうちに、GTカーとしての大事な機能がおのずと分かってきた。そこを社外品で補強してるわけ。

ノスヒロさん、桜井さんと話し込んでいるうち、いつの間にか日が暮れていた。楽しい時間はあっという間に過ぎてゆく。

「それじゃ、お疲れさまでした!」

みなさんにご挨拶、家路についた。ノスヒロさん、桜井さん、本日は本当にお疲れさま&ありがとうございました。さてさて、どんな誌面になっているか、非常に楽しみやね。以上、実に久々のコラムでした。


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