第68回 日本ダービー(その1)


これから始まる大レース ひしめき合って嘶くはぁ〜

天下のサラブレッド3歳馬なんだよなあ(^^;

てなわけで21世紀最初のダービー、外国産馬に初めて門戸を開いた第68回 日本ダービーです。元々「あっくん帝国」は、ジャパンという車を中心としたイベントレポートや旅日記等で構成されています。競馬を主体としたページではないため、競馬ファンの方は少ないと思います。このため、ダービーとはどんなレースなのか、簡単に説明しておきましょう。

「3歳クラシック」という言葉があります。クラシックとは「伝統」を意味し、格(グレード)の最も高いレースを表しています。クラシックレースには3歳馬しか出走することができません。つまり、競走馬達にとって一生に一度しか出走できないわけです。で、クラシックと名のつくレースは5つあって、
 

桜花賞 阪神 芝1.600m 4月上旬
皐月賞 中山 芝2.000m 4月中旬
オークス(優駿牝馬) 東京 芝2.400m 5月中旬
ダービー(東京優駿) 東京 芝2.400m 5月下旬
菊花賞 京都 芝3.000m 10月中旬

が該当します。このうち桜花賞とオークスは、牝馬(メス馬)限定のレースです。ですから牡馬(オス馬)が出走できるクラシックは、皐月賞、ダービー、菊花賞の3レースになります。この3つのレースを全て勝つとトリプルクラウン(三冠)達成となります。プロ野球の世界でも「三冠王」という言葉がありますが、元々「三冠」という名称は競馬界が元祖です。で、クラシック三冠を制した馬は、日本競馬史上5頭(セントライト、シンザン、ミスターシービー、シンボリルドルフ、ナリタブライアン)しかいません。2001年の今年は、皐月賞を制したアグネスタキオンが唯一三冠の資格があったんですが、残念ながら故障(屈腱炎)でダービーを回避しました。

このクラシックレースの内、ダービーだけがまた特別の意味合いを持っています。一般的に競馬ファンの一年は、毎年1月5日に行われる金杯に始まり、クリスマス前後に行われる有馬記念で終わります。ところが、競馬関係者(ホースマン)にとっての一年は、新馬戦に始まりダービーで終わるんです。つまり、全てのサラブレッドはダービーに勝つことを目的として生産されるわけです。毎年ダービーは、だいたい5月下旬に開催されますが、ここから逆算して競走馬は生産されます。クラシックの中でもダービーが最も歴史が古い。つまり、最初はダービーしか目標がなかった流れが今も続いているわけです。

毎年一万頭近いサラブレッドが生産され、その頂点を決めるダービー、今年はさらに外国産馬の出走も(2頭だけ)OKとなりました。そのダービー開国元年に、くしくも「クロフネ」という外国産馬が出走します。このクロフネに騎乗して勝つことだけを目的として、フランス遠征中の武豊が一時帰国します。ホースマンが2分30秒弱のドラマのために、何年もかけて準備してきた競馬の祭典、それが日本ダービー(東京優駿)です。フルゲート18頭立てですが、今年は実質3頭立てなんじゃないかな?(笑)

なんにしても年に一度のダービーウイーク、月曜日から頭の中がダービー一色に染まります(爆)。本コラムの続きは、週末に更新予定です。
 

2001年5月26日:ダービー前日

枠番
馬番
馬名
重量
騎手

1

1

2
カチドキリュウ

ルゼル
57

57
太宰

後藤

2

3

4
キタサンチャンネル

ダービーレグノ
57

57
高橋亮

3

5

6
トラストファイヤー

ダンシングカラー
57

57
柴田善

江田照

4

7

8
テンザンセイザ

ダイイチダンヒル
57

57
四位

蛯名

5

9

10
ダンツフレーム

プレシャスソング
57

57
河内

福永

6

11

12
シンコウカリド

ボーンキング
57

57
田中勝

デザーモ

7

13

14

15
ビッグゴールド

テイエムサウスポー

マイネルライツ
57

57

57
村本

和田

石崎

8

16

17

18
スキャンボーイ

クロフネ

ジャングルポケット
57

57

57
池添

武豊

角田

かあ〜っ、表がうまく作れねえや。が、今はホームページ作成ツールと格闘している暇はない。後日、表の作り方を勉強して体裁を整えます(^^;

てなわけでダービー前日。明日は午後から雨の予報。

ざーけんじゃねえぞっ!

雨は全く考えてなかった。こればっかりは、土曜日の今心配してもどーしようもない。明日になってから悩むことにしよう。が、重馬場だったら、跳びの大きいクロフネは不利だな。

明日のダービーは、Bコース使用。仮に雨が降ったとしても、良馬場だろう。これなら有利不利は考えなくていい。ちなみにBコースとは、本柵(レースコース内側のガードレールみたいな柵)から7メートル地点に移動柵を設けた外目のコースのことです。この移動柵を取り外したコースをAコースといい、コース幅が最も広くなる。先週のオークスもBコースだったから、仮にダービーにAコースを使用すると、内ラチ(=本柵)から7メートルの範囲で痛んでない芝(グリーンベルト)が現れるから、そこを走る馬、つまり先行馬が有利になってしまう。

で、予想なんですが今年のダービー、と言うより今年の3歳馬はレベルが高い。

皐月賞:1秒5
青葉賞:1秒3
プリンシパルS:0秒9
京都新聞杯:0

これは去年の同レースとのタイム差比較。例えば去年の皐月賞エアシャカールの走破時計は2分01秒8、今年のアグネスタキオンは2分00秒3だから、今年の方が1秒5も早い。同様に上記トライアルレースも、全て去年の勝ち時計を上回っている。今年テンザンセイザが京都新聞杯で記録した1分59秒8は、去年のアグネスフライトと同タイムだった。もし去年のダービーにテンザンセイザが出走していたら勝っていた?(笑)

このようにレベルの高い馬どおしが集まると、そんなに荒れない。個人的にはウイニングチケット、ビワハヤヒデ、ナリタタイシンの3強で決まった1993年のダービーに似ていると思っている。つまり今年は、ダンツフレーム、クロフネ、ジャングルポケットの3強で決まる可能性が高いと思う。

軸はジャングルポケット。皐月賞はスタートでつまずき、終始大外を走って3着まで追い上げた。1枠1番で長いことゲートで待たされ、人馬ともに折り合いを欠いたのだろう。今度は8枠18番。一番最後にゲートインするから、スムーズにスタートできそうだ。
元々ダービーはジャングルポケットと、去年の暮れから決めていた。阪神3歳牝馬S(←現在の名前、まだ覚えられないっす)のテイエムオーシャン、朝日杯3歳S(←これも正式名称覚えられない)2着のタガノテイオー、この2頭を去年の9月時点(札幌3歳S)で破っていたのがジャングルポケット。敗れた2頭がその年の3歳チャンピオン決定戦で好走した。ご存知の通りテイエムオーシャンは、その後桜花賞を勝ったし、タガノテイオーは骨折さえなければ、おそらく3歳チャンピオンになっていた。ジャングルポケットはこの後、アグネスタキオンに2戦2敗したが、敗因ははっきりしている。仮にタキオンがダービーに出ていたとしたら3度目の正直、今度こそジャングルポケットが勝つと思う。

問題は相手。クロフネは距離が不安視されている。たしかにフレンチデピュティ産駒は、どちらかといえばダート馬だし、クロフネにとって2.400mは2ハロン長い。前走1.600mからダービーに挑んで連対した馬は皆無。データ的には「切り」だが、あっくんはどうも気になる。10年以上前、同じく1.600mのGIマイルチャンピオンから連闘で2.400mのGIジャパンカップに挑んで、世界レコードで駆け抜けた芦毛馬のイメージがダブる。

ダンツフレームはタキオン、ゴールド両アグネスの2着にきた堅実な馬。軸馬にするのは案外この馬の方がいいかもしれない。ローテーションもいい。

その他はやはり、皐月賞組が強そうだ。ちなみに皐月賞2着(ダンツフレーム)から5着(ダービーレグノ)までの着差はわずか0秒4。3馬身もない。ちょっとした位置取りで、軽く逆転できる距離だ。それに皐月賞11着に惨敗したボーンキングには、2度の不利があった。今回の鞍上はデザーモ。不利を受けて言い訳するような位置取りはしないだろう。が、ボーンキングにとって京都新聞杯は余計だったなあ。

まとめると、

第一グループ:9、17、18
第二グループ:4、11、12

今のところ、この組み合わせにしようと思っている。大本線は、

9-18

17-18

このどちらかにするつもり。後は明日、府中に行ってからじっくり検討します。
月曜日に祝勝会もしくは反省会(爆)をUPする予定です。

ああっ、遠足前の小学生みたいに興奮して眠れねえ〜っ!(核爆)