錦眼鏡余話8:No290
沖縄本島への旅:その2 

13ゲート横の椅子に座った。
卒業旅行らしい高校生の一団が他のゲートから飛行機に乗った。
急に13ゲートは静かになった。

 
Iさんと、機内の中で食べるお弁当を買うことにした。
穴守稲荷(昨夜泊まった駅名)のお弁当があった。
綺麗な色とりどりのお稲荷さんが並んでいた。
それを買うことにした。
ついでに、飲物も買った。

 
機内に乗るときも、eチケットのバーコードをかざす。
機内に乗ると、座席番号は29Cでした。
乗ってから1時間ぐらいしてから、
お弁当を広げました。
なかなか美味しいお弁当でした。

 
機内放送で、那覇空港は雨だとありました。
那覇到着は、20分遅れになりました。
小さい傘をリュックにはさんであるので、
早速それを使うようだと思いました。

 
キャリーバックが機内持ち込みだったので、
そのまま空港建物の外へ出ました。
雨はやんでいました。

 
Iさんから、
レンタカー会社のバスが来ていると言われていたので、
バスを探しました。
こんな時、人に聞くのが1番だと思っているので、
レンタカー会社の名前を言うと、
 
一番奥に停まっているバスを指さして
教えてくれた。
バスに乗ろうとすると、名前を聞かれた。
 
Iさんがインターネットでやり取りした書類を、
 
レンタカー会社の人に、
見せると、
バインダーに挟まれた記入書類を渡された。
書類の書き方の説明があった。
事故を起こしたら、警察署とレンタカー会社へ連絡をすること。
もしもの場合に備えて、保険に入っておくことを勧められた。
 
バスは、空港近くのレンタカー会社に到着した。
手続等で少々待たされたが、
他のお客さんより早く手続きが終了した。

 
レンタカーは、トヨタのヴィッツだった。
Iさんも私も、自分の自家用車がヴィッツだったので、
違和感なしに運転ができる。

 
最初、Iさんがハンドルを握った。
那覇市内は工事個所が多く、道路は渋滞・混雑していた。
那覇市内を抜けて、最初の観光地「首里城」を目指した。
ところが、那覇市内で道に迷ってしまった。
 
カーナビが古くて、新しい道を案内してくれないのだ。
また、首里城近くは細い道が縦横に走り、
カーナビが対応できないことが分かった。
 
このまま、迷っていたら、宿泊地の名護に着くのが遅れてしまう。
Iさんが首里城は諦め高速道路を利用して、
名護のホテルへ向かうことを提案した。
 
那覇市内と首里城探しで、運転で神経を使ったIさん。
そこで、
高速道路から運転を交代し、私がハンドルを握った。
 
沖縄では
高速道路を、
軽自動車が100キロ前後のスピードをあげて走っているので
驚いた。
また、軽自動車が高速道路をたくさん走っている。
最近、軽自動車の性能がよくなってきているからだと思った。
Iさんが
「そんなに急がなくてもいいよ」
と言ってくれた。

 
高速を降りて、名護市内の1本道を走った。
高速から降りると、
スピード感覚が高速化しているので、できるだけ抑えて走った。
明るいうちに、名護市内のホテルに無事到着した。