錦眼鏡余話8:No286
ヨーグルト:その1 
我が家の朝と晩の食卓には、家でつくったヨーグルトがのる。
 
ヨーグルトは、
タッパウエアーに入って
冷蔵庫に保管されている。
一番奥のタッパウエアーには、タネキンと書かれたシールが貼ってある。
日付も記されている。
 
朝晩のヨーグルトを食卓に配膳するのは、
私の仕事である。
朝のヨーグルトには、果物を入れるようにしている。
バナナやリンゴだったり、
自家製のゆずジャムやブルーべりジャムなどと様々だ。
 
夕食のヨーグルトには、
自家製の豆の甘煮やサツマイモの甘煮などを入れる。
ときに、色々な木の実を砕いたものを入れるときもある。
 
ヨーグルトの中に
必ず入るものが2つある。
 
摺り黒ゴマを入れた黄粉と、匙一杯分の黒酢だ。
 
今、食べている自家製のヨーグルトは、
市販されていたビヒダスヨーグルを買ってきて、
 
それをもとにつくったものである。
3日ぐらいで、2つのタッパウエアーのヨーグルトがなくなる。
タネキンのヨーグルトを使って、ヨーグルトづくりをする。
そのため、
頻繁にヨーグルトづくりをする。
 
ヨーグルトづくりは、妻がやっている。
 
妻がタッパウエアーの熱湯消毒をはじめると、
 
ヨーグルトづくりが始まったなと思う。
私は遠くから見ているだけである。
ヨーグルトを入れるタッパウエアーの熱湯消毒や、
ヨーグルトを取り分けるスプーンの消毒を見ていると、
私がやるには難しすぎるなと思っている。
妻も、
私がやったら、
消毒をする熱湯で火傷をすると思っているようだ。
 
いつものように、妻がヨーグルトづくりを始めた。
妻が「今日から、消毒など電子レンジを使ってやることにしたよ。」
と言って、
レンジで、スプーンやタッパウエアーの消毒を始めた。
私は急いでメモをとった。
わからないところは妻に聞きながら。。。
 
メモをもとに、<ヨーグルトのつくり方>を図入りで作成した。
 
次回から電子レンジを使ったヨーグルトづくりを私がすることになった。