錦眼鏡余話6:No239
2京都旅行:その1
4月26日(火)、
朝、妻に東秋留駅まで車で送ってもらいました。
自分で歩いていく予定でしたが、左足の中指を
旅行前日に痛めてしまったためです。
 
そのため、予定より2本前の電車に乗ることが
出来ました。
立川で、中央快速を乗り換えました。
しばらくすると、車内放送がありました。
「中央快速は、遅れて運転している」そうです。
電車は、途中ほとんど止まりかけたりしました。
電車が詰まっているようです。
乗っていて、少し焦りました。
 

2本、早い電車に乗ったことが幸いしたようです。
東京駅へ着いてから、新幹線乗場の改札を通り、
「のぞみ」のホームへ着くと、20分ほど余裕が
ありました。
最初に売店でお茶と昼食の駅弁を求めました。
 

Iさんと無事ホームの上で落ち会うことが出来ました。
 

リュックにお茶と駅弁を詰め込み、荷物を背負って、
 
自分の座席指定の車両の前に移動しました。
リュックは結構重くなりました。
下着類をできるだけ置いてきたのにと思いました。
 

新幹線は、予定時刻通りです。
 

Iさんと話し合って、
11時になったら
昼食を食べることにしました。
ツアー旅行のように、
移動時間を有効に使うことにしました。
 
京都駅が近づいてきました。
新幹線は、京都駅では3階に着くそうです。
Iさんが京都駅の地図をスマホで見せてくれました。
 

京都駅で乗り換える「はしだて5号」は、
2Fへ降りなければなりません。
当たり前ですが、無事乗り換えができました。
 

天橋立駅を出たら、すぐに観光案内所へ行って、
伊根方面行のバス停を聞きました。
駅舎の前が伊根方面行きバスの
バス停でした。
 

バスを待つ間、伊根の民宿「倉忠」へ電話をしました。
「14時58分のバスに乗りますので、迎えを頼みます。」
というと、
 
倉忠の女将さんが
「舟屋の里公園前」で降りるように
言われました。
 

30分ほど待つと、伊根町を通るバスが来ました。
乗り込むと、土地の方ばかりでした。
お爺さんやお婆さんが多かったです。
運転手さんはお客さんの安全を第一に
運転をしていました。
 

乗るときに乗った場所を示す「券」を取り忘れたお客さんが
いても、
運転手さんはどこで乗ったか分かるようです。
「券を取り忘れちゃったよ。」
「はい、いいですよ。」
 

途中で、台湾から来た若い4人連れが乗ってきました。
私の隣にIさんが座っていました。
通路を隔てて、台湾の若い女性が座わりました。
 

いきなり、
台湾の女性が
停留所の名前の書いてある紙を
Iさんに見せながら、
英語で「この駅はまだですか。」と尋ねたようです。
Iさんは、大きな声で運転手さんに
「伊根湾めぐり・日出の停留所は、まだですか?」
と尋ねました。
「あと3つですね。」
運転手さんの返事がすぐに返ってきました。
周りのお客さんも、
台湾のお客さんに親切でした。
「あと2つだよ。」とか「次が降りるバス停だよ。」とか
声をかけていました。
 

Iさんは、英語で「次が降りるバス停だ」と話しかけました。
台湾から来た観光客は、
荷物を持ったりして
降りる準備をしました。
 

Iさんは英会話が上手になったという印象を受けました。
今でも、
ネイティブの先生から英会話を習っているのだから尊敬します。
 

大きな観光船が港に係留されているのが見えました。
京都府の外れ伊根町の観光を、
外国人の方々も参加するような時代になったのに驚きました。
ネット社会がこんなところにも出てきているのだと感心しました。
 

台湾から来た観光客をおろして、
バスは何事もなかったように走り出しました。
もうすぐ「舟屋の里公園前」のようです。