錦眼鏡余話6:No216
香嵐渓:その1 

朝、4時に目覚時計で起床。
すぐに着替えて、階下へ降りて行って湯を沸かしました。
それから、前日に
妻がつくってくれた朝食を
冷蔵庫の中から出して食卓の上に並べました。
おにぎり2つをレンジで温めました。
おにぎりを食べ終わったら、
ヨーグルトを出し食べました。
お茶を入れた後、豆乳コーヒーも入れて飲みました。
 
すぐに、2階へ行って、布団をたたみました。
今度は洗面所で、洗顔と歯磨きです。
歯磨きは丁寧にやるために時間がかかります。
時計を見ると、5時10分です。
駅まで歩くために、6時8分に家を出る予定です。
 

洗顔・歯磨きが終わると、5時半でした。
妻が降りてきて、
「私が駅まで送るわよ」
言ったので、任せることにしました。
 

電車は、東秋留駅を6時28分発です。
6時10分に出ても間に合います。
 

私が6時10分には家を出たいと言ったので、
妻はその通りに動いてくれました。
私は昔から時間に余裕をもって動くようにしています。
 
電車は6時45分に立川駅に到着しました。
まずは、まっすぐ集合場所へ向かいました。
集合場所はすぐに分かりました。
ツアーの三角旗をもった添乗員が
2人の女性と話をしていました。
 

集合時間は7時20分です。
時計を見ると、6時55分でした。
添乗員へ自分の名前を言って到着した旨を伝え、
飲み物を確保するために自動販売機を探しました。
駅の方へ販売機を探して歩いていると、
「長島さん」と呼ぶ声がしました。
友人のIさんがニコニコ笑って私に向かって歩いてきました。
 

自動販売機のある場所を、友人のIさんが教えてくれました。
添乗員のところに戻ると、参加する方々が集まっていました。
 

バスに乗り込みました。
八王子でツアー参加者を乗せるそうです。
八王子インターの近くで、たくさんの参加者が乗ってきました。
 

このツアーの参加者は全員で30名だそうです。
皆さん、私達(友人のIさんも私と同年です)と同じような年頃です。
男同士の参加者は私達だけです。
 

中央高速を走って、
岐阜県の金華山(旧名:稲葉山)を目指しています。
友人のIさんが用意良く高速道路の地図を持ってきていました。
地図を見ながら、バスの窓から見える道路標識を読んで、
今どのあたりを走っているかが分かりました。
 

愛知県に入ったあたりから、雨が降り始めました。
目指す金華山(旧名:稲葉山)は、
司馬遼太郎の「国盗り物語」で有名になった斎藤道三(蝮の道三)の
お城(稲葉城)でした。
若き日の織田信長が斎藤道三の娘「濃姫」を正室に迎えました。
斎藤道三は、息子に殺されます。
その息子を織田信長が攻め滅ぼし金華山の主になりました。
 

ロープウエーは3分ほどで山頂近くまで登りました。
金華山は、約329mほどです。
雨がかなり降ってきました。
お城へ登る道がかなりきつい登り道です。
滑らないように幅の広い階段がごつごつした天然石で出来ていました。
 

下を見下ろすことのできる場所にきました。
大きな川がうねって流れています。
川は鵜飼いで有名な長良川です。
写真に撮っても、
薄暗いものになるので撮る気がしませんでした。
それでも、登ってきた証拠に2枚ほどシャッターを切りました。
 

(金華山の下を流れる長良川:川の対岸奥の山々は雨で見ることができませんでした)