月から市の特定健康診査を受けることができるというので、
さっそく近くの病院で受診することにしました。
例年、前立腺癌の検査と大腸癌の検査を受けているので、
今年も受診することにしました。
前立腺癌の検査は、血液採取でした。
臆病な私は小さいときから注射が大嫌いでした。
注射されているとき、あらぬ方角を見ているようにしていました。
注射が終わると、とたんに元気な子どもにもどったようです。
還暦が過ぎるころから、ようやく血液採取も平気になりました。
大腸癌検査は検便です。
検便を2回して、それを病院へ持っていくのです。
汚い話ですが、70歳を超えるころから便秘気味になっています。
便意はあるのですが、固い便が出口を塞いでいるようです。
当然、力むことになります。
無理やり出そうとすると、肛門を痛めるので苦労しています。
1回目の検便で、便を採取するのに苦労しました。
いつも以上に最初の便が硬いようです。
ようやく出てきた便を採取することができました。
次の日はそれほど苦労せずに採取することができました。
約1週間後、
すべての結果が出たので医師と面談をしました。
腹囲は68.5センチです。
男性は85センチ以上の場合、メタボ対策をしなければならないようです。
検査結果をもらってきたが、通知書や報告書を見ても、
解らないことが多すぎました。
面談した医師は、
当たり前のことですが、医師の判断というところに書かれたことを中心に
話をしてくれました。
そこには、便潜血(+・−)と書かれてありました。
1回目の検便に潜血がみられ、2回目のにはなかってということです。
汚い話ですが、苦労して検便をしたことを話しました。
医師は、「すぐに再検」と書いて。。。括弧書きの中に
(本来は大腸ファイバーです)と所見を書きました。
Tumor
Marker検査チャートが1番上にありました。
PSAタンデムとあり、測定検査が1.60とありました。
基準値の下に○が2つありました。
PSAタンデムとは何だろうかと、インターネットで調べてみました。
すると、この数値が基準値の2倍を超えると、
前立腺癌を疑ったほうがいいということだそうです。
基準値は、4.00以下となっていました。
私の測定値は、1.60なので、
前立腺癌の恐れはないということだと理解しました。
下のほうに良性疾患の項目に「前立腺肥大」と印字されていました。
他には、どこも悪いところは見つかりませんでした。
特定健康診査を受けて、検便をもう1回するのか、
大腸ファイバー(大腸内視鏡)で大腸内を見てもらうのか、
どちらかを選択することになりました。
大腸ファイバーで癌が見つかったらどうしようと思いました。
まあ、その時はその時だと開き直りました。
妻から、
大腸癌は早期発見だと開腹手術もなく、すぐに回復する可能性が高いから
と大腸ファイバー(大腸内視鏡)を勧められました。
出来るだけ早いほうがいいと思って、
消化器科専門のI先生が外来診療担当医のときに診察をしてもらいに行きました。
午前9時から受付が始まるというので、8時半に家を出ました。
10分ほどで病院に着きましたが、駐車場が満杯で停めるところがありません。
ようやく、駐車場の駐車スペースでないところに無理やり駐車しました。
受付を済まして、
名前を呼ばれるまで、持っていった小説を読んでいました。
40分ほど待つと、
「長島さん、1番の診察室にお入りください」とアナウンスがありました。
<大腸検査:その2>へ続く
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