台風がフイリッピン横の海上を北上しています。
速度がゆっくりなため、
トルコ旅行出発時への影響はなくなったので安心しました。
23日(火)朝5時起床。
まず、音をたてずに静かに雨戸をくくりました。
天気が良かったので安心しました。
6時45分、
近くの東秋留駅まで、妻に送ってもらいました。
近くの踏切が閉じてカンカンカンと鳴りだしたのを確認してから、
妻は車を発進させ自宅へもどりました。
(以前、娘を送ったときに、電車が不通で拝島駅まで送った経験が
あるので、妻は心配したようです。)
拝島で乗り換え西武線改札口へ向かいました。
ここで、トルコへ一緒に旅行するIさんと待ち合わせです。
待ち合せ時間少し前、
Iさんが着いたばかりの西武電車の乗客の中から現れました。
拝島始発なのと祭日だったため、ゆったりと座っていくことができました。
高田馬場でJRに乗換えました。
日暮里で成田行きスカイライナーに乗りました。
Iさんに教えてもらった「キャリーバッグを事前に成田へ送っておくこと」
を利用したために、
カメラの入ったリュックを背負っての移動だったので大変楽でした。
成田へついてからは、Iさんの後をはぐれないようについていきました。
始めに、事前に送っておいた荷物を受け取りました。
このとき、Iさんは「リュックを往復、宅配便にしていた」には驚きました。
次回からは、私も往復便を使うことします。
空港でのチェックインやセキュリティーチェックなどは、
何回経験しても嫌なものです。
別に悪いことをしているわけでもないのにドキドキします。
みなさんはどうですか?
無事にチェックインや搭乗手続き、荷物預け、
セキュリティーチェックなどを済ませ、搭乗ゲイトまで進みました。
搭乗ゲイトまで進むと、ほっと肩の荷は下りた感じになります。
私は飛行機の旅がそんなに好きではありません。
その最大の要因は、膝から足までが寒いのです。
冷えるのです。
痛くなるほど、冷えてきます。
今回も、やはりそうでした。
寒くて寒くてかないませんでした。
チョッキを脱いで、膝下を包むようにしました。
でも、高度があがるほど冷えてくるようです。
私のような年寄りなんかは、冷えて困っているのではないでしょうか。
機内を見渡すと、私年配の年寄りが結構乗っていました。
みなさん、どうしているのかなと思いました。
私は、今度の旅では小さいホッカイロを10枚ほど用意しましたが、
みんな預けたキャリーバッグに入れてしまったために役にたちません。
また、ウインドブレーカーは、機内持ち込みのリュックの中です。
Iさんに頼み、リュックをおろしてもらい、
リュックのそこにしまってあるウインドブレーカーを出そうと思いましたが、
思いとどまりました。
我慢することにしたのです。
寄る年波でこんなに寒さ(冷え)を感じるとは思いませんでした。
上空を飛ぶ旅客機内は、暖房をしているのだそうです。
結局、膝下からの冷えが気になって、機内では眠ることができませんでした。
気を紛らわせるために、
Iさんが面白いよと教えてくれた日本映画「小さなおうち」(山田洋次監督)を
見ることにしました。
トルコのイスタンブールまで、搭乗時間は12時間です。
長い機内での生活を快適に過ごすように努めました。
まず、朝からの「旅の記録」をつけました。
私は、小さなノートに「旅の記録」なるものをつけるようにしています。
旅行したことがらを順序よく思い出せるようにするためです。
また、あとでたくさんの写真を整理するときに、この記録が大変役にたつのです。
もうひとつ、メール通信で友人などに配信する「イスタンブール紀行」を
まとめるときに「旅の記録」が役に立つのです。
イスタンブールの郊外にある空港は、名前を「アタチュルク」空港です。
「アタチュルク」とは、「トルコの父」という意味だそうです。
「アタチュルク」とは、
第1次世界大戦で敗戦国側で戦った「オスマン帝国」が滅び、
混乱したトルコを分割や植民地化の危機から救った「ムスタファ・ケマル」の
ことだそうです。
彼は、トルコに政教分離をもたらし、ラテン文字を採用し、女性の開放を促し、
首都をアンカラへ移したりとトルコの近代化を進めました。
飛行機は「アタチュルク」空港の上空を旋回し始めました。
Iさんが機内放送から、混んでいるので20分ほど待てということらしい
と教えてくれました。
飛行機の飛んだ軌跡を見ると、ぐるぐる旋回していました。
40分遅れで、無事「アタチュルク」空港へ到着することができました。
まず、日本紙幣をトルコの紙幣へ両替をしなければなりません。
空港内で、両替所を見つけました。
間一髪で、団体さんの前に両替をしました。
団体さんの後ろだったら、30分以上は時間が余計にかかったことでしょう。
私は、前回の海外旅行で余ったドル紙幣150ドルをトルコ紙幣に両替しました。
トルコの通貨単位は、「トルコリラ」と言います。
レイトは、およそ「1トルコリラ=50円」と覚えました。
|