錦眼鏡余話3:No91
ミー特集:その2 
世に犬好きがいるように、猫好きも負けず劣らずいます。
 
猫の愛らしい写真を集めて、猫カレンダーなるものがありました。
採用されると、
猫の写真を集めた「日めくりカレンダー」を送ってくれます。
多分今でも、やっているのでしょうか。
 
我が家は、ジローとミーがまだ溌剌とした若い頃に、
上の娘が2回ほど送って両方とも採用されました。
 
1枚はジローだけの写真でした。
もう1枚は、ジローとミーが写っている写真です。
カレンダーは白黒写真でした。
 
下がその1枚の写真です。
2000年(平成12)4月28日のCats Calendarに
2匹が愛らしく撮れています。
 
 
飼い主には、
どっちがジローでどっちがミーかは直ぐ分ります。
ジローは、鼻の頭が黒い猫で、目つきが鋭い猫でした。
ミーの鼻の頭はピンクで、優しい顔立ちの雌猫でした。
 
そんなわけで、左がお兄ちゃんのジローです。
右が妹のミーです。
成長するにつれて、ジローの身体は大きくなりました。
ミーは、女の子らしく丸みを帯びてきました。
 
2匹は小さい頃は、いつも一緒でした。
 
上の写真は2階のベランダの格子から2匹揃って首を出し、
下界?の動くものを興味津々と見ているところです。
2匹の猫の視線の先には、多分よその猫がいるはずです。
 
特に雄猫のジローは、縄張り意識が強く、外へ出すときには
犬のように首輪をつけて、長い紐で敷地の外へ出ないように
したものです。
首輪も前足にたすき掛けをするようにして留めるものを使用していました。
首輪だけだと、頭を抜いてしまうからです。
ジローは頭のいい猫でした。(飼い主の依怙贔屓ですが。。。)
 
ジローは何回かフェンスを乗り越えて敷地から脱走をしました。
そのたびに門扉を開けて、家族が美味しいご馳走を持って、
ジローが無事に帰ってくるのを待ちました。
 
ミーは、体が小さかったので、隣の家とのフェンスの間を通り抜けてしまいます。
そこで、
ネット(犬・猫侵入防止)やラティス(木製格子)で、敷地のフェンスをぐるり囲みました。
 
ジローが亡くなり、高いところは取り外しましたが、
今でも、ミーが敷地外へ行かないように、低いところはそのままにしてあります。