錦眼鏡余話3:No113
秋の庭:その2 
 
セージは、地中海沿岸に分布する多年草で、
毎年花を咲かせる「シソ科サルビア属」の草花です。
古代ギリシャ・ローマ時代から薬用・香辛料として
利用されてきました。
英名では、
シソ科サルビア属を「セージ」と呼んでいるそうです。
 
日本には江戸時代に薬用植物として入ってきました。
現在はハーブの一種として扱われることが多いそうです。
 
和名は、他のセージ類と区別するため、
コモンセージとかガーデンセージなどと呼ばれています。
 
11月下旬になり、
めっきり朝晩の冷え込みが老骨に応える季節になりましたが、
我が家の庭ではまだ元気に花を咲かせているガーデンセージを
紹介します。
 
 
上は、アメジストセージ(メキシカンセージ)です。
アメジストは、紫水晶を指します。
秋も深まり、淡い紫色だったアメジストセージも
濃い紫色になってきました。
 
アメジスト(アメシスト)は、ギリシャ神話に登場してくる
少女の名前だそうです。
 
 
上は、チェリーセージのレッドです。
これも色が鮮やかになってきました。
下は、チェリーセージのピンクです。
こちらは、もう花が終わりになっているようです。
 
 
最後(下の写真)は、ガラニティカ・セージです。
私はメドーセージと教えてもらいました。
 
 
丈が大きくなるメドーセージですが、
我が家のメドーセージは、少々貧弱です。
日向に咲いているメドーセージは寒さに強い植物なのか、
まだまだ花をたくさん付けて元気一杯です。