錦眼鏡余話3:No114
秋の庭:その3 

寒さの中、頑張って咲いている花々を紹介します。
 
まず、キバナコスモスです。
 
勤めに行くとき、キバナコスモスの脇を通りながら
元気よく花を咲かせているキバナコスモスが目に入ります。
何となく私も元気がわいてきます。
 
 
次は、ランタナです。
和名は「シチヘンゲ(七変化)」です。
花が咲きはじめてから散っていくまでに、
花の色が七色に変化するという意味でしょうか。
 
原産地はハワイだと教えてもらいましたが、
インターネットで調べると、南アメリカ原産となっていました。
 
小笠原には、野生化したランタナが大きな茂みをつくっています。
多分、戦前に園芸種として持ち込まれたものが
放置され野生化したものでしょう。
葉にはごわごわとした毛が生えています。
葉を揉むと、臭いにおいがします。
そのためか、野生のヤギも食べなかったようです。
島の山奥にも生えているのは、その匂いのためでしょうか。
 
 
下の写真は、しぶとく花を咲かせているマリーゴールドです。
随分と花の期間が長い植物です。
 
 
これは、カラミンサです。
夏の間、白い細かな花をつけていましたが、
今は薄紫の色をつけて健気に咲いています。
 
 
玄関わきに鉢に植えられたミニバラが可憐な花を咲かせていました。
晩秋の日差しの一杯に受けて淡いピンクの花びらがきれいです。
 
 
下はハゼランです。
昼過ぎ頃から咲き始めて、夕方には閉じてしまうと書かれてありました。
そのためか、三時草と呼ばれているそうです。
他に花の付きぐあいから花火草とも呼ばれています。
スベリヒユ科の植物だそうです。
花が咲いているのにも気がつかないような地味な植物です。
 
 
最後に、サザンカを紹介します。
サザンカは玄関の前に1本あります。
樹丈が2メートルをこしているサザンカです。
たまに、チャドクガがつきます。
 
亡くなった母が、長く住んでいた江戸川の家からもってきたものです。
 
 
だんだん花の数が少なくなり、寒い冬がやってきます。
庭の植物たちも、すっかり冬支度にはったようです。

 <秋の庭>終わり