錦眼鏡余話1:No20
フエ・ホイアンの旅:その7
車内でNo20の座席を見つけて、まずは一安心。。。
Iさんと二人並んで座りました。
座席は、ひとり掛けの椅子が二つ並んでいます。
一列に4つの椅子があって、中央に通路があります。
列車の
ほぼ中央にテレビがあって、かなり大きな音量で
正月番組が放送されていました。
まわってきた車掌さんに
「次の停車駅はダナンですか」
と聞くと「そうだ」と、
笑顔が帰ってきました。
もう乗ってくる乗客がいないことが分かったので、
私は外の景色がよく見える座席に移動しました。
しばらくすると、海が見えてきました。
列車は、大きな湾の海岸線を弧を描くように走っています。
(ダナンの街並が見える海岸線の景色。)
その先にダナンと思われる街並みが見えてきました。
まわってきた車掌が
「もうすぐダナンに着きます」
と教えてくれました。
お昼を過ぎてダナン駅に降り立ちました。
駅前に小さなロータリーがありました。
タクシーに乗る前に、
お昼を食べることにしました。
レストランを探そうとしたけれど、なさそうなので駅前の
小さな、少々汚い食堂へ入りました。
店の前のプラスチックの古い椅子に腰かけました。
ビーフ入りの麺を食べることにしました。
1人分6万ドンでした。
240円。。。少々高い感じがしました。
駅に戻り、タクシー乗り場へ行きました。
運転手さんへ「ホイアン行き」を告げました。
タクシー代は、メーター通りだと言うので安心しました。
ダナン市街を抜けると道幅が広がり、
タクシーは60キロから80キロで走っていきます。
モーターバイクを追い抜くとき、クラクションを鳴らします。
横道から出てくる
モーターバイクがあると、
クラクションを鳴らします。
タクシーに接近するモーターバイクがあると、クラクションを鳴らします。
やたらとクラクションを鳴らすのは、ベトナム流運転術のようです。
東京では、滅多にクラクションを聞かないので違和感を
感じました。
ホイアン市街を抜けて、狭い道に入りました。
運転手は、ホイアンの「リバーサイドリゾートホテル」を知らないらしく、
途中2回ほど通行人に聞いていました。
道路沿いに
ホテルやレストラン
が点在し、水田や畑の広がる風景になりました。
Iさんが横で、
「さっき行き過ぎたホテルがリバーサイドリゾートじゃないかな」
と、私に話しかけてきました。
タクシーは行き過ぎて戻りました。
Iさん1の予想したホテルがリバーサイトリゾートホテルでした。
ホテルはコテージタイプになっていました。
レストランは川のほとりにありました。
レストランから川のの眺めが美しいものでした。
(満々と水をたたえているホテル後ろの川。流れているのか分らないほど静かだ。)
レストランの横にプールがありました。
なんと、家族連れが陽ざしのない寒い日に、水の中で遊んでいました。
夕食はホテル近くのレストランで食べました。
味付けもよく、
なかなか美味しい料理で、お腹いっぱいになりました。
ふたり分で、〆て32万ドン(1280円・米ドル16ドル)でした。
昨夜はフエで、
夜中に旧正月の花火の音で起こされたため、
寝不足気味です。
シャワーを浴びて、歯磨きをして、
9時前にふたりとも就寝してしまいました。
早朝、私が寝ぼけて大声を出したので、Iさんは起きたらしいです。
時計を見ると4時です。
少々早いけれど、ふたりとも起きることにしました。
朝6時、お腹が空いてきたので外へ出て、朝食を食べさせてくれる
ところを探しました。
こんな朝早く店を開いているところなんかありません。
仕方なく、ホテルに戻ってレストランへ行って、
「朝食は何時からですか」と聞くと、7時からだと分かりました。
朝食は、ホテル代に含まれていることが分かりました。
外で食べなくてよかったです。
朝食が終わってから、ホテルのフロントで、
ホイアンの観光地図をもらいました。
今日は、午前中、ホイアン市街地を観光する予定です。
10時に、ホテルのシャトルバスがホイアンへ向けて出で、
4時20分にホイアンを出発してホテルに戻ってくると言うので、
私達も申し込みをしました。
そうしたら、シャトルバスはすでに満員になっていました。
フロントは、私達ふたりのためにタクシーをチャーターしてくれました。
フエ・ホイアンの旅:その8へ続く